回転寿司
とまりぎ
新宿東口を出たところの道を越えて、新宿区役所方面へ行く途中に回転寿司の店がある。
回転寿司の店としては新宿では開店が早かったから、随分むかしに入ったことが何回かあった。
今回は入らなかったが、外からのぞくと客が入っていて、雰囲気は変わっていない。
新宿の激戦地で生き残っているのを見て、なつかしさもあって思わず足を止めた。
今では回転寿司の店はどこにでもある。
そのために昔からの寿司屋が次々に閉店していった。
残っているのは老舗と思われるところだろう。
とまりぎ
朝から喉がおかしいと感じていた。
どうも流行のインフルエンザか風邪にやられたかなと思ったが、熱はないようなのでしばらく様子を見ることにした。
風呂へも入って、家の中でも寒いところへは行かないようにしていた。
その日はその程度だった。
翌朝から微熱が出始めた。
しょうがない。眠気もあるので一日寝ていることにした。
夕方には熱は38度台になった。
よく言われるインフルエンザの熱のようだ。
そのまま夜になっても熱は38度台から下がらず、頭だけ冷やしてもらいそのまま寝続ける。
さらに翌朝だいぶ汗をかいたようで、熱が下がった感じがあり、測ってみると36度台。
医者へ行かなかったのでわからないが、インフルエンザの可能性はある。
予防注射については去年はやったが、今年のシーズンはやらなかった。
ほとんど一日寝ていただけのことで、治まってしまった。
とまりぎ
新宿西口のNSビルは真ん中が空洞のように空いていて、その南側には大きな振り子方式の時計がある。
振り子の重りは、大きな金属の丸いものが上下にあって、支えている腕の重量も含めるとかなり重いのだろう。
修理か検査かの最中で、振り子が止まっていて数人の人が時計のところにいる。
いつもはゆっくり動いているから珍しい光景だ。

文字盤を見ると、一番下に鼠の絵がある。
一日24時間を二時間ごとに十二支で表した、24時間計になっている。
鼠:0(24)時、牛:2時、虎:4時、兎:6時、龍:8時、蛇:10時、馬:12時、羊:14時、猿:16時、鶏:18時、犬:20時、猪:22時
これは十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌猪」に対応していて、江戸時代の時計の文字盤を模しているのだろう。
兎の絵の朝六時のところで止まっているから、長時間の修理か検査の時間がかかっているようだ。
とまりぎ
2月8日付読売新聞によると、アクアラインの通行料金について国土交通省と千葉県の話し合いを行ったようだ。
現行普通車800円(ETC機能付車)では、国と千葉県はそれぞれ25億円の不足分負担をしている。
千葉県はこの負担を全額国でとの要求をしていたが、国も全額負担できないということらしい。
800円の社会実験が始まったのは2009年8月からのようだが、この4月からどうするかの話し合いだ。
現在の不況下での値上げは受け入れられないだろうからどうなるかなと思っていたが、千葉県がどれだけ負担するかで決りそうだ。
高速道路料金の無料化が旗印だったはずだが、財源なき旗印は負担を国と県で折半するにしても元は税金だ。
とまりぎ
いつものことだが、タクシーの列が最終電車の到着を待っている。
終電は、だいたい始発駅からあまり遠いところまで行かない。
そのため、この電車で来たが、さらに遠くへ行く人たちはここからタクシーに乗る。
だから遠距離客が多い。
近くの人たちはこのタクシーへのってはならない。
遠距離客を期待して待っているのだから。
そんなことは分かっているのだから早く帰ればいいというのは、
言うのは簡単だが実行が難しい。
呑んでいると相手がいて、勝手に帰るのは仁義に悖るからだ。
とまりぎ
日経新聞によると、東京メトロは銀座線で蛍光管型の発光ダイオード(LED)照明を搭載した車両の試験運行を始めた。
従来の蛍光灯に比べ、消費電力を35%以上削減できる見込み。
一年程度の試験運行の後、本格導入できるか検討する。
銀座線は東京の地下鉄のうち、最も古くから走っている。
その銀座線に最初のLEDが試験運行されるのは、なかなかいいことだ。
銀座線には空調設備がなく、夏の暑さが堪えられなかったこともあった。
とまりぎ
都営地下鉄大江戸線と新宿線が交差する森下駅に集まったのは、5人。
「とまりぎ」会のちょっと遅い新年会だ。
ここから近い「魚三」でやろうということなのだが、開店は4時からだからそれまでの時間を芭蕉記念館へ行くことにした。
幹事の携帯にもうひとりから30分遅れで着くという。それでは芭蕉記念館で会おうということにして、そこから10分ほどの記念館へ入った。
CDのシステムがあって観ることができるようなので、係の人に頼んでいくつかのうちから代表的な一本をセットしてもらった。
芭蕉の一生が30分ほどにまとめられていて、芭蕉がこれだけ有名になったことがよくわかる内容だった。
画面に引き込まれていると観終わらないうちにもうひとりが来ていて、これで6人になった。
展示は二階と三階にあって、なかなか読めない字で書かれた俳句と芭蕉の足跡を観ながら庭へ出た。
ふる池や 蛙(かわず)飛こむ 水の音
記念館の庭にこれらの句がある。
外へ出て、近くの芭蕉稲荷の境内の銀杏の木に一句。
最近になって、誰かがそばに桜の木を植えたのが花をつけている。
展示解説シート「芭蕉年譜」より
芭蕉は寛永21(1644)年伊賀上野に生れる。
寛文2(1662)年には藤堂藩に仕え、俳諧に親しむ。
延宝3(1675)年ころ江戸へ出て、桃青の俳号で百韻興行に加わる。
延宝8(1680)年4月、「桃青門弟独吟二十歌仙」刊行。門弟には杉風、ト尺、其角、嵐雪など。
貞享元(1684)年8月、門人千里を伴い「野ざらし紀行」の旅に出る。
貞享4(1687)年8月、曾良、宋波を伴い「鹿島紀行」の旅に出る。
貞享5(1688)年8月11日、越人を伴い「更科紀行」の旅、下旬に江戸へ戻る。
元禄2(1689)年3月、曾良を伴い「おくのほそ道」の旅に出る。
元禄7(1694)年10月12日、大阪の地で没。51歳。
アクアライン
とまりぎ
1月31日の日経新聞によると、川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアラインの通行料金800円の社会実験が3月に終了する。
このため、4月以降の料金をどうするかについて、千葉県と国土交通省の意見の溝が埋まらないとのことだ。
スタート時4000円からしばらくして3000円に値下げされていたが、千葉県の森田知事は選挙公約で800円とし、国土交通省と交渉し実現させた。
値下げに必要な原資は、現在国と千葉県で折半しているようだ。
これにより、交通量は1.5倍に増加した。だが、1.5倍程度ということはこれ以上の値下げをしたとしても、交通量にそう変化はなさそうだ。
今年3月で社会実験の期限になり、4月からどうなるかまだ決っていない。
高速道路無料化という声はどこへやら、程遠いところで行き詰っている。
800円を体験してしまうとこの不況の最中、もし値上げ幅が大きいことになると利用者の不満を煽ることになる。
ラーラぱど2011.1
とまりぎ
「ミニ荷風」や「Adagio」が置かれているところのとなりに「ラーラぱど」が置かれていた。何気なくとってみると、女性向けの無料雑誌のようだ。
その中に日本酒が楽しくなる最新レッスンとして、日本酒の分類が出ている。
純米グループとその他グループに分け、さらに細かく分類している。(日本酒規格表)
純米というのは、米と米麹だけをつかったもの。その他は醸造用アルコールを添加したもの。
さらにそれぞれを四つに分けている。
純米グループには純米大吟醸、純米吟醸、特別純米、純米がある。
純米大吟醸は精米歩合50%以下。純米吟醸と特別純米は精米歩合60%以下。特別純米は特別な製造方法のもの。純米は精米歩合定義なし。
その他グループは醸造用アルコールが添加されただけで、大吟醸、吟醸、特別本醸造、本醸造の四つに分けられ、精米歩合は純米グループの分類と同じ。
個人的な体験ではつぎのようなこともある。
純米大吟醸が最も高価なのはいうまでもないが、香りが強く飲んだあとに残るものもあるから、何がいいかは好みの問題だ。
ただし、醸造用アルコールは味を調えるために入っているのでいいのだが、醸造用糖類が入っているものは多くは飲めない。
女性が日本酒に詳しくなることは、たいへんありがたいことだ。
いい酒は冷やして保存し、冷やして出して欲しい。
火入れしてない生酒ならばなおさらのことだ。