院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「持たない派。」

2007年11月09日 07時02分11秒 | ノンジャンル
千葉県市川駅至近に建設中の高層マンションで重大な施工ミスがあり、工事が中断。

というニュースに院長は衝撃を受けました。


姉歯騒動がまだ記憶に新しいこの時期に、また起こるか!?

この欠陥マンションは超人気物件で予約受け付けてすぐに完売したそうです。

購入をした人も、耐震偽装は恐いけど、あんな大騒ぎになったすぐ後の今は

かえって一番安全と思っていたでしょう。


こういう場合も購入者に金がきちんと返ってくるかは難しいところではないかな。

1棟のマンションを作るのにはきっと何十とか、もしかしたらそれ以上の

いろんなところが関わっているはずで、それらの1つの業者がミス、ズルをして、

物件の価値が無くなったとして、それをどこが責任取るかというのは

非常に難しいことだと思いますし、そんな責任を負うことの出来るメーカーなんて

無いでしょう。


購入者にとっては物件無しで債権だけ残るという悲劇です。

我が身と思うとゾッとします。


ゾッとしますが、何一つ信用できない現代で持ち家を手に入れるというのは

それくらいリスキーなことなのですね。

全体で見れば、きわめて少ない割合でも、確かにそういう外れくじを

引いてしまうことはゼロではないと。


賃貸物件派が持ち家に手を出さないのにはきちんと理由があるのです。

持ち家派は「え~、賃貸じゃ家賃勿体無いじゃん」なんて単純すぎる切り口で

攻めてこないように。