最近朝日通りのパン屋ココットでハナミズキの酵母を使ったパンを売っています。
このパンは商店街が開発した商品で、ハナミズキからとった酵母で作られているそうです。
朝日通りには街路樹としてハナミズキが植えられていて、花の時期にはハナミズキ祭りも行われます。
発売日は月曜と木曜日のみ、小麦粉、ライ麦に加えて米粉も入っているので、もちもちした食感で結構おいしいです。
販売し始める11時半ごろになると人だかりができるほど、好評のようです。
盛んにハナミズキの酵母を使ったということを強調して売っていますが、個人的にはハナミズキというと排気ガスをいっぱい吸った街路樹というイメージなのでその酵母と言われると、逆に悪いイメージしか湧いてこないのですが。
でも、おいしいから買っているんですけどね。
(260円)
(200円)これ以外にバケットやドライフルーツ入りもあります。
先日東京へ行った帰りに新宿駅構内の成城石井で八海山の酒粕を見つけた。
ちょっとおいしそうだったので買ってみた。(ビニール袋に無造作に入れられてネームシールが貼られているだけの簡易包装)
その酒粕を使って甘酒を作ったところ、そのおいしさにびっくり。
今まで飲んでいた甘酒とは似て非なるものだった。
どう違うかというと、まず見た目、普通の酒粕より色白でほろほろと砕けるほどの柔らかさがあり、口に含むと油気のないパルミジャーノチーズのような味、香りもつんとくるアルコール臭がなくほのかに甘い香り。
それをお湯で溶かして砂糖と塩、しょうがを加えて甘酒を作ったのだが、米粒(米麹?)がまだ結構残っていている。(見た目は重湯のような感じか)
よい酒はめいっぱい絞りきらないので酒粕に酒のうま味が残っていると聞いたことがあるが、まさにその通り。
甘酒にするとクリーミーで口どけがよく、いくらでも飲める。
あまりにもおいしいのでインターネットで即注文。
届いたのはきれいなパッケージに入った300g入りのもの(種類も吟醸、純米吟醸等数種類ある)
酒粕と言わずに酒の實というんだそうです。
甘酒だけでなくいろいろな料理に使えそうです。
今日でようやくお彼岸も終わり、今年は18日からの3連休もあったしお中日の23日に天気が悪いという予報もあったので、比較的早めに来られた方が多かったようです。
でも、たまたま土砂降りにあってしばらくお寺の玄関で雨宿りをしてからお参りをされる方もいらっしゃいましたね。
さて、先日のことですがNHKホールに椿姫を観に行った際に、最近流行りだというパン屋さんのパンを買って見ました。(もうとっくに食べましたが)
ヴィロンと言う名のパン屋で東急百貨店本店のすぐ目の前にありました。
すでに夕方だったので、ショーケースのなかにはほとんど商品はありませんが、次々にお客さんが入っていきます。
試しに「バケットは?」と聞いてみると予約すれば30分待ちなら焼きあがるとのこと。
さっそく予約し、かろうじてショーケースにあったクロワッサンとリンゴのタルトを購入し、バケットが焼きあがるまで東急本店に新しくオープンしたジュンク堂(本屋)で時間つぶし。
30分後にバケットを引きとりNHKホールに直行。
せっかくの焼き立てでしたが、食べたのは夜中、家に戻ってからです。
確かに昔、パリで食べたことのある本場のフランスパンの味がします。
クロワッサンも使っているバターも違うらしく、風味豊かに仕上がっています。
リンゴのタルトもシナモンが利いていておいしゅうございました。
値段も高いだけあって、どれもおいしかったです。
客層も若い人だけでなく、味にうるさい年配の方も多いようです。
2階にはカフェもあるようで、今度時間があったらそちらにも寄ってみたいですね。
<バケット357円>
<クロワッサン273円、リンゴのタルト420円は写真を撮る前に食べられてしまいました。>
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昨晩、近所のそば屋「きり」(甲府駅北口にある)で食事をしてきました。
お彼岸で疲れて食事の支度をするのも大変だし、たまにはそばも食べたいし、B-1グランプリの影響がどのくらいあるのかにも興味があったので行ってみました。
このそば屋は昔からある店で、昼間は営業しておらず夕方から深夜までの営業です。
そのため、居酒屋的なメニューも多く飲んだ後締めにそばを食べるという人も多いようです。
また、この店からはBー1グランプリに鳥もつ煮の調理人として職人さんが1人参加しています。
店に行ってみると、予想どおり混んでいました。
もちろん、常連とおぼしきサラリーマンの方々もいましたが、予約席となっているテーブルもあり、私たちが入って間もなく満席状態に。
リュックを背負った観光客と思しき方も見受けられます。
やはり影響は出ているようです。
どのテーブルでも皆鳥もつ煮を注文しています。
私もそうですが、このあたりに住む人はたいていそば屋に行くと先ず鳥もつ煮を注文し、そばが出てくるまでのつなぎとしています。
居酒屋でいうところのとりあえずビールという感覚に近いものでしょうか。
最近鳥もつ煮はそば屋以外でもメニューとして扱っているところが増えていますが、地元の人間としてはやはりそば屋で食べるものという認識です。
これからもっとたくさんの観光客が鳥もつ煮を目当てにやってくることでしょう。
しばらくは地元の人間もなかなかそば屋さんに行かれないという状況になるかもしれません。
肝心のそばはというと、手打ちの細麺で、辛めのつゆが特徴です。
山梨のそば屋さんのつゆは味が薄めなのが多くて物足りなさを感じることがあるのですが、ここは江戸前風の色の濃い、かえしの味が利いた辛めのつゆを出してくれる数少ないお店です。
江戸前風の味が食べたい時には最適です。
サイドメニューも品が良い味で満足度も高まります。
(店を建て替える前はきたなミシュランな店だったんですけどね)
たいへんおいしゅうございました。
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昨日、一昨日と2日間行われたB級グルメの大会で甲府の鳥もつ煮が優勝しました。
おめでとうございます。1日めの中間発表でも1位だったそうですね。
しかし、昨夜、今日のテレビを見ても、取り上げられているのは他のチームばかりです。
インタビューを受けているのも2,3位になったチームだったりします。
1位になったのにあまりの扱いの悪さにびっくり。
よっぽど、事前の注目度が低かったのでしょうか。
もっと会場の鳥もつ隊の活躍ぶりが見たかったのに残念です。
でも、やはり1位になったのですから、経済効果はすごいのでしょうね。
甲府ではポピュラーな食べ物で、すでにメニューとして扱っているお店も多いので、たくさんの観光客が来てもそれほど混乱するとは思えないのですが。
ともかく、これを機会に地元が盛り上がるように皆で応援したいものです。
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急に秋らしくなりましたね。
これで一気に涼しくなってくれるといいのですが。
暑い夏でしたが野菜も豊作で食べきれないものやありものを使っていろいろ保存食を作ってみました。
<たくさんとれた青しそは>
(冷凍青しそ粉) 葉をビニール袋に入れて冷凍し、それを手でほぐして粉末にしてまた冷凍庫で保存します。みじん切りにする手間もいらず、必要な分だけ取り出して使います。解凍せずに使えます。
(ドライ青しそ漬け)葉を塩もみして1日ぐらい重しをして塩漬けにします。それを天日で乾燥させます。しんなりしたらパリパリになるように電子レンジで50秒ほど加熱させます。それを手でほぐして容器で保存します。そのまま青しそふりかけとして使うもよし、水で戻して塩抜きして使うもよし、いろいろ使えます。
<たくさんとれたみょうがは>
(みょうがの梅酢漬け) みょうがを梅酢につけて1週間ほどおき、みじん切りにして薬味として使います。あらかじめみじん切りにしたみょうがを梅酢につけてもOK、丸のまま漬けこむよりシャキシャキ感が残ります。
<たくさんとれたきゅうりは>
(きゅうりの福神漬け) 塩漬けしたきゅうりを塩抜きし、輪切りにしてゆでて醤油、砂糖等で味付けして煮詰めます。水気がなくなったら冷まして冷蔵庫で保存。パリパリした食感で箸やすめに最適。
(きゅうりの奈良漬) 塩漬けしたきゅうりを塩抜きし、奈良漬用の酒粕と砂糖、酒を混ぜたものに漬けこみます。3週間ほど漬けこんで奈良漬の完成。酒粕に漬けたまま冷蔵庫で保存。
<たくさんとれたトマトは>
(トマトソース) 完熟トマトを小口切りにしてミキサーにかけます。それを濾し器で濾して種や皮を取り除きます。トマト汁を少しドロッとするまで煮詰めて冷まし,小分けにして冷凍します。スパゲッティーやトマト煮などに使います。
<梅漬けの梅としそ、梅酢は>
(梅漬けの梅) は天日干しして乾燥させ、冷蔵庫で保存。干した後また梅酢に戻しても良いのですが、この方が酸味が抜けてたべやすくなります。
(しそのふりかけ) 梅漬けのしそは天日で乾燥させ、さらに電子レンジで50秒ほど加熱し手でほぐしてふりかけに。
(梅酢) は瓶に入れて冷蔵庫で保存、梅酢漬けや調味料にいろいろ使えます。
<新しょうがは(これは買ってきたもの)>
(新しょうがの梅酢漬け) 新しょうがを薄くスライスし梅酢につけて冷蔵庫で保存。食べる分だけ千切りにしていただきます。あらかじめ千切りにして漬けこむより、食べる直前に千切りにした方がシャキシャキ感が残っておいしいです。
<古くなったブドウや食べきれないブドウは>
(ブドウジャム) ブドウを皮のままミキサーにかけて鍋やフライパンで煮詰めます。種がある場合はかき混ぜながら浮いてくる種を取り除きます。トロッとするまで煮詰めたらレモン汁を加え冷まして出来上がり。糖度が足りない時は砂糖を加えます。巨峰やピオーネ等赤系のブドウの皮はポリフェノールたっぷり、色もきれいだし、ミキサーで細かくしてあるので皮までやわらかくなります。
どれも元手はほとんどかかっていませんが、手間をかけた分おいしく仕上がっています。(買ってきたものよりおいしい!)
食材を無駄にせず、おいしくする、エコでもありまた命を大切にする仏の教えにも通じる作業です。
このほか、今年は作りませんでしたが、バジルを使ってバジリコソースなんかも良く作りますね。
(昨年作ったバジルソース)
秋冬にはまた収穫物が多かったら保存食作りチャレンジしてみましょうか。
結構やり始めると面白いんですよ。
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甲府の隠れた名店、牡丹亭満寿太。
1709年創業の和菓子の老舗です。
江戸時代は山田町(現在の中央町)にありましたが、現在は朝日町通りを南に下った丸ノ内にお店を構えています。
牡丹亭とは歌舞伎の市川団十郎家の屋号、成田屋の紋が由来だそうです。
江戸時代には甲府で行われた歌舞伎興行の際のスポンサーになったこともあるそうです。
昔からの老舗ですから、甲府のいろいろなお寺の御用達にもなっていました。
清運寺でも以前は施餓鬼のお供物に、ここの小麦饅頭を使っていましたし、もっと昔は清運寺の文字の入った落雁の型もあって、特注で落雁を作ってもらったりもしていたそうです。
満寿太の名物と言えば、酒饅頭。
お酒の麹を発酵させて作る本格派です。
麹はデリケートなため、冬の温度の低い時はなかなか発酵しないし、真夏は暑すぎて発酵がうまくいかないなど、気温に左右される大変な作業です。
ここの酒饅頭は、ほんのり発酵した麹の香りがするちょっと堅めであまずっぱい味の皮に、甘さ控えめの黒こしあんが入った素朴な味です。
和菓子というより、軽食に近いかもしれません。
とてもデリケートな和菓子なので、今では酒饅頭を作るお店も少ないですし、作っていても、発酵にイーストを使っていたりと、これだけ本格的に作れる店はあまり見かけません。
市川海老蔵さんの結婚式に、引き出物のひとつとして使ってもらったりすれば、全国的に有名になるかもしれません。
でも、温度の関係でうまく発酵出来ないときは饅頭が作れませんし、店主一人で手作りしていますから、ちょっと無理かな。
酒饅頭と押していただけると・・・
2月3日は節分。
清運寺ではおこなっていないのですが、今日はあちこちの神社仏閣では豆まきが行われていますね。
新しい年を迎えるべく悪いものを追い払って福を招き入れる大切な行事です。
それなのに、最近はクリスマスやハロウイーンなんかに押されぎみで残念な感じです。
2月にはバレンタインデーもあって、そっちの方に気を取られている方も多いのでは。
節分と言えば三枝豆店、山梨では有名なお店です。
昨日、節分用の豆を買いに行ってきました。
やはり、結構な混雑でした。
節分の豆も鬼やおたふくのお面がついたものやざる、枡に入ったものなどいろいろあります。その中で見つけたのがこれ。
豆と一緒にイワシも入っているので便利です。
おまけにおたふくの落雁もはいっているのが御愛嬌です。
イワシは柊がないので、他の木の枝で代用して玄関につるします。
そのほかにも節分の時期に食べる切り山椒も欠かせません。
しかし、なぜ節分(新年)に切り山椒を食べるのか?
切り山椒は求肥のような食感で山椒の粉を加えた餅菓子です。
江戸時代ぐらいから食べられているそうですが、山椒が実・葉・幹などすべて利用できるので縁起がよく、薬にもなることから厄除けになるという説があるようです。
節分の豆にも、切り山椒にも、柊にイワシの頭を挿して戸口につるすのもすべて意味があります。
昔からおこなれている行事にも、それにまつわる物についてもそれぞれに大事な意味があるということですね。
最近はその意味が忘れられて、形だけおこなうようになった結果、その行事自体もすたれていくという流れになっているような気がします。
もっと行事の意味を理解して大切にしていかなければなりませんね。
昔から行われている行事には昔の人の生きていくための智慧がいっぱい詰まっているのですから。
<塩豆ー豆を煎って塩味をつけたもの。歯もろくてやみつきになる味です。やわらかいタイプと普通の2タイプがあります。節分とは関係ありませんが、三枝豆店のヒット商品です。>
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先日、東京の親戚から、キャトル柿の木坂店の「うふプリン」をいただきました。
結構有名ですから、どんな味なのか。
ばら売りはせず、ケース単位でしか販売しないそうです。
買ってきてくださった方も食べたことがないとのことで、いっしょにいただきました。
卵の殻に入ったかわいらしいプリンです。
上には生クリーム、一番下にはカラメルが入っています。
味はというと、残念ながら普通のプリンでしたね。
どちらかというと少し固めの食感で、カラメルの味もはっきりせずぼやけた味です。(卵の殻にうまみがしみ込んでしまったのか)
卵の殻に入っているという見た目の新しさが受けていたのでしょうか。
一度食べればそれで十分、また食べたいと思えるほどの味ではなかったように思います。
個人的な好みでいえば、都留市の和菓子屋「ならや」のプリンがおいしいですね。
プリンの食感は滑らかで、何といってもカラメルのほろ苦さが絶品です。
(カラメルのほろ苦さがやみつきになります。)
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