ある葬儀でのこと、出棺の際、葬祭業者の担当の方が、「私も身内をなくしたようで悲しい云々・・・」また、法話めいた話をしたりとまるでワンマンショー。
一生懸命やっているせいなのだと良く解釈するも明らかにしゃべりすぎ。二三度あっただけの人間を「身内をなくしたようで・・・」などというのもおかしな話。
出棺以外にも目に余ることも多く、明らかにやりすぎなので後で注意をしたのだけれど、きっと坊主が自分のお株を奪われて悔しがっているとでも思われているのだろう。(そういえば以前車の手配を間違えられてあやうく葬儀に間に合わなくなりそうなこともあったっけ。)
しかし、そうではない。
出棺の際に立ち会う人々というのは故人とは旧知の仲、それぞれがいろんな思いを抱え無言でお別れをしているのです。
お姿と向かい合うことが出来る最後の場、その別れを邪魔するような真似はするべきではない。
もし、私が喪主であったなら「黙れ」と言って即刻つまみ出しているところだ。
葬儀者(社)には葬儀を裏で支えるという大事な仕事がある。主役である故人を差し置いてワンマンショーを繰り広げてどうするのだろう?
また、 柩の釘打ちの際、柩の蓋の木材が固くて釘が打ち込めず苦労した時に「こんなに釘が打ち込めなかったのは初めてです」とか「故人はきっと釘を打たれたくないのでしょう」とも言っていましたが、そもそも柩に釘を打つというのは別の意味がちゃんとあるし、その葬祭場では柩が固くて釘がなかなか打てないという場面に遭遇したことは何度もある、逆にズブズブで釘がめり込んでしまうような時もあった。粗悪な木材でも使っているのかなと思うこともしばしばだ。
余計なことを言わなければいいのに・・・過ぎたるは及ばざるがごとし。
ちゃんと仕事をこなしている葬儀者さんも多いのに・・・。
故人のために粛々と荘厳に葬儀が執り行えるよう、もう一度初心に帰って考え直して欲しいものだ。
毎年 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り秋彼岸を迎えると秋らしい雰囲気になるものですが、今年はまだまだ暑いまま。彼岸花も咲く気配がありません。この分だと秋らしくなるのは10月に入ってからかもしれません。
そのせいか、夏野菜ゴーヤーや冬瓜がみのり続けています。
ちょっと油断するとゴーヤーは熟して種がこぼれてしまいます。これはこれで来年の種まき用に取っておきましょう。
明日はお彼岸の中日、一番お墓参りが多い日です。きっと墓地はたくさんの花が墓前に備えられてさながら霊山浄土のような光景になることでしょう。
今日19日から25日までは秋彼岸。
ですが、今年は15日土曜日からの三連休があったので、実質15日から彼岸が始まったような感じです。
夏の疲れが抜けないまま彼岸に突入、そのせいなのか数日前から歯が痛くなって治療することに。
忙しい時期になると決まって何かしら体の不調が出てくる。遠足の前日に熱を出す子供のようで恥ずかしい限りです。
今年は暑い日が続いていたのでそろそろ夏の疲れが出てくるころ、体調を崩す方も多くなるのではと危惧しています。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、季節の変わり目は体調管理に気をつけたいものです。
お盆、施餓鬼も終わり9月に入ったのでちょっとゆっくりできるかと思っていましたが、あまりの忙しさに気を失いそうでした。
そんなことでしばらくブログの更新も滞ってしまいました。
ところで昨日近所の木工所さんの店先にあった手作りの文机を購入しました。
たまたま店の前を通りかかった母が気に入って教えてくれたんですね。
今まで玄関先に置いておいた文机は少し小さかったのでちょうどいいものを探していたのでちょうどよかったです。
ついでにちょっと変わったタンスも購入しました。これも母のお気に入りでどうしても欲しいということだったので。
この文机は桜材で作られています。引き出しがあるので細々としたものも入れられるので便利です。
お寺では玄関先で対応することが多いのでこういう机は重宝します。
このタンスはちょっと古風に見えますが出来立ての新品です。金具は古いモノを使っているそうです。
なんで赤いのかと尋ねましたがさしたる理由はないそうです。おそらく色々な木材を使っていて木目もまちまちなのでそれを隠すために赤く塗ったのでしょうか。それにしてもちょっと変わったデザインですね。
腕は確かな職人さんなので作りはしっかりして長持ちしそうです。
この店ではあまり商品は置いていないのですが、リクエストがあれば作ってくれるそうです。
オリジナルな和家具を求めたい方にはおすすめかもしれません。