今日は「お寺で落語!菩提亭おこのみ寄席」の打ちあわせです。
主催は甲府城北史蹟めぐり実行委員会です。
これは甲府駅北口周辺の日蓮宗寺院七ヶ寺で構成されたもので、歴史ある甲府の街の活性化やもっとお寺に親しんでいただくために活動を行っています。
今年のイベントは落語会です。寄席形式で行われ、大喜利もあります。
今日の打ちあわせでは参加申し込み者数の確認と、設営や準備に関しての話し合いです。
当日は本堂が寄席の会場となりますので、舞台をどうするかとか、備品の確認、当日の運営方法などを検討しました。
舞台は・・・ 特別なものを用意することはできませんので、檀家の酒屋さんからビールケースを借りてその上にコンパネをのせ、もうせんをかけて作ります。
バックとなる金屏風、客席用の椅子、受付用のテーブル・椅子などはそれぞれのお寺にあるものを持ち寄ります。
舞台に当てる照明、客席の準備などは本番前日に行う予定です。
着々と準備も進んでいます。
参加申し込み者数も定員近くなってきました。
参加申し込み希望の方はお早めにお申し込みください。
申込み先 清運寺 tanakakousyou@yahoo.co.jp
お寺にはお寺用の備品、仏具、法衣などの寺用品が掲載されたダイレクトメールがたくさん届きます。
最近その中に、清運寺 園芸愛好家様宛や、清運寺 園芸担当者様宛のダイレクトメールが届くようになりました。
ブログで園芸関係の記事を書くからでしょうか。
普通ダイレクトメールの宛名には清運寺様とか清運寺ご住職様と書かれることが多いのですが、不思議な宛名です。
こういうのもありなんですね。
本人としては別に園芸愛好家とも思っていませんし、特別園芸担当という係があるわけでもないんですけれど。
よっぽど大きなお寺とでも思われているのでしょうか。
残念ながら、清運寺は小さなお寺です。
今日、東京からお参りに来られた方から、お土産をいただきました。
阿佐ヶ谷のうさぎやの和菓子です。
おはぎにみたらし団子、餡団子、そしてどら焼きです。
この店は、JR中央線で新宿に向かう途中、車窓から見えるお店ではないかと思うのですが。
うさぎやという名前と店構えから、きっとこの店はおいしんだろうなと思っていたお店です。
どら焼きは皮に弾力があって甘さも控え目です。
皮はワッフルに近い食感です。
餡はかなりやわらかい粒あんで、練り上げられたというよりは、あっさり炊き上げたという感じで甘さも控え目です。
手作り感あふれる逸品です。
お参りに来られた方のご家族、亡くなられた奥さまはおはぎづくりの上手な方でした。それもひとつで3個分ほどもある大きなおはぎです。
その奥さまは生前、お彼岸には御家族の大好きなおはぎを作り、御先祖様にもお供えされていました。
御家族もそんな奥さまのお姿を思い浮かべて、おはぎをお供えしたのでしょう。
御家族の愛情が感じられる尊い味です。
<パッケージにはうさぎの絵が>
<しっとりふんわりの皮、とろとろの餡>
ローズマリーの木に花が咲いてきましたが、生育環境が良いためか、ずいぶん枝が茂りすぎてしまいました。
剪定を兼ねて、さし芽作りです。 ついでにミントもさし芽にしてみます。
やり方は簡単、枝を切って水を入れたコップに入れるだけです。
以前この方法でミント類は成功しているのですが、木化したローズマリーはどうでしょうか。実験です。
残った枝の一部はお風呂に入れて、ローズマリー風呂にします。
枝は水洗いして汚れを落とし、適当な長さに切ってさらしの袋に入れます。
それをお風呂に浮かべるだけ。
香りもよく、体も芯から温まります。
<放射状に広がるローズマリー>
<花も咲いています。>
<ミントとローズマリーを水を入れたコップに入れて芽が出るのを待つ。>
今日はお彼岸のお中日です。
皆さんお墓参りには行かれましたか。
甲府は、昨日の雨も上がり、まずまずのお参り日和でした。
一時期は、お墓参りというとお年寄りばかりが多い時期もありましたが、最近はご家族でお参りに来られる方が多くなってきました。
お墓の施主さんご家族だけでなく、ご兄弟や親せきの方々、それも若いご家族など、ひとつのお墓に何組もの方がお参りされるようになってきました。
特に小さなお子さん連れが多いのも特徴です。
お墓離れが進んでいるという現実もあるなか、こうしてお墓参りをされる方が増えているというのも、人の命が軽んぜられていることへの危機感の表れかもしれません。
お墓は人と人とのかかわりを再確認する場でもあります。
今ここに自分が生きている、それはご先祖様をはじめ、たくさんの方々のおかげがあって初めて成り立つことです。
人あっての自分です。そのことを意識しているわけではないと思いますが、今までお墓参りをされなかった方がお墓参りに来るというのも、自分自身の存在を確かめたいという気持ちがあるのかも知れません。
また、子供を連れてくるのも命のつながり、命の大切さを感じさせたいという親心もあるのかも知れません。
そんな姿を見ると、日本の未来も少しだけ明るく見えて来るような気がします。
でも、彼岸のもともとの意味は仏道修行です。
こっちの方も忘れないでくださいね。以前の記事<秋彼岸のご案内>を参照してください。