(こちらは防災訓練ならぬ見張り番するくるみさん)
本日は朝日地区の防災訓練の日、毎年この日は法事が入っていてなかなか参加することができませんでしたが、今年は法事がなくやっと参加することができました。
朝日小学校での訓練はバケツ消火、土嚢つくり、炊き出し、三角巾での包帯つくりなど盛りだくさんでした。各自治会から数名あるいは数十名の参加でしたが、それだけでかなりの大人数。体育館での実習の際にはこれだけの人数でいっぱいになってしまうほど。これが実際の災害時であればもっと多くの人が殺到するはず。これでは避難所から遠い我が家から移動してもすでに避難所に入ることは難しいでしょう。となれば自力で被災生活をすることになりそうです。そのためには今一度防災用具と備品のチェックをしなければなりませんね。
今年も8月16日に甲府仏教会主催の灯篭流しが行われます。
お盆に家に帰ってきたご先祖様をお送りするのです。
毎年灯篭に火をともして荒川に流すのですが、今年の灯篭はちょっと違う。
いつもなら灯篭の皿の中心部分の金具を立ててそこにろうそくを刺すのですが、今年は
このように皿の中心に両面テープが張られています。この両面テープの剥離紙をはがしそこにカップ状のろうそくを張り付けるのだそうです。ですからこのテープをはがしたり、いつものように金具を立ててろうそくを刺したりしないでほしいとのこと。カップ状のろうそくは当日会場で配られるそうです。
なぜこんなことをするのか?灯篭を川に流した後環境保護のため、下流で灯篭は回収してゴミ焼却場に持って行かれます。その時、この金具類が不燃物として問題になるのだそうです。そのため今年は暫定的にカップ状のろうそくを使い、来年からは金具のない灯篭になる予定なのだそうです。どんなものなのかはよくわかりませんがそんな話のようです。
なので、この形の灯篭が使えるのは今年限りになるということです。今年と来年は過渡期のため多少混乱があるかもしれませんがご協力をお願いしたいものです。
8月16日の灯篭流しには花火も打ち上げられます。この花火は単なるにぎやかしではなく亡くなられた方々の鎮魂のために打ち上げられるものです。おごそかな気持ちでお送りしましょう。
→ランキングに参加しています。8月16日は灯篭流しに行こうと押していただけると・・・
先日行われた清正公祭り、参加してくださったかたから後日質問が。
「あの衣、素敵ですね、特別のものなんですか?色が変わってとってもきれい。」
どうやら導師である私の衣に興味をもたれたようです。
法要の祈祷でもなく読経でもなく、「そこですか。」
こちらとしては予想外の反応にちょっとおどろきです。
人それぞれ感銘のあり方は様々のようです。
ご指摘のこの衣特別なものではなく夏用の衣の一種です。
俗に玉虫とか蝉とか呼んでいるものです。
この衣は青のような緑のような角度によって色が変わってみえます。しかも地模様がうっすら透けてみえるところも女性陣にはおしゃれに見えるポイントなのかもしれません。
素材は麻でしょうか軽く着ている方も涼しく、見ている方も涼しげに見えます。
いと涼しの衣です。
今月の標語は「お寺は先祖のふるさと そして 心のふるさと」です。お盆にはみなさんお墓まいりをされているでしょうか。ふるさとに帰って親しい人との再会などされているのでしょうか。
毎日の生活に追われていると今日明日のことで精いっぱいですが、時にはそれを離れて自分の成り立ちについて考えることも必要では?今自分がいるためにはたくさんの先祖がいたのです。そしてその一人でも欠けていれば今の自分は存在しない。そう思えば感謝の念がわいてくるのではないでしょうか。そしてその先祖の方々が思うことは子孫の幸せ、言い換えれば先祖の方々はあなたの大応援団なのです。困ったときでも一人ではない、あなたを応援する大応援団がついている、そう感じられれば困難を乗り越える大きな力となることでしょう。
そう、お盆はそのつながりを感じ、絆を強める時なのです。