先週の土曜日20日に清正公祭り(清正公吉祥祈願会)が開催されました。
これは所願成就の神様として祀られている清正公(加藤清正)さんの命日をしのんで行われるものです。
午後からは檀家さんたちによる屋台やおにぎり等の仕込み、5時からは本堂にて清正公吉祥祈願会の法要が行われました。
6時からはおまちかねの縁日。
子供も大人も楽しめるお祭りです。
それぞれの方がご自分の願いを込めて法要に臨みます。
参加者一人一人がこれから一年間の無事を祈って日蓮宗のご祈祷を受けます。
家内安全、身体健全、交通安全等々・・・・
特に最近ご利益があるのが子宝成就と合格祈願、子宝成就を祈願されたかたが次の年のお祭りにはもうお子さんがお生まれになったり、受験の合格祈願に来られた方が春には合格のお礼にいらっしゃったり・・・霊験あらたか!
年に一度の清正公吉祥祈願会、お願いをかなえたいと思われる方来年もお待ちしております。
6時からはお祭りの開始。タイ焼き、やきそば、綿菓子、ポップコーン、かき氷など
お目当ての食べ物には長蛇の列
お絵かきコーナー ほかにもヨーヨーやペンシルバルーンコーナーも
綿菓子
焼きそば
かき氷
お絵かきせんべいに挑戦
タイ焼き
屋台の食べ物のほかに、檀家さんお手製のおにぎりやソーメンも
毎年楽しみにされているお年寄りや子供さんも大勢いらっしゃいます。
今年のお祭りは天気にも恵まれ大盛況でした。
ご参加いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様ありがとうございました。
7月20日の朝、清正公祭りの準備に追われる中、隣家の井戸でミミオ君が亡くなっているのが発見されました。19日の晩に帰ってこなかったのでおそらく19日の夜に井戸に落ちて亡くなったのでしょう。
あまりのショックで打ちのめされました。なぜ井戸に登ったのか、なぜ井戸にちゃんと蓋をしておかないのか、なぜあの晩もっと早く呼んで家に戻さなかったのか・・・悔やんでも悔やみきれません。
老衰で具合の悪い犬のボタンに気を取られていたのでまさか元気なミミオ君が先に亡くなってしまうとは。
日頃無常を説いているにも関わらず、不意打ちを食らわされてしまいました。
清正公祭りの当日だったため、本当なら本堂でちゃんとお葬式をしてあげるところなのに急いで埋葬して墓所での回向となってしまいました。
当寺の猫の中では唯一お接待猫としてみんなに愛され一番よく働いたのがミミオ君です。
本当にいままでありがとう、長生きさせてあげられなくてごめんなさい。
今週の土曜日20日は清運寺の清正公祭りが開催されます。
今まさに準備の真っ最中。
昨年は土砂降りの雨でしたが、今年の天気は大丈夫そうです。
一番の理想は曇り空、極端に暑くもなく雨も降らないというのがいいんですけどね。
当日はたくさんの檀家の方々にご協力いただきます。
毎年暑い中、感謝感謝です。
ところで、心配事といえば老犬のボタンちゃん。
もうほとんど食事もとれず、かなり衰弱しています。
心臓をはじめあらゆる臓器の働きが低下した老衰で、今月いっぱいもってくれるかどうかわからない状態です。
番犬として長年働いてきた彼女ともお別れの時が近づいてきているようです。
できる限り、穏やかに最期を過ごさせてやりたいものです。
今週は連日38度を超える猛暑続き。鉢植えの植物は朝晩2度、雨が降らないので境内の植木も枯れかかりそちらにも水やりをしなければならないほど。
植物だけでなく、動物も疲れ気味です。
猫たちはそれぞれお気に入りの場所でくつろぎ暑さをしのぎます。
犬はというと、老犬なのでただでさえよわっているのに食事もほとんど食べずいかにして涼しく過ごさせるか試行錯誤。
扇風機をかけたり、水をまいたり、グリーンカーテンで日よけをしたり・・・
なのに住み慣れたハウスでないと落ち着かないらしく熱中症が心配です。
暑いのにどうしても自分のハウスでないと寝られないボタン
お気に入りの場所でお昼寝のちび太
新聞は敷くためにある?くるみ
アウトドア派も 空さん
今月の標語は「人は一人では生きられない 身のまわりの全ての縁によって 生かされている」です。
どんな人でも生まれるときは誰かの手を借りずに生まれることはできないし、それから成長するにあたっても誰の世話にもならずに生きられませんよね。
大人になっても、いろいろな縁によって生活する。
そうしていろいろな人とのかかわりで生きてきたのです。
なのに死ぬときになると誰の世話にもなりたくないという人が増えてきていますね。
生きるということは自分の力だけではなくいろいろな人のおかげで成り立っているのに。
誰の世話にもなりたくないというのは一見相手を思いやるように見えますが、見方によっては傲慢とも受け取れるのではないでしょうか。
迷惑をかけたくないという気持ちもわからないではないが、それはお互い様のこと。
いままで生きてきたなかで面倒を見たり見られたりをさんざん繰り返してきたのに何を今さらという感じがしないでもない。
むしろ今まで支えてくれてありがとうという感謝の気持ちを持つことこそが大切なのではないでしょうか。
そのことを通じて心が通い合い、支えあうことで生かされている。
そのほうがずっと幸せな人生になるのでは?