氷に押し上げられ、風にあおられて倒れた墓誌。倒れ掛かった墓石も少し傷ついてしまいました。
今回の雪、思わぬところで被害が出ていました。
墓誌の台座の溝に雪解け水が溜まり、それが氷となって墓誌を押し上げ、その後の強風で倒れたのです。
墓誌と台座を固定する接着剤が劣化していたのでしょう。雪と風とのダブルパンチによる珍しい被害です。
たまに思いもかけぬ事態が起こるものです。墓石の接着剤も劣化すると安定が悪くなります。
墓誌、墓石、灯篭などいったん倒れてしまうと傷がつき、修繕費用もかさみます。
お墓詣りの際には墓石の状態を確認し、劣化している部分があれば修繕するというのを心掛けたいものです。
でも、今回のケースはちょっと予測不可能だったかもしれませんね。