
二週間ほど前から急に体調を崩した黒猫空さん、今朝4時18分に亡くなりました。
17歳と2か月でした。
先々週の土曜日まではキャットフードも食べられたのですが、翌日の日曜日には全く食べられなくなりました。その日は好きなヒレカツの赤身の肉を少しだけ食べ、翌月曜日はこれも大好物のマグロの赤身を少々、それ以降はほとんど食事を受け付けなくなりました。
それでも、レトルトのキャットフードや猫のミルク等を無理やり食べさせたり、点滴、猫用経口補水液を飲ませたりしていたのですが、徐々に歩けなくなり、おとといよろけながらも庭まで出たのを最後にほとんど歩けなくなりました。
その間2回ほど痙攣(たぶん心臓発作)を起こしたりしつつも頑張ってきましたがついに力尽きてしまいました。
特別どこが悪いということもなく(高齢でしたから、関節、目、腎臓、肝臓などは弱っていましたが)老衰という状態でした。
獣医さんにもいろいろ手を尽くしていただいたのに、こればかりはどうしようもないようです。
かなり最後まで食事もとれたので毛艶もよく眠っているとしか思えない姿でした。
空さんは17年前、県立文学館のばら園に捨てられていたのを保護された子です。
様子からすると野良猫が生んだ子供ではなくどこかで離乳食離れするまで育てられて捨てられたようでした。
猫なのに紙袋や箱などが大嫌いでしたから箱か袋に入れられて捨てられたのでしょう。
保護した人の話では他に兄弟もいたようでしたがその子たちはその後どうなったのでしょうか。
たまたま空さんは大往生を遂げましたが、全ての子が天寿を全うできるとは限りませんから。
17年前のバラの季節にやってきてバラの季節に旅立っていきました。
空さんありがとう。霊山浄土でまた会いましょう。


(4月30日の空さん)
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