令和2年のコロナ流行以来、昨年まで参列者なし僧侶だけの施餓鬼を行っていましたが、ようやく今年参列者をお迎えしての施餓鬼法要が開催されました。まだコロナ以前のように七々寺持ちまわり開催ではありませんが通常に近い形で行うことができひと安心です。
施餓鬼会は餓鬼界に落ちた人々を救う法要、いずれ私たちもこの娑婆世界を離れて旅立った行くわけですが、その時生前の行いで餓鬼界に落ちてしまうこともあり得ます。そんな時誰も救ってくれないとしたら悲しいですよね。情けは人のためならずみんなで助け合う、救いあう精神を大切にしたいものです。
竹は境内で栽培しているものを使用。
蓮の葉は境内で栽培しているものを使用。
樒の枝も境内に植えてある樒の木から採取。
竹、樒、蓮の葉は採取してから時間がたつとしおれてしまいますし、特に竹、蓮は調達も難しいので以前から自家栽培しています。