清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

カンテラの思いやり

2008-03-14 10:48:51 | 道具

来週から春のお彼岸です。

清運寺では、墓参の際、線香をつけるためのカンテラが用意してあります。それぞれの方がこのカンテラを墓所にもっていき、そこで線香に火をつけるのです。

一昨年ぐらいまでは、皆さん線香に火をつけ終わると、その後すぐ、カンテラの火を消していたのですが、最近は墓参の間中つけっぱなしにしている方が非常に多くなりました。

墓参の間中、ろうそくの火をつけたままにしているとあっという間に、ろうそくが無くなってしまいます。線香をつけ終わったら、ろうそくの火を消していただきたいのです。

なにも、ろうそくをケチっていっているのではありません。

カンテラは皆さんが共同で使うものです。特に彼岸、盆など大勢の方がお参りに来られる時には、フル回転します。

次に使う方のことを考えて、「ろうそくが無くなってしまうと、次に使う人が困るから、線香に火がついたら、すぐにろうそくの火を消そう」という、思いやりの心を持っていただきたいのです。

もちろん、予備のろうそくも用意してありますので、各自セルフサービスで墓参前にろうそくの補充をしていただくこともできるのですが。

それに、ろうそくの火をつけっぱなしにしていると、カンテラの上部、取っ手のところまで熱くなりますから、やけどをしてしまうかも知れません。

そんなことにならないように、気をつけていただきたいのです。

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