先日、近所の方が道端で人がうんちをしていったと報告に来ました。その方が玄関を開けた際偶然人がズボンとパンツを脱いでしゃがみ込んでうんちをするのを目撃してしまったそうです。しかも紙がないのでパンツで拭いてそのまま立ち去ったとのこと。
どうしたらよいかと尋ねられても、片づけるには余りに量も多くとりあえず乾燥させてからでないと無理なのではと申しあげたのですが、その方は一刻も早く片付けてもらいたかったようで市役所に連絡をして清掃していただきました。清掃の方が砂をかけてスコップでビニール袋に入れていましたがあまりの量の多さに袋が破れそうになるというハプニングも。
うんちをして行った方はよくこのあたりを通りかかる年配の男性で、お腹の調子が悪く間にあわなかったようです。
このあたりでは今までにも何度かよそのお宅の敷地内やお寺の駐車場に尿や人糞をされたことがあります。いまどきそんな馬鹿なと思われるかも知れませんがあるんですね、こういうことが。(今回糞をしていった方とは別の方の仕業)
最初に犬猫の糞を見かけたら連絡をと広報に書かれている市役所の処理課に電話をしたのですが、市道上だというとそれなら道路管理センターの方へ連絡するようにと言われました。人も動物の一種ですから人糞も犬猫の糞も同じではと思われるのですが・・・なんとなくたらいまわし感が漂います。しかし、次に連絡した道路管理センターの方には素早い対応をしていただきました。
たしかにこの季節、糞をそのままにするとハエもたかるし不衛生です。素早く清掃していただいて助かりました。
そして、最初に通報してきた方はまたここで糞尿をされては困るからそれもなんとかしたいということで後日市役所に相談に行ったそうです。すると、それは公然わいせつ罪にあたるから警察に行くようにと言われたそうです。確かにその通りではありますが、どちらかというと糞をしていった方はわざとしたのではなく具合が悪くてそうなったようですから福祉の方に対応していただいた方が良いのではと思われるのですが。
結局わかったことは糞をしていった方は体の具合が悪く病院に通院している方でした。様子からするとご家族など面倒を見てくれる方もいなさそうです。ただ、通院している病院でも気をつけてくれるようになりましたし、これからはデイサービスにも通うようになったそうでひと安心です。
最近一人暮らし、あるいは家族がいても面倒を見てもらうことのできないお年寄りが増えているようです。そういう方は体の具合が悪くなっても十分なケアを受けられないまま悪化していくというケースが多いのかも知れません。
家族に頼れない場合は公的サービスに頼ることになるのでしょうが、時にはそのどちらの支援からも漏れてしまう場合もあるでしょう。そんな時にたよりになるのは地域での見守りです。
地域の付き合いが薄れていくにつれ、孤独死も危険も増えていきます。
それを食い止めるためには地域の繋がりを今一度見直す必要があるでしょう。大都会ではないこんな田舎でも同じようなことが起こるのですから、決して人ごとではありません。
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