![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5b/caff46522097cc5875766bd17946857b.jpg)
<うちのポニョ。おなかの大きな男の子です。>
昨夜、テレビで初めて「崖の上のポニョ」を観ました。
童話の人魚姫のような話だと思っていましたが、人魚姫にワーグナーの楽劇ワルキューレを足して2で割ったような話だったんですね。
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」がモチーフになっているとは知りませんでした。
ポニョのお父さんがポニョのことをブリュンヒルデと呼んだり、ポニョが宗介の乗った車を追いかけるシーンの音楽がワルキューレの騎行をイメージしたものだったり、ポニョの妹達もワルキューレの乙女たちを表しているのでしょう。
ポニョのお母さんは智慧の女神エルダで、お父さんがヴォータンということなんでしょうね。
それにしても、ポニョのお父さんの人間が汚した世界を作りかえるという野望についても、もう少し突っ込んでほしかったような気がします。
せっかくヴォータンを登場させるのにその世界観が生かされていないし、自分の野望に対してもポニョに対してもあまりにもあっさりしすぎてもったいないですね。
それとも、テレビ放映でカットした部分があったんでしょうか。
アニメションの動きや絵の美しさはすばらしいのにちょっと残念な気がしました。
単純に楽しめば良いのに、いろいろ余計な想像をして考えすぎる観かたは邪道なのかもしれませんけど。
→ランキングに参加しています。ポニョと押していただけると・・・