さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

真夏の北本自然観察公園②

2024年08月15日 | 花と昆虫

お盆休みも終盤、台風7号の進路が気になります。関東地方直撃が心配です。お盆のUターンラッシュに影響がなければいいのですが・・・・

さて、今回は前回の続きで、北本自然観察公園のその他の植物たちです。

ハナイカダ(花筏)の実も熟してこんな形になってました。なんだか美味しそう!!

ハナイカダは「嫁の涙」とも呼ばれるそうですが、昔、若い嫁が「葉に実のなる木を見つけてこい」と命ぜられ、
夜遅くまで探したが見つからず、思わず流した涙が、葉の上に落ち、涙が黒真珠のように輝いて、ハナイカダの果実になったという説話。

ヤブミョウガ(薮茗荷)の花もあちこちで見ることが出来ます。

管理棟の前にはキンミズヒキ(金水引)の花も咲いてます。

前夜に咲いたカラスウリの花も昼間はこんな姿に・・・・一度夜に咲いてる花を撮ってみたいものです。

園内の道に何故かアオサギの姿。こんな道端に入りアオサギも愛嬌があっていいですね。人影が少ないので散歩に出てきた??

クロウリハムシもたくさんいます。

メハジキ(目弾き・茺蔚)の花にはおなじみのヤマトシジミ。

公園内にはいろんな植物や昆虫がいるのですが、さすがにこの暑さ、じっくり観察するには忍耐が必要ですね。

来月になれば、ツリフネソウなど晩夏から秋にかけての花がたくさん咲きそうなので、改めて来てみたいと思います。

 

 

 

 

 

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真夏の北本自然観察公園①

2024年08月12日 | 花と昆虫

7月31日、ほぼ4か月ぶりに北本自然観察公園の様子を見に出かけてみます。

もしかしたら青い蜂に会えるかも・・・・と期待しながら・・・・

猛暑日が続いてるせいか、園内は閑散として、聞こえるのはガビチョウの賑やかな声とウグイスの声のみ。

最初に見つけたのは、オオシオカラトンボの雌のように見えますが・・・・

動きが鈍いことから、もしかしたら羽化して間もない未成熟の雄かもしれません。間違っていたらご指摘くださいね。

昨年と同じ場所にアキノタムラソウ(秋の田村草)が咲いてましたが、最盛期は過ぎていたようです。

この花にはいろんな蜂の仲間がやってくるので、もしかしたら青い蜂でもと期待してしばらく待機してみます。

その間、近くでマクロ写真。

その間ヒラタアブの仲間やクマバチ・キタキチョウ・ヤマトシジミなどいろんな虫たちがやってきますが、青い蜂は来てくれませんでした。

アキノタムラソウの横に咲いていたヒヨドリバナ(鵯花・山蘭)です。日本全国の分布し、山道の路傍や草原などに広く生育する多年生草本。

和名のヒヨドリバナは、ヒヨドリの鳴く頃に咲くことから付いたと云われてます。

アブラゼミの抜け殻もいっぱい!!

ちなみにこの公園では、毎年「セミの抜け殻調査」を実施していて、(公園日記に掲載されています)
7月27日の1回目:ニイニイゼミ168匹、アブラゼミ208匹、ミンミンゼミ13匹、ツクツクボウシ4匹、ヒグラシ2匹の合計395匹
8月10日の2回目:ニイニイゼミ19匹、アブラゼミ263匹、ミンミンゼミ50匹、ツクツクボウシ4匹、ヒグラシ6匹の合計342匹

こちらはT字路付近に咲いていた白い花、オニシモツケ(鬼下野)の花でしょうか???

・・・・・・・続く!!

 

 

 

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セミの抜け殻がいっぱい

2024年08月09日 | 季節

昨日の日向灘を震源とした地震、震源地に近い九州南部の被害が無ければいいのですが・・・・

その後、この地震が南海トラフ地震を誘発するかも?というニュースが流れて、さらにビックリ!!

いまさらながら地震に備えての準備の必要性を再認識させられましたが、こればかりは予測不可能!!

巷では明日から3連休、夏休み最中でお盆休みも控えて、特に九州方面へお出かけの方は心配ですね。

 

さて、ブログネタもいよいよ尽きて・・・・・

トンボを撮り終えて、何か目ぼしいものでもないかと・・・・・公園内を散策した時の写真です。

大きな木の根っこにはニイニイゼミの抜け殻がいっぱい!!一斉に羽化したのでしょうか??

写真には8個の抜け殻ですが、写真に収まらないところにもたくさんあります。

2匹が重なったこんな姿も・・・・

こちらはアブラゼミの抜け殻。この日はまだアブラゼミの抜け殻は少なくて圧倒的にニイニイゼミの方が多いです。

次の写真はケヤキの木の樹皮ですが、ケヤキは日本を代表する落葉広葉樹。

ケヤキの樹皮は、若木では灰白色で平滑ですが、年輪を重ねてくると、こうして鱗状の思わぬ形になって剥がれてきます。

その模様も様々で面白い!!どこがどう剥がれてくるかは予測が付かず、不思議な木です。ちなみに、埼玉県の県木でもあるんです。

樹皮のいろんな紋様を撮っても面白いかもしれませんね。機会があれば挑戦してみますね。

ツユクサもあちこちで咲いてます。

 

アカボシゴマダラも久しぶりに見たような気がします。

 

(おまけ)

話題が乏しいので・・・・次の写真なんだと思いますか??

我が家の玄関近くの扉にこんな怪獣のような不思議なものが・・・・尾のような先端まで2~3cm。横から見ると・・・まさにエイリアン??

 

カゲロウの抜け殻のようなのですが・・・・・調べてみると・・・・ナミヒラタカゲロウ(?)の抜け殻??? 間違ってるかな???

 

*いよいよブログネタ切れです!!今回はコメント欄を閉じてます。

 

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チョウトンボ(蝶蜻蛉)も

2024年08月07日 | 昆虫

今やM自然公園の名物になったチョウトンボ(蝶蜻蛉)、今年も水辺周辺でヒラヒラ飛んでます。

蝶のようにヒラヒラと飛ぶことからつけられた名前ですが、縄張り意識が強くて、自分のエリアに侵入してきた仲間を追い払います。

そして、相手を追い払った後、すぐ自分のエリアに戻ってくるので、比較的撮りやすいトンボですね。

翅の面積が広いので見かけより大きく見えますが、全長は3.5~4cmほどで、本州・四国・九州の平地で生息してます。

トリミングしてみましたが、翅の光沢が綺麗です。

それにしてもトンボの仲間は葉っぱの先端が好きですね。

光の具合によって虹色に輝きます。

M自然公園の池は、トンボたちにとって最高の棲み処。この池の周辺では、いろんな種類のトンボが見ることが出来ます。

睡蓮の花は、花期が長く見頃が続いていていて、今月末ころまで楽しめそうです。

猛暑日が続いてる為か、公園は人の姿もなくひっそりしてます。トンボを撮り終えて、久しぶりに池周辺をぐるっと散策してみることにします。

 

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トンボ達は恋の季節

2024年08月05日 | 昆虫

猛暑日が続いて自宅籠りが続く中、7月19日、運動不足解消のため久しぶりにM自然公園へトンボ探しに出かけてみました。

この日、さすがに公園には人の姿は無し。

早速目的のベニイトトンボを探しますが、あちこちに見られるのはアオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)のカップルばかり。

これだけたくさんのカップルを見かけるのは久しぶりです。左のカップルの雌は異形型のようです。

見つけカップルを手当たり次第に撮ってみますが、どれも完ぺきなハート形には程遠いようです。

 

単体の姿もたくさん見られます。

こちらはベニイトトンボに似てますが、異形型未成熟タイプのアオモンイトトンボです。

ちょっとアップで・・・・体に似合わず大きな目!!

やっと見つけたベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)、カップルでしたが、残念ながら雌の方は葉が被って、完全な交尾姿にはなってないようです。

この日のベニイトトンボはこのカップルだけで、年々個体数が激減してるような気がします。何とか繁殖を維持してほしいものです。

トンボに負けず、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)のカップルもいましたよ。

次回はこの池にたくさんいるチョウトンボです。

 

 

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