さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ユリカモメは飛んでる虫も食べる!!

2018年04月29日 | 野鳥
4月14日午前中、久しぶりにI沼の様子を見に行ってみました。
桜の花が見頃に来た3月31日以来です。
沼には相変わらずユリカモメが飛び回ってましたが、数はだいぶ減ってました。
特に目新しい鳥がいる訳でもなく、のんびり沼を一周しながら、時折近づいてくるユリカモメを撮ってると・・・・
ユリカモメが飛びながら、急に空中で反転したりして何かを捕ってるようです。
よく見ると・・・・・空中を飛ぶ虫のようです。(嘴の先に小さな虫)


飛んでる途中に、器用に反転しながら、小さな虫をパクリ!!(口のなかに入った小さな虫が見えますか??)


完全に夏羽に変身した、ユリカモメも1羽だけいました。


特別な鳥はいそうになく、岸辺からスローシャッターで試し撮りしますがなかなか上手くいきません。
SSは1/80~1/100の手持ち撮影。このSSでは、さすがに手振れ防止もあまり効果が無く、特に上下のブレが止まりません。


流し撮りで、もっと背景が流れてくれるイメージだったのですが、ユリカモメのようにのんびり飛ぶ鳥では難しいのか???
SSを、もっと落とせばいいのかもしれませんが、私の今の腕ではとても無理みたいです。もっと修練が必要みたいですね。




特に収穫も無く、駐車場に戻る途中、桜の木でコムクドリを見つけました。・・・・・・次回に続く!


ゴールデンウィーク番外編
最近、在庫の記事ばかりが多くなってるので、昨日(4月28日)のI沼の様子です。
いよいよコアジサシのシーズンになりました。
この日は風が強くて、小魚が捕りにくいのか、あまりダイビングも見せてくれず、給餌行為も1時間ほどの間に1回だけ。
改めて撮り直ししたいと思いますが、今回は証拠写真だけです。









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エナガの団子

2018年04月26日 | 野鳥
エナガの雛たちが巣立って少しの間だけ見られる「エナガの団子」。
4月13日、雛が巣立ったようなので、やはりこの日もお昼の時間帯に行ってみました。

居ましたよ!!   樹の中の暗い所でしたが、雛たちが綺麗に並んでいます。
あの小さな巣の中に、こんなにたくさんの雛がいたなんて、とても想像できません。
エナガのヒナは生存率が低く、ヒナが死んでしまう親鳥も居る中で、この夫婦は立派に10羽も育て上げたようです。
1羽だけお尻を向けてますが、少し上の枝にいる親に向かって大きな口を開けて餌のおねだりです。


これだけたくさんの雛がいると、親も何度もエサ運びで大変!!


餌を与える順番をどのように決めてるのか? まずは右端の子に・・・・・
みんなで10羽いるとのことなのですが、この塊には、何度数えても9羽。1羽はどこに???


少し大きくトリミングして見ましたが、今度は真ん中の子に・・・・・
周りの子たちは、もう満足したのか、中には居眠りをしてる子もいます。


またまた右の子???左の方に止まってる子も、一生懸命アピールしますが・・・・・


そして、左側の子も、やっとありつけた~!! でもまだもらってない子もたくさんいて、盛んにアピールします。



次の写真も、少し大きくトリミングしてみたものですが、大きく口を開けた雛の姿も可愛いですね。


そんな中、突然雛たちがばらけて順番に、飛び出します。
今度はどの枝に集結するのか????その場にいた鳥撮りさんたちみんなで、飛び立った先を追いかけると・・・・・
少し離れた枝に、集結中!!よく数えてみると、10羽います。分かりますか???


でも、この枝にいたのは少しの間だけで、すぐに別の樹へ・・・・・今度は大きな樹の中で団子は確認できず。

短時間でしたが、久しぶりにエナガの団子が確認できて大満足です。エナガの営巣は失敗するケースが非常に多いなかで、巣立ちまで見れたのはラッキーでした。
このままみんなが無事に育ってくれることを祈るばかりです。

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上野東照宮

2018年04月24日 | 日記
真夏日が続いたかと思うと、急に平年並みに・・・・・・・気をつけないと、体調を崩しそうですね。
在庫ネタがだいぶ溜まってしまったので、エナガの子育て第2弾の前に、先日の上野東照宮の続きです。

上野東照宮「ぼたん苑」を巡ってその出口を出ると、上野東照宮の「唐門」前に出ます。
東照宮は、徳川家康公を祀る神社で、日光東照宮が代表的ですが、全国にあるそうです。
現に、わが埼玉県の「喜多院」にも、徳川家康公が祀られてる「仙波東照宮」があります。

上野東照宮に現存する社殿は1651年(慶安4年)に三代将軍・徳川家光公が造営替えをしたもので、日光までお参りに行くことができない江戸の人々のために建立されたものです。

「唐門」
国指定重要文化財で、正式名称は唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)と呼ばれるそうです。
柱内外の四額面には左甚五郎(ひだりじんごろう)作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、 毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。
龍の写真は撮ってませんが、彫り物は、どれも見事です。




唐門の前には、銅灯篭が並んでします。
各地の諸大名から奉納されたもので、全部で48基あるそうで、国指定重要文化財に指定されています。


拝観料500円で社殿も見ることができます。
中に入ると、ずらりと石灯籠が並んでいて、すぐ脇には、御神木の「大楠」があります。
樹齢600年、上野東照宮が創建される前からあり、見守ってきたそうです。



「唐門」の裏側です。こちらの方の彩りも鮮やかです。


こちらは「社殿」、文化財保護の為、社殿内は非公開になっていて、中を見ることはできません。
金色殿とも呼ばれていて、参道側から拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋から構成される権現造りです。 社殿外壁には豪華な彫刻が施されています。





今回、初めて訪れたのですが、上野恩賜公園の中には、まだまだ見たことない場所がいっぱいありそうです。
上野動物園のシャンシャンを見ながらの散策も面白いかも知れませんよ。



*今回は連載記事のため、コメント欄は閉じてます。



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エナガの子育て奮闘記

2018年04月22日 | 野鳥
M公園のエナガの雛が巣立って、すでに2週間以上たちました。

初めて営巣し始めたエナガを観察したのが2月9日ごろでしたから、2か月以上の子育て期間。長い間お疲れさま~!!10羽の雛が、無事巣立ちました。

2月9日、まだ日陰には残雪が残るころ、高い木の幹が2つに分かれてるところに、エナガが巣をつくり始めたようです。
公園の散歩道から丸見えのところで、こんな目立つところに巣をつくるなんて、ちょっと驚きです。
巣材は苔と蜘蛛の巣が主で、巣の中には暖かい羽毛がいっぱい。

しばらくたった2月26日、様子を見に行くと、巣も落ち着いたようで、そろそろ卵を温め始める頃でしょうか。
エナガの托卵期間は2週間ほど。遅くとも3月末ごろには、巣の中は可愛い雛たちでいっぱいになることでしょう。


その後、何度か見に行ってみましたが、一時、周辺にエナガの姿が見えず、蛇にでも襲われたか心配したのですが、無事雛も孵ったようです。
そして雛が孵ると、周辺にはたくさんの鳥撮りさんでにぎわい始めます。

4月10日、そろそろ雛も大きくなった頃だろうと、観客が一番少なくなるお昼過ぎに覗いてみると・・・・・
雛たちもだいぶ大きくなって、食欲も旺盛、親たちも餌運びで大変な様子です。
こちら側からは、2羽の雛しか見えませんが、入れ代わりで顔を出してるようです。



ときたま雛のウンチを器用に咥えて、巣の外に運んでいきます。


雛が顔を出した写真を少し大きくトリミングしてみました。(左にも嘴だけが見えますよ)


先日、NHKの「ダーウィンが来た!」でもエナガの特集が放映されてましたが、エナガには面白い習性があります。
他の鳥よりも、一足早く営巣を始めるエナガ、子育てには「ヘルパーさん」が手助けをする独特の育児方式をとってるんですね。
そのヘルパーさん、繁殖に失敗した雄が多いそうですが、子育てに参加して、親を手助けします。
この習性は、シジュウカラにもあるそうですが、種を保存するための知恵ですね。



親でしょうか?それともヘルパーさん?2羽同時に餌を運んできました。 餌を与えた後はまた次の餌を・・・・忙しくて、大変です。



時折、雛の長い尾羽が見えるところを見ると、巣立ちも間もなくだと思われます。(雛が生まれて巣立ちまで、約14~17日)

この写真を撮った翌日11日ごろ、巣立ちが始まったようです。・・・・・・・続く!




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ユリカモメ乱舞

2018年04月20日 | 野鳥
桜とユリカモメを撮り終わった後、ユリカモメが飛ぶさまを撮ってみました。
いつも見慣れた光景ですが、何度も近くまで来てくれます。


水面からゲットしたのは、なんでしょう?? どうも食べるものではなさそうですが・・・・・
同じところに何度もダイビングしています。



ヒドリガモもビックリ!! この沼にはまだコガモやヒドリガモ達がたくさん残ってました。


この子が手に入れたのは、小魚のようです。 ユリカモメがやって来るたびに、ヒドリガモ達は迷惑そう!!


ユリカモメ(百合鴎)
毎年、10月ごろから姿を見せて、翌4月ごろまで、街中でもの公園などでも優雅な(?)姿を見せてくれるユリカモメ。
昔から日本人には馴染みのあるユリカモメ。 語源については定説はないそうで・・・・・(以前にも少し触れましたが)
「野鳥の名前」より引用すると・・・・・(抜粋)
○「ユリ」は古語で「後ろ」という意味で、京都の後ろ(後ろ、おく)の若狭から京都・鴨川にやってくるカモメだという説
○「百合鴎」と書かれたのは江戸末期以降のことで、「ユリのように白い綺麗な鴎」という説。

「鳥名源」によると・・・・・(抜粋)
○この鳥は「白い」ということから「百合」という字を採用されたとしながらも、「優麗(ゆり)」、すなわち「優雅で綺麗な鴎」という意味だそうです。

どの説も、白くて優雅に飛ぶユリカモメをよく表してると思いますが、大阪出身の私には、京都・鴨川に飛ぶユリカモメが一番お似合いだと思ってしまいます。
ちなみに、このユリカモメは「東京都の鳥」なんですよ。(都の花:ソメイヨシノ、都の木は:イチョウ)



突然、カラスも飛び入り参加。 こんな光景も珍しですね。


沼は、すっかり水が満ちて、鳥の数は減ってきたようですが、岸辺の葦が芽吹き始めた所では、大きな鯉が恋の真っ最中!!
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