我が家周辺でもツクツクボウシの鳴き声が聞こえ始め、秋の訪れを感じるようになってきました。
6月終わりころから鳴き始めるニイニイゼミに始まり、アブラゼミからミンミンゼミ・ツクツクボウシへと、夏の移ろいを感じさせてくれます。
最近はなかなか聞けなくなった涼を感じさせるヒグラシの声も懐かしい!
ところで、先日「関東のセミより関西のセミの方がうるさい!」という記事を目にしました。
その原因はクマゼミにあるようです。あの超賑やかな「シャイ!シャイ!シャイ!」という鳴き声にはミンミンゼミも敵わないようです。
そんなクマゼミも温暖化の影響か? 徐々に北へ生息域を広げてるとか・・・何年か後には関東でも聞こえるようになるかもしれませんね。
さて、今回はEOS-R7の「RAWバーストモード」を試してみました。
「プリ撮影」機能、ミラーレスカメラの電子シャッターを利用した機能で、最近はこの機能が搭載されたカメラも多くなりました。
以前、私もニコンV1シリーズの「V3」で何度か試して重宝したこともあるのですが、そんな機能がEOS-R7にも採用されてます。
下の4枚の写真を見て下さい。花に止まってるモンキチョウ(雌)が、飛び立つ瞬間を通常の連射ではなく、プリ撮影したものです。
シャッターを半押しした状態で待機し、飛び立った瞬間シャッターを全押しします。
「プリ撮影」の機能は、シャッターボタンを半押ししている間、その画像をカメラのバッファメモリーに一時的に貯めて、
シャッターを全押した瞬間、バッファメモリーに仮保存してあった画像をメモリーカードに同時に記録してくれるんです。
普通の連射では、タイミングが少しでもズレると、飛び立つ瞬間は撮れませんが、シャッターを半押ししてる間の画像が記録されてるため、
少々タイミングがズレても大丈夫!! 電子シャッターならではの特技ですね。
ニコン「V3」は、プリ撮影後ただちに必要なファイルを都度メモリーカードに保存する必要があったため、連続プリ撮影は出来なかったのですが、
R7はいったんファイル全体をメモリに保存してくれるため、連続プリ撮影が可能です。
後でゆっくり、カメラ内でJPGファイルでもRAWファイルでも、任意選択でメモリーに保存できるので助かります。
3枚目のこの写真はボケてしまってますね。
今回は、100ミリマクロレンズで手持ち撮影でしたが、もちろんすべてジャスピンで撮れるわけではありません。
飛び出す方向や、シャッタースピードなど、条件によっては思い通りの写真が撮れないことも多そうです。
もちろん、野鳥撮影などにも応用は可能ですが、長いレンズになれば、三脚が必携??
先日、400ミリレンズの手持ちで、チョウトンボの飛び出しを試してみたのですが、見事失敗!!
飛び出す瞬間を待つ忍耐と繊細さも必要で、飛び出した瞬間慌ててシャッターを強く押してしまったため、カメラブレが起こったようです。
「RAWバースト」撮影時のSSの設定など、まだまだこのカメラの特性を活かしきれてないので、これからも模索してみたいと思います。