さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

アリアケスミレやアマドコロ

2022年04月29日 | 

前回の続きです。

「田島が原」にはサクラソウ以外にノウルシ(野漆)の群生でも有名ですが、そんなノウルシもすでに花から実に変化しつつありました。

アリアケスミレ(有明菫)です。シロスミレによく似てるそうですが、花の色は白色に紫条の入ったものが多く、紅紫色の目立つ花もあるとか。

 

そしてお馴染みのツボスミレ(坪菫)

アマドコロ(甘野老)の花も咲き始めてました。

 

ミツバツチグリ(三葉土栗)、なんだかヘビイチゴの花に似てますね。花札がないと?????

ヒキノカサ(蛙の傘)、カエルの笠に見立ててこの名前が付いたそうですが、誰が付けたのか?ユニークな名前です。

カントウタンポポの綿毛です。

ここ「田島が原」では、サクラソウやノウルシのほかに16~17種類ほどの野草が観察できます。

(アマナ・シロバナタンポポ・ジロボウエンゴサク・レンリンソウ・ホトケノザ・トダスゲ・チョウジソウ・ハナウドなど)

野草にはど素人なのですが、それぞれには名札が付いているので大助かりです。 ボランティアの人たちに感謝!感謝!

 

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「田島が原」のサクラソウ

2022年04月27日 | 

4月18日、遅ればせながら、「田島が原」のサクラソウの様子を見に行ってみました。

例年より1週間ほど遅れて行ってみたのですが、案の定、サクラソウは周辺の雑草が伸びて、半分隠れてしまってました。

ここ「田島が原」はサクラソウの自生地で、今まで何度か紹介してるので詳細は省きますが、毎年ノウルシの群生と共に、可愛い花を咲かせてくれます。

大正9年(1920年)、日本で最初に指定された天然記念物の一つで、昭和27年(1952年)には、特別天然記念物に指定されました。

さいたま市桜区にある日本でも珍しいサクラソウの自生地で、江戸時代からサクラソウの名勝地として人々に親しまれてきたところです。

道端近くに残ってるサクラソウを選びながらの撮影です。

 

白いサクラソウの花も残ってました。

ここの名物ノウルシの群生も、すっかり草に覆われてしまってました。この辺一帯では、サクラソウ以外にいろんな野草も見れるのですが、次回紹介しますね。

 

(余談)

昨日(4月27日)から住まいの周辺でイソヒヨドリの綺麗な囀りが聞こえるようになりました。(昨日確認したところ雄のヒヨドリでした。)

ここ数年、毎年この時期になるとやって来るようになり、街中で営巣してるようです。

今年もしばらくの間、朝の目覚まし代わりになってくれそうです。

 

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コムクドリ見参!

2022年04月25日 | 野鳥

4月17日、そろそろ桜並木にコムクドリでも来てないかと期待しながらいつもの沼へ・・・・

沼の西側の桜並木を、のんびり往復してみるも、ムクドリの姿さえなく諦めかけたころ、いましたよ!

5~6羽の雀の群れの中に1羽のコムクドリ(小椋鳥)! 雌ですね。枝被りがひどくて撮るのには一苦労です。

全開脚で餌探し?器用ですね。

コムクドリ(小椋鳥)

日本では夏鳥としてやって来て、本州北部と北海道で繁殖し、冬はフィリピンなどで越冬するムクドリの仲間です。

大きさはムクドリより少し小さいでしょうか。本州中部以南では、渡りの時期の春と秋に群れで移動する姿が見られます。

少し大きくトリミングしてみましたが、小さな毛虫(?)をパクリ!! 食欲旺盛です。

この周辺では、毎年桜の花が散りだしたころ小さな群れでやってくるのですが、この日は1羽だけ。

後ろ姿も見てね!

沼は満水状態で、相変わらずコガモとヒドリガモ・カルガモがいるだけでした。

そろそろ渡り途中のクロハラアジサシなどの姿が見えてもいいのですが・・・・・・

 

 

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ウコン桜(鬱金桜)・八重桜

2022年04月23日 | 

4月14日、空はどんより曇って今にも雨が降りそうな気配の中、ウコン桜を見に公園へ出かけてみました。

この公園では、毎年ソメイヨシノが咲いて葉桜になる頃、入れ替わりに、このウコン桜や八重桜の花が咲き始めます。

ウコン桜(鬱金桜)は、オオシマザクラ系のサトザクラで、江戸中期以前に人の手によって作られた品種と云われてますね。

咲き始めの頃の花の色は薄緑色で、その後白っぽくなり、さらに、中心部がピンク色に染まっていく特徴があるようです。

ギョイコウ(御衣黄)とよく似てますが、ギョイコウの方が緑系が強いとか・・・・

公園には3本ほどのウコン桜があるのですが、微妙に色合いが違います。(左の写真はストロボを使用)

 

八重桜とウコン桜を一緒に撮ってみます。違いがよく分かりますね。

そして、八重桜です。八重桜は、八重咲きになるサクラの総称で、野生種のオオシマザクラとヤマザクラなどの種間雑種が多いとか!

ボタンザクラ(牡丹桜)とも呼ばれ、こちらも昔から親しまれてきた品種ですね。

上の写真とは対照的に、暗い背景でストロボを使用

 

モミジの新緑も綺麗でした。

八重桜と新緑、春の色です。

今回は曇天の中の撮影だったため、一部ストロボも使用してみましたが、この日が今年の桜の見納め。来年もきっと綺麗な花を咲かせてくれることでしょう!!

 

 

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オオルリもやって来て・・・

2022年04月21日 | 野鳥

4月11日、久しぶりにA公園で、この季節限定のツマキチョウを探しに出かけてみます。

駐車場から園内に入ると、遠くに鳥撮りさん達が集まってる様子!!

急いで車に戻り、カメラを鳥撮り用に変えてその場所に行ってみると・・・・・クヌギ(?)の木の天辺近くにオオルリが飛び回ってます。

雄が2~3羽、なかなか見えるところに出てきてくれず、枝と枝の間を縦横無尽!枝被りばかりで見つけるのに苦労します。上を見上げて首も痛い!!

過去にもこのブログに何度も登場してるオオルリですが、平地の公園などで見れるのは春と秋の通過の時期だけ。

この後、近郊の山で子育てが始まります。幼鳥が混じる秋よりも春のオオルリの方がいいですね。

園内の樹洞ではシジュウカラが巣作り真っ最中。5月のGW明けには雛の巣立ちが見れるかもしれません。

園内のあちこちでノウルシの群生が見られます。

足元に咲いていたハナニラの花。

タチイヌノフグリです。

オオルリを見た後、目的のツマキチョウを求めて公園周辺を散策するも、結局確認できずツマキチョウは惨敗!!今シーズンは会えないか??

 

 

 

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