さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

初めての善光寺参り

2016年07月02日 | 鳥見行
毎日蒸し暑い日が続きますね。

野暮用でバタバタしてるうちに、皆さんへの訪問やブログの更新が遅れました。


新潟・長野の鳥見行最終回の記事を下書きしたままだったので、今回は「善光寺参り」の記事です。

戸隠から長野ICに向かう途中に「善光寺」があるので、寄ってみることにしました。

「善光寺」を訪れるのは初めてですが、過去に来たことがあるというMさんの案内で境内に・・・・

善光寺は、長野県長野市元善町にある無宗派の単立寺院です。
日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来を本尊とし、善光寺聖の勧進や出開帳などによって、江戸時代末には、「一生に一度は善光寺詣り」と言われるようになったそうです。
今日では御開帳が行われる丑年と未年にはたくさんの参拝者が訪れます。
山号は「定額山」(じょうがくさん)で、山内にある天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって護持・運営されています。

入り口の「仁王門」には大きな仁王様が・・・・

仁王門は宝暦二年(1752年)に建立されましたが、善光寺大地震などにより二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建されました。
この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。



仁王門を入ると、仲見世通りが続き、土産物屋などが並んでいます。浅草の仲見世通りとはまったく雰囲気が違います。



そして、あの「鳩字の額」で有名な「山門」です。
重要文化財に指定されていて、楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。
これは通称「鳩字の額」と呼ばれていますが、「善光寺」と云う字の中に何羽のハトがいるか分かりますか。
また、「善」の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰は、ここから来てるそうです。



額の部分を大きく撮ってみると・・・・・
鳩が5羽います。「善」に2羽、「光」に2羽、「寺」に1羽。 分かりますか?
「寺」に隠れてる鳩が一番分かり難いですね。
「善」の字も、牛の顔に見えますか?



「山門」をくぐり滑て、後をを振り向くと・・・・こちらが山門の裏側です。



同じ山門の写真ですが、側道側から撮ってみました。



そして「本堂(金堂)」
間口約24メートル、奥行き約54メートル、高さ約26メートルという国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。
多くの寺社のように本尊が正面になく、向かって左側に本尊と常燈明があり、向かって右側に守屋柱と「開山御三卿」つまり、本田善光卿像、妻である弥生御前像、息子である善佐卿像が安置されています。
他にも、弥勒菩薩像、地蔵菩薩像、閻魔大王像が安置されてるそうです。



ここには、今や年間約600万人もの方々がこの地を訪れるそうですよ。

私も今回初めて訪れましたが、その内の一人ですね。

そしていよいよ、ここから帰路につくことになります。

途中、毎回恒例のようになりましたが、、途中のSAで新物の「野沢菜」と「峠の釜めし」を買って、夕刻に無事自宅に到着。

Mさん、お疲れ様でした!!

(今回の資料は、ウィキペディアと一部、善光寺のHPから引用させて頂きました)


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妙高高原鳥見行3日目(オオアカゲラなど)

2016年06月17日 | 鳥見行
3日目、朝食を済ませて、宿泊所のペンションを出たのはもう9時を過ぎてたでしょうか。

帰り道に、「戸隠森林公園」と「善光寺」に寄る予定を組んでいました。

戸隠はさすがに平日だけあって、人も少なく、まだ無料の駐車場も空いてます。

戸隠神社奥社の参道も、人はまばらでしたが、樹の葉の茂り具合は、もう夏の様相です。



早速「戸隠森林公園」の木道に沿って散策しますが、やはり鳥の鳴き声は聞こえません。

鳥撮りさんたちが、5~6人ほど集まってる先の樹にオオアカゲラの巣があります。

しばらく待ってると、雌が餌を運んできました。



雛は顔を出してくれませんでしたが、まだ小さいのか????



オオアカゲラ(大赤啄木鳥)

日本では留鳥として全国に分布しているキツツキの仲間です。

本州以南ではアカゲラやアオゲラのように平地で見かけることは少なく、山の方に多い傾向にあるので、普段あまり見かけないですね。

雄と雌の区別はしやすくて、雌は頭上が黒いのですぐにわかります。

日本ではアカゲラを基準にして、大きい方をオオアカゲラ、小さい方をこアカゲラと名付けたそうです。(「野鳥の名前」より)

*コアカゲラは、北海道などで局地的に見れるそうですが、一度見てみたいものです。



オオアカゲラとアカゲラの見分けは、腹わきにある縦班が一番分かり易いですね。

また、腹部まで赤い色が続いてることでも違いが分かります。

上の写真では分かり難いので、在庫からオオアカゲラの写真を貼っておきます。(同じ森林公園で撮ったものです)



別の場所では、アカゲラ(赤啄木鳥)の巣もありました。

樹の幹には小さな穴が2つ縦に並んでいて、その上の穴から・・・・

かなり大きく育ったアカゲラの雛が、時々顔を出します。

しばらく待ってみましたが、親は現れません。



すると…・突然も追う一つの穴から飛び出してきたのは・・・・・ゴジュウカラ(五十雀)でした。

この穴でも、子育て中だったみたいですね。 同じ樹の幹に2種類の野鳥の巣があるのは初めてです。



アカゲラの巣のポイントの近くで、ミソサザイ(鷦鷯)の綺麗な声が聞こえます。

かなり先の枝の先にいましたよ。 でも、遠い!!



こんな巣も見つけました。

高い木の枝に溶け込むようにつくられた巣、なんの巣?? 親が抱卵中?? 尾だけが見えます。 

しばらく待つと、雄(?)がやって来て、抱卵中の雌(?)に餌を運んできた(?)みたいですが、ほんの一瞬の出来事で、良く見えません。

コサメビタキのようです。



野鳥のほかに、こんなチョウも見つけました。

パタパタと飛んできて、傍らに止まってくれたのはウスバシロチョウです。

ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)

シロチョウという名前が付いてますがシロチョウの仲間ではなく、アゲハチョウの仲間で、ウスバアゲハとも呼ばれています。

日本国内では北海道から本州、四国にかけて分布していますが、北方系のチョウなので、南の方では少ないようです。

半透明のはねが綺麗です。胴体には細
かい毛が生えてます。



午前中は、こうして「戸隠森林公園」で散策した後、名物(?)の戸隠そばを食べて、帰路につくことにします。

途中、長野市内を通過するので、初めての「善光寺」でも寄ろうかと・・・・・・・



*営巣中の写真はすでに時間が経過し、この時点では巣立ちしてる頃と判断して時期をずらして載せています。
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妙高高原鳥見行3日目(ノジコ)

2016年06月15日 | 鳥見行
もたもたしてるうちに、在庫がどんどん溜まって消化不良になりそうです。

もう少し早いテンポでアップできればいいのですが・・・・・


そんな訳で、今回は、またまた妙高高原の続きです。

5月24日(火)早朝、ペンション周辺を散策。 午前5時半ごろ、いもり池から望む「妙高山」です。

いつもだと、池に奇麗な逆さ妙高が映るのですが、やはり暑さのせいでしょうか、水草が増えて、状態は良くなかったです。



朝焼けには少し遅かったかもしれません。



いもり池から、ペンションのオーナーから聞いていたノジコ(野地子・野路子)のポイントに移動してみます。

綺麗な囀りが聞こえるポイントでは、雄が目の前に姿を見せてくれました。

時刻は、早朝の午前6時頃で、朝陽がまともに当たっています。 一見、アオジのようですが、白いアイリングが特徴です。



ノジコ(野地子・野路子)

日本では夏鳥として渡来し、日本で繁殖します。(繁殖地として確認されてるのは日本だけ)

普段あまり見かけない鳥ですが、この近くでは、毎年多くの個体が縄張りをつくって、繁殖してるようです。

アオジとよく似てますが、特徴は前述したとおり、白いアイリングが特徴です。

また、アオジと違うのは、下嘴の色。

アオジはピンク色をしてますが、ノジコは鉛色です。(ここに掲載した写真は、朝陽がまともに当たって、分かり難いですが・・・・)



地味な姿からは想像できないくらい綺麗な声で囀ります。





上手い具合に同じ場所で、左右入れ替えてくれました。(雌は見つけることが出来ませんでしたが、目先が黒くなく全体的に地味です)





今回の目的の一つであるノジコに出会えて、感謝!感謝!です。

鳥撮りさんの中には、このノジコを見る為にやってこられる方もおられるようですが、今年は数が少ないようでした。


このシリーズ、いつまで続く??

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妙高高原鳥見行2日目(苗名の滝)

2016年06月12日 | 鳥見行
野生のニホンザルを見た後は、日本の滝100選の一つ「苗名の滝」へ向かいます。

最近は観光客も多いのか、以前と違って、駐車場も綺麗に整備されていました。

駐車場からすぐのところに、堰を渡るつり橋があります。

高所恐怖症で、揺れるつり橋が渡れない私でも、この吊り橋だけは何とか渡れます。

周りを見渡す余裕はなく、ただ一途に前を見て・・・・・

堰を渡って一気に、木製の階段を登って振り返ると、渡ってきた吊り橋が見えます。



そこから少し山道を登ると・・・・・前方に「苗名の滝」が見えてきます。

滝の手前にも吊り橋があります。 こちらの吊り橋は結構ゆれる吊り橋です。



「苗名の滝」

長野県と新潟県の県境にある関川にかかる落差55mの滝で、雪解けのこの時期が一番水量も多く迫力満点。

日本の滝100選の一つで、轟音を響かせながら落ちる様が「地震=なゐ」のようであるとされ、口語体に転化して「ないの滝」が「なえな滝」となり、「苗名滝」と名付けられたそうです。

また一説では、下流の高田平野の水田に水を供給する事から苗名となったとか・・・・・


今まで何度か、この滝に来てるのですが、高所恐怖症の私は、滝の前の吊り橋は渡れず、橋の真ん中から撮った写真は皆無。

そこで、今回は、Mさんにお願いして、吊り橋からの滝を撮ってもらいましたよ!!



広角で撮ると・・・・吊り橋を渡った先にある展望台も見えます。



今度は、吊り橋の手前にある細い道をさらに上って、滝壺に近づいてみます。



新緑に包まれた滝からは、マイナスイオンがたっぷり!!



さすがに水量が多いこの時期の滝つぼは迫力があります。



実は、この関川にある滝はこの苗名の滝以外にも、4連の滝が連なっていて、二の滝、三の滝、四の滝があるそうですが、通行が困難な場所だそうです。

ネットで調べてみましたが、この苗名の滝から先の上流を目指した方のブログを見つけました。興味のある方は、こちら


苗名の滝の下流にいたキセキレイです。

早朝に来れば、ミソサザイの奇麗な声も聞こえるのですが、午後の時間帯では、全く囀りも聞こえませんでした。



苗名の滝を見物した後は、ペンション近くの温泉施設でのんびりと夕刻まで・・・・
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妙高高原鳥見行2日目(ニホンザル)

2016年06月09日 | 鳥見行
5月23日、鳥見行2日目の午前中も思った成果もなく、同行のMさんが、まだ見たことが無いという「苗名の滝」へ向かうことにします。

「苗名の滝」へ車を走らせていると、下り道の途中で、ニホンザルの小さな群れに遭遇します。

この山では、よくニホンザルを見かける事があるのですが、群れでいるのは初めてです。

早速、車を道端に止めて・・・・・

こんな時に役立つのは、ミラーレスのニコンV3、何でもすぐ撮れるように膝元に置いていたのが正解でした。



群れの中には子ザルもいるようです。



上手い具合に、樹の幹に座ってくれました。 何とも可愛いですね。



枝を登りながら移動してる猿もいるかと思うと・・・・



盛んに、木の実を頬張りながら食事中の猿もいます。



みんなから隠れて幹にしがみ付きながら食事中の猿も・・・・



ズームアップして撮ってみますが、こちらを威嚇する様子もなく、顔も穏やかなのには驚きました。

野生のままで、あまり人馴れしていないのか? 人間には無関心??





写真を撮ってると、すぐ後ろの茂みで・・・・ガサガサ音がするので振り向くと・・・・すぐそばにも1匹のサルがいます。

こちらの方がビックリ!! でも猿の方は何事もなかったように茂みの中へ・・・・

今回は、同じカメラ(V3)で、食事の様子を動画にも撮ってみました。

何の木の実か分かりませんが、美味しそうに食べてます。






そして、「苗名の滝」へ・・・・
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