さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

コアジサイのダイビング

2015年07月29日 | 野鳥
夏風邪のやっと治りかけてきて、昨日は、久しぶりに都内へ出かけてみましたが、電車内の冷房が強すぎて、寒いくらいです。

一時、節電が叫ばれたころには、電車内の冷房も調整されていたはずなのに、のど元過ぎれば・・・・・でしょうか??

なんだか、あまりの寒さに夏風邪がぶり返しそう!

でも、外は暑いですねぇ~!!


さて、今回も、在庫からです。

何日か前にコアジサシの求愛給餌行動を載せましたが、今回はダイビング。

この日も、岸辺から遠い所でダイビングシーンを見る事が出来ましたが、なかなか近くで飛びこんでくれません。

まずは・・・・・・・ダイビング直前の反転シーンから・・・・

水面近くの獲物を見つけて急反転する姿が好きで、よく撮るのですが、久々の飛び物撮影で、なかなかタイミングがつかめません。



飛び込んだ直後(飛び上がる寸前)の写真ですが、顔は水の中!



水中から飛び上がるシーンですが・・・・果たして獲物は???



ロケーションとしては一番いい所で飛びこんでくれたのですが、遠いですね。 獲物はゲットできなかったようです。



今度はしっかり小魚をゲットできたようです。 同じ場所からの撮影ですが、上の写真と比べて、光の具合でこんなに印象が違います。





つぎも、見事に小魚をゲット!!





やっぱり、コアジサシのダイビングシーンはいつ見ても見事ですね。


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ジャコウアゲハの舞

2015年07月24日 | 昆虫
ハスとカワセミを撮り終って、のんびり歩いてると、目の前で、ジャコウアゲハ(夏型)の雄と雌が仲良く飛んでます。

ジャコウアゲハが風に乗りながら飛んでる時は、比較的撮りやすいですね。(春型に比べて、体も少し大きいからなおさらです)



のんびりと、フワフワ飛んでる姿が綺麗です。



雌の方が、コントラストがはっきりしてるので、雄を撮るより楽に撮れます。



以前、ジャコウアゲハの蛹「お菊虫」を載せた時、この蝶の事にも少し触れたことがありますが・・・・・

この蝶の名前の由来はオスが発する匂いが鹿の麝香に似るからだと云われていますが、自分ではまだ嗅いだことが無いので何とも言えません。



今回は、このジャコウアゲハの面白い能力(?)を紹介してみたいと思います。

ジャコウアゲハ、他の昆虫や鳥などの捕食者にとっては実に厄介な蝶なんです。

実は、食草のウマノスズクサには毒性のあるアリストロキア酸が含まれていて、他の虫などが寄り付かないように自己防御しているのですが、ジャコウアゲハはこの毒性を上手く利用しています。

つまり、ジャコウアゲハの幼虫が、ウマノスズクサの葉を食べることによって、その毒性が幼虫の体内に蓄積され、成虫になっても体内に残っています。

その為、ジャコウアゲハを食べると、捕食者は中毒を起こしてしまうという訳です。

一度食べた捕食者は、もう二度とジャコウアゲハを食べなくなります。

そして、このような過去の経験値が、捕食者(昆虫や鳥など)のDNAに引き継がれて、このジャコウアゲハには手を出さないようになったのでしょう。

自然界には、こうした能力を持つ生き物がいっぱい居ますね。



雄と雌が上手く絡みながらのデートシーン??



色の薄い方が女の子です。





比較的低い草むらを何度も、風に流されては、また元に戻ってくるので、ゆっくり撮らせてもらいました。






*先週末から夏風邪のようで、鼻がグスグス、咳が止まりません。

医者で薬をもらってきて、だいぶ楽になりましたが、PCに向かっても、まだ根気が無く、皆さんへの訪問も滞ってます。

そんな訳で、外に出るのも億劫で、しばらくは在庫から・・・・・・


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ハスにカワセミ

2015年07月20日 | 野鳥
台風一過、またまた猛暑日がやって来ましたね。

これだけ暑いと、何処へ出かけるのも億劫になります。


今回は、ハスに止まってくれたカワセミ君が主人公。

所用で次男の家に行く途中、せっかくなので、途中K公園に寄って見る事にします。

この池には、たくさんのハスの花が咲くのですが、この時期に来たのは初めてです。

池の近くでは、何人かの鳥撮りさんたちが・・・・・・

ハスに止まるカワセミ狙いのようです。

さすがに、午後になるとカワセミの出が悪いらしく、皆さん手持無沙汰の様子。



車には一応、鳥撮り用の機材一式は積んでいたのですが、暫くの間、様子を窺っても、遠くでカワセミの声がするだけ・・・・・

諦めて、ミラーレスの望遠だけ持って、池の周辺を散策。

すると……対岸の方から、カワセミの雄が飛んできて、近くのハスの花の蕾に止まってくれました。



飛び立ちそうにないので、少し近づいて違う角度から・・・・

女の子だったら、嘴の赤い色が映えたと思うのですが、贅沢ですね。



カワセミはこの後どこかへ飛び去ってしまいましたが、ほんの一瞬のチャンスに恵まれて、ラッキー!!



ここのハスの花は、古代ハスではなさそうで、花弁が短くて蕾も丸い感じがします。



形だけなく、色も少し薄いですね。 古代ハスとは違った趣がありますね。





ハスにはやはり水がお似合いです。









ここでは、毎年、このハスに止まるカワセミ狙いで地元の鳥撮りさん達には、人気のポイントらしく、来年はじっくり構えて撮ってみたいものです。
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夏羽のハジロカイツブリ

2015年07月17日 | 野鳥
台風11号、昨夜、高知に上陸した後、岡山に再上陸したようですが、皆さん大丈夫でしたか?

ここ埼玉でも、昨日から断続的に激しい雨が降り、昨夜は風も強くなりました。

各地で、土砂崩れなどの被害が出てるようですが、心配です。

猛暑が続いた後の台風、体調にも気を付けて下さいね。




さて…今回は久しぶりの鳥写真です。

去る7月4日午前中、そろそろコアジサシの雛でも来てないかと、I沼に出かけてみましたが、沼の中央で2~3羽のコアジサシが飛んでるだけ。

仕方なく、双眼鏡片手に沼の周辺を歩きながら散策してると、対岸近くに、何やら見かけない鳥がいます。

早速、車を反対側に移動させてみると・・・・

いたのは、夏羽のハジロカイツブリです。

聞くところによると数日前から、この沼にいるらしい。



ハジロカイツブリ

日本では、冬鳥として九州以北に飛来し、冬に湖沼や内湾などでよく見られるのですが、7月に見たのは初めてです。

渡りの時には大きな群れになるようですが、この時期、何故1羽だけいるのか不思議ですね。



日本で見られるカイツブリの仲間は、日本で繁殖するお馴染みのカイツブリの他に、このハジロカイツブリとミミカイツブリ・カンムリカイツブリ・アカエリカイツブリの5種です。

冬羽のハジロカイツブリとミミカイツブリはよく間違えられますが、ハジロカイツブリは上に反った嘴が特徴です。

夏羽のハジロカイツブリは、赤い目の後方にある三角形状の金色の飾り羽が特徴ですね。



白いお腹も見せてくれました。



羽繕しながら、こちらの事は気にならないようです。



時たま、こうして潜りますが、獲物を咥えてきたことは無し。



こちらの方に、どんどん近づいてきます。正面顔はちょっと怖いかも?? 飾り羽がお年寄りの眉毛のように見えます。(笑)



岸辺近くまで、お構いなしいに近づいてきます。



このハジロカイツブリも、その後10日にはその姿が見えませんでしたから、無事旅立ったのでしょう。

在庫から、冬羽のハジロカイツブリの写真を載せておきます。

まるで、別種のように見えますよね。 大変身!!


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原市の古代ハス(半夏生も・・・・)

2015年07月14日 | 
「原市の古代ハス」の周辺には、半夏生が群生してます。

ここの半夏生、毎年勢力を広げてるようで、生命力を強く感じます。





また、古代ハスには、ミツバチがたくさん集まってきます。ハスの蜜ってどんな味がするんでしょうね。

今回はマクロレンズを使用しなかったので、ちょっと小さいですが、かえって面白いかもしれません。

2匹が編隊飛行してるように見えます。



こちらは、ちょっと上から・・・・小さくて見辛いですね。



少しだけトリミングしてみると・・・・・ミツバチの様子がよく分かります。



雨上がりのため、ハスの葉には。大きな水たまりが出来てます。



次の写真、宝石が連なってるようで綺麗でした。

よく見ると、滴の中にハスの花が写ってるんですよ。分かるかな??



そして、ハスの葉の表面には、水玉がたくさん!!

写真は逆さまではないですよ。斜め上から角度を付けて撮ったのですが、まるで、水玉がぶら下がってるように見えます。





今年の梅雨は、じめじめとうっとうしい日が続いたため、毎年、数回通ったハス撮りも、今年は1回だけ。



出来ればもう一度行って、花の終わりの時期を撮ってみたいと思っていたら・・・・・今度は猛暑。

熱中症にかかりそうで、とても出かける気になりません。

猛暑の次は、大型台風?     皆さんも気を付けて下さいね。

今回で、「原市の古代ハスシリーズ」は終わります。 3回の連載、見て頂いて有難うございます。
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