さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ヨシゴイのランデブー飛行?

2021年06月29日 | 野鳥
6月1日には全く姿を見せなかったヨシゴイ。
6月5日に再びヨシゴイ狙いで沼に出かけてみます。
この日はあいにく朝からどんよりした曇り空でしたが、ヨシゴイたちの動きは活発でした。
水面の上では、2羽そろってランデブー飛行??? 水面すれすれに飛び回ります。






忍者のように、突然、葦の茂みから飛び出したり・・・


こちらに向かって・・・・見られたか!


すぐ近くの茂みへ・・・


横っ飛び姿も!


水面すれすれに茂みの中へ一直線



同じような場面ですが、雰囲気を少し変えて、写真を絵画風に加工してみました。



この日はコアジサシの姿も少なく、ヨシゴイ・デーでした。


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4度目の正直(アマサギ)

2021年06月27日 | 野鳥
6月2日、4度目のアマサギ探しです。
この日は、朝から、どちらに出かけるか迷いながら車を走らせ、まずはタマシギポイントへ・・・・
親子のタマシギを期待するも姿は無し。(そろそろ親子連れの光景が見れるはずなのですが・・・・)
そのままアマサギポイントへ・・・・
高台から遠くの田んぼを双眼鏡で見てもアマサギの姿は確認できない。
それでも車を駐車場に入れ、堤防沿いに歩いていると、田んぼの一角に・・・・・・・アマサギがいた!! 4度目の正直!!


田圃にいたのは、7~8羽。


昨年生まれの若鳥など、まだ夏羽に変身してない固体も混じってます。


そんな中、少し離れたところにいた別グループのアマサギ達が、空を飛ぶモーターパラグライダーに驚いて、こちらに合流し・・・・





12~3羽ほどに増えます。ダイサギやコサギも混じってますが、こうしてみると、他のサギ達に比べて、アマサギがいかに短足かよく分かりますね。



まだ夏羽に変身してない固体も頭頂はうっすら亜麻色です。


左のアマサギが何かを捕まえたようです。


いつもはコサギやダイサギが多い田んぼも、この日ばかりはアマサギの方がよく目立って、まさに1年ぶりの再会でした。


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ツミとオナガの関係

2021年06月25日 | 野鳥
5月31日、ツミの営巣の様子を見に出かけてみます。
ブロ友さんから情報を頂いて、だいぶ日が経つのですが、もし営巣してればそろそろ雛の姿でも見れるかと・・・・
数年前も同じような場所に営巣するかと思われたのですが、何故か、巣を放棄!!
今年は期待できそう??   甲高い鳴き声がするので、周辺を探すと・・・・見晴らしのいい場所から雄が見張り中。


少し角度を変えて・・・・


睨んでる?


時々、雄が餌を運んできて、近くで、大きく鳴くと、雌はその餌を受け取りに!!
餌を受け取りに出た雌が巣に戻ってきた瞬間だけ雌の姿が見えますが、抱卵中はわずか尾だけしか見えません。


すぐ近くでは、オナガも巣作りの最中です。ビニールひもも巣材に使うんですね。
ツミの巣の近くには、こうしたオナガの巣があることはよく知られてます。


「オナガのいる所にツミの巣あり!」とよく言われますが、果たして、ツミがオナガの防衛行動を利用してるのか? その逆なのか?
実はオナガがツミの防衛行動をうまく利用して、ツミの巣の近くに営巣することが多いようです。
ツミは、繁殖期になると、縄張りを作って周辺の外敵を排除する習性があり、オナガはチャッカリそれを利用して安全を確保してるんですね。
ところが、「バードリサーチ」の資料によると、カラス(ハシブトカラス)の多い所では、その関係が崩れてきてるところもあるそうなんです。
カラスはかなり執拗な性格なので、ツミもカラスが近づくたびにスクランブル発進してる繁殖に影響があるらしく、追い払うことが少なくなった??
幸い、この場所ではカラスはかなり多いのですが、オナガは、うまくその恩恵を受けてるようです。

そして6月10日、そろそろ雛が生まれてるころだと思い、2回目の観察!!
前回と同じように、近くの枝では雄が警戒中?? 5月31日と同じ場所、同じ位置。やはり、ここが見張り台になってるようです。


ツミの巣では雌の尾が見えるだけで、時々モゾモゾ動いてるところを見ると、雛はすでに誕生してるようです。(写真掲載無し)

一方、オナガの巣は???   長い尾っぽが見える所を見ると、こちらの営巣も落ち着いたようで、只今、抱卵中!


すぐ近くの電柱では、巣に近づいたハシブトカラスに対し、オナガたちが一斉にスクランブル発進。大きく鳴きながら威嚇してます。


カラスが去った後はのんびりと並んで!!


「オナガがツミの防衛反応を利用して、ツミの巣の近くに営巣する。」と書いたのですが、後日、面白いシーンが見れました。
何と!オナガがツミを追いかけまわしてるんです。こうなると、ツミがオナガの防衛反応を利用してるのかと疑いたくなりますが、真相はいかに??


彼らの様子は、その後も観察を続けていきたいと思います。




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コアジサシのダイビング2

2021年06月23日 | 野鳥
梅雨の鬱陶しい日が続いて、林は葉も茂り、そろそろ鳥枯れの季節。必然的に沼通いが多くなります。
6月1日、ヨシゴイの様子を見に出かけるも、この日は姿を見せてくれる気配もなく、コアジサシのダイビングに付き合うことにします。
今シーズン2回目のダイビング写真です。逆光のダイビングですが、やはりまだタイミングが合わず・・・・・




青空バックに飛ぶコアジサイは綺麗です。


この日も、まだ給仕行動をしているコアジサシが目立ちます。そろそろ抱卵が始まるころなのに!


この子は大きな魚をゲット!



これから抱卵が始まり、可愛い雛が誕生すると、巣と沼を往復するコアジサシが多くなりそうです。

*今回はコメント欄を閉じてます。


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ホタルブクロ・ユキノシタ・アジサイ

2021年06月21日 | 
アジサイがいっぱい咲く指扇氷川神社には、こんな花も咲いてました。
ホタルブクロの花も3色(?)が揃って咲いてます。

ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の多年草で、釣り鐘状の花が特徴ですが、名前の由来には2説があるようです。
花の形状が提灯に似てることから、火垂(提灯の古語)をあてたという説と子供が花のなかにホタル(蛍)を入れて遊んだからという説。
私的には、後者の方が、メルヘンチックでいいと思うのですが・・・・・皆さんは??
方言も多く、チョウチンバナ・ツリガネソウ・トックリバナ・アメフリバナ・ボンボンバナなど、それぞれ花の特徴をよく表してます。


 

やぶ蚊に刺されながら、初めて撮るユキノシタ、残念ながら、時期が少し遅かったようで、状態の良い花は少しだけ。
小さい頃、庭の湿った場所に植わっていたことをよく覚えていますが、花の記憶が全くなく、一度ゆっくり見たいと思っていた花です。
ユキノシタ(雪の下)
ユキノシタの名前の由来にもいろいろ説があるようですね。
雪が上につもっても、その下に枯れずに緑の葉があるからとする説・白い花を雪(雪虫)に見立て、その下に緑の葉があることからとする説
葉の白い斑を雪に見立てたとする説垂れ下がった花弁を舌に見立てて「雪の舌」とする説などがあるそうです。(ウィキペディアより)
上部に3つの小さな花弁と、下側の2つの披針形の白い花弁が印象的です。


シモツケの花も綺麗に咲いてました。


シモツケ(下野)の花はよく見かける花ですが、下野の国(現在の栃木県)で発見され「シモツケ」という名前になったとか・・・・

そして、アジサイの後編です。

 



毎年何度か通う「指扇氷川神社」ですが、今年はこの日一度だけでしたが、少し時期が早かった分、その他の花も見ることができました。
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