さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

武蔵野森林公園のネモフィラ

2016年04月30日 | 
昨日からゴールデンウィーク、皆さんもいろんなところへお出かけの計画があるんでしょうね。

私は、毎日日曜日の気楽な身なので、この期間は、孫姫の相手と写真整理で、自宅でのんびり過ごすことにします。(笑)





4月19日(火)、武蔵野森林公園の管理事務所に、ネモフィラの状態を電話で聞くと、「今が見頃!」とのこと。

天気もいいので、女房殿と出かける事にしました。

快調に車を走らせて、目的地近くまでに来たところで、突然「エンジントラブルランプ」が点灯。

特に異常な現象は見られないが、近くのガソリンスタンドで見てもらうと・・・・・・

「エンジンに異音など異常が見られないので、一般道を走るには支障が無いだろう!」とのこと。

多少不安を抱えながらも、そのまま目的地の武蔵野森林公園南口へ到着。

南口から入って5分ほど歩くと・・・・・・・目の前にネモフィラの丘が見えます。

ネモフィラと云うと、「ひたち海浜公園みはらしの丘のネモフィラ」が有名ですが、初めて見る花です。

青紫色以外にも白い色の花もあるんですね。



ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属に分類される植物の総称で、ルリカラクサ(瑠璃唐草)のことだそうです。

下の写真の色が違う花はスミレの花でしょうか??



ネモフィラ属は、カナダ西部からアメリカ合衆国西部、メキシコにかけてとアメリカ合衆国東南部に11種が分布しています。

ルリカラクサは、種として園芸上ネモフィラと呼ばれれ、耐寒性一年草で、花は4月~5月に開花し、花の大きさは2cmくらい。

白に空色または青紫色の深い覆輪で、中心部に黒い点が5つあります。



属名のネモフィラはギリシア語のネモス(森)とフィレオ(愛する)の2語からなり、森林の周辺に自生することにちなんでるそうです。



太陽の暖かい日差しを浴びて、一生懸命背伸びしてるように見えます。







近くに寄ってみると・・・・・



笑顔(?)のネモフィラがいっぱい!!

英語名で、「Baby blue-eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と云うそうですが、まさにピッタリです。



ネモフィラを見た後は、少し離れたアイスランドポピーを見に行くことにします。

(ネモフィラの資料はウィキペディアおよびネットから引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・続く


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今シーズンはシマアジ(縞味)の当たり年??

2016年04月27日 | 野鳥
4月16日(土)、次男夫婦が急用のため、昼過ぎまで孫姫の面倒を見て欲しいと連絡があり、急遽孫姫二人の面倒を見る事になります。

しかも女房殿も出かける予定で、仕方なく、爺さん一人で二人のお守です。

二人は「公園の遊具で遊びたい!」とのことなので、鳥見も兼ねてI沼の公園に出かける事にします。

次男宅と我が家のちょうど中間地点にあるI沼公園、子供用遊具がたくさんあります。

桜の時期も過ぎて、公園は比較的すいていて、二人は大喜び!!

お昼頃まで、孫姫の相手をして、帰り際に二人を車の中に待たせて、沼を覗いて見ると・・・・・

かなり遠い所ですが、シマアジがお昼寝中。



このシマアジ、I沼に4月初めに現れて、とっくに抜けてしまったと思っていたのですが、まだ居てくれたようです。

この日は、車にミラーレス望遠カメラを積んでおいて大正解です。

しばらく待っても起きてくれる様子も無く、孫姫たちを送り届けた後、帰りにもう一度覗いて見る事にします。

そして午後3時半ごろ再び・・・・・今度は起きてましたよ。



シマアジ(縞味)

日本では、主に旅鳥として春と秋に通過する際、見る事が出来ますが、今シーズンは当たり年でしょうか?

周辺でも、目撃情報が多いようで、C池でも雄と雌が現われたとか・・・・・

2011年にも、近くの公園に現われて、賑わったことがありますから、私自身は5年ぶりの出会いです。

漢字では縞味と書きますが、雄が縞模様なので「縞」、「味」はトモエガモの古名「味鴨」から来てるそうです。

雄は白くて太い眉線が特徴で、肩羽の一部が白黒の縞模様になっています。(「野鳥の名前」より)

旅鳥なので、滞在期間は短く、のんびりしてるとすぐに抜けてしまうことが多いので、要注意ですね。


のんびり眺めてると、突然左から右へ飛びます。

この日は曇り空、晴れてれば、もっと奇麗な色が出たでしょうね。







そして、まだたくさん残ってるヒドリガモの傍へ・・・・



この子はサービス精神旺盛で、羽ばたきも見せてくれましたよ。





暫くすると、のんびりプカプカと・・・・・・・・徐々に遠ざかっていきます。



ヒドリガモも、傍を通り過ぎていくシマアジが気になるのかも知れませんね。



このシマアジは、21日頃までは確認され、その後は飛び立ったようです。



このところ、トモエガモ・シマアジと、孫姫たちと一緒の時に面白い出会いがあり、彼女たちは「福の神」ならぬ「鳥の神(?)」(笑)
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カントウタンポポなど

2016年04月26日 | 
田島が原には、天然記念物のサクラソウ以外にも、いろんな花が咲いています。

カントウタンポポも、最近は少なくなりましたが、ここではたくさん見る事が出来ます。



カントウタンポポは、1年を通じてこの時期にしか花を咲かせません。

(一方、セイヨウタンポポは、春の開花が一番多いですが、1年中花を咲かせるようです。)



今回は、カントウタンポポの花の裏側も撮ってみました。

花の下にある外総苞片(がいそうほうへん)と呼ばれる部分がそり返っているのがセイヨウタンポポ。

この写真のように、直立してそり返っていないのがカントウタンポポです。簡単に区別できます。



綿毛も、セイヨウタンポポとはちょっと形が違うようですね。



次は、ここの地主(?)のノウルシです。

地味な植物ですが、この荒川河川敷一帯では、あちこちで、、この群生を見る事が出来ます。





ヒキノサカも咲いてるのですが、この日は状態があまり良くありませんでした。



ツボスミレも咲いていたのですが、風が強くて、撮影は断念!!



おまけは、シロバナサクラソウ

今年は、昨年と同じ場所に、この一株しか咲いていませんでした。





*今回はコメント欄を閉じてます
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田島ヶ原の自生サクラソウ(天然記念物)2016

2016年04月24日 | 
今年も、田島ヶ原のサクラソウが綺麗に咲きました。

4月13日、朝から風も強く、曇り空で花が咲いてるかどうか心配だったのですが、午後から様子を見に行ってみました。

駐車場から見た様子では、今年の状態はあまり良くなさそう!!

確か、この週の16・17日がサクラソウ祭りのはずなのですが・・・・ちょっと心配です。

晴れれば一斉に花も開くのかも知れません。



以前にも書いた通り、ここはサクラソウの自生地として有名で、推定100万株のサクラソウが自生してます。

昭和27年に、国の天然記念縁として指定され、毎年ボランティアの人たちによって保護され、綺麗な花を咲かせます。



サクラソウは、北海道を始め、本州、九州などに分布していますが、サクラソウ自生地として天然杵bん物として、指定されてるのはここだけだそうです。

もちろん、埼玉県の花も、このサクラソウです。



サクラソウを育てる愛好家の人も多く、江戸時代後半から、たくさんの品種が生まれました。

ここでは、こんな薄いピンク色した花も咲いています。



この周辺では、ノウルシの自生地としても有名なのですが、そんなノウルシの隙間にも・・・・・



次の写真、よ~く見て下さい。分かりますか???

そうなんです、花弁が4枚の花が2輪混じってるんです。

ふつう、花弁が5枚なのですが、よく探すと、こんな花弁が4枚の花を見つけることが出来ます。

保護用のロープの外から探すので、四つ葉のクローバーを探すより難しいかも????

(実は、この花の場所は、ボランティアの人に教えてもらったんです。)



少し離れたところでは、例年のように、綺麗な群生を見る事が出来ました。



ここでも、手前の花は少し薄い色をしています。





(参考)

埼玉県の花はサクラソウですが、鳥:シラコバト、木:ケヤキ、蝶:ミドリシジミ、魚:ムサシトミヨ

この中で魚のムサシトミヨはちょっと聞きなれない魚です。

以前、水族館で撮ってきた写真をブログに載せたことがあります。

興味のある方は・・・・・・・・・・・こちら


因みに、シラコバトは・・・・・

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コホオアカ(小頬赤)に会う

2016年04月21日 | 野鳥
3月下旬辺りから、A公園近くにコホオアカがやって来て賑わっていたようです。

そんな中、4月6日、そろそろ人の数も減ってるだろうと、まだ居るかいないか分からないままに出かけてみました。

公園の桜を楽しみながら、ゆるゆるとポイントに行くと、鳥撮りさんたちが6~7名ほど・・・・

なかなか茂みから出てきてくれないらしく、皆さんちょっと手持無沙汰の様子です。

双眼鏡で見ると、茂みの中にチョロチョロ動くコホオアカの姿が見えますが、外には出てきてくれそうにありません。

そして・・・・デジスコをセットして間もなく・・・・・

突然茂みから飛び出してきた鳥・・・・・ホオジロ??ホオアカ??それとも本命のコホオアカ??

取り敢えず何枚か撮ってみます。(背景が悪く、分かり難いですが…)

ホオアカも一緒にいたという方もいて、初見の私には、これがコホオアカかどうか判断が付かないままパチリ!パチリ。



自宅で調べてみると、褐色の頭頂線や、腹部分にある縦斑が脇だけでなく、腹の部分にまでありそうなことからコホオアカと判断。

耳羽を囲む線も黒褐色ですし・・・・(雄か雌かまでは自信がありません)



コホオアカ(小頬赤)

ホオジロの仲間で、日本では見る事は少ない冬鳥または旅鳥ですが、見かけはカシラダカやホオアカとよく似てますね。

比較的良く見るホオアカと比べて、体が小さく、茶褐色の頭央線が特徴です。

名前は、まさにその名の通り、頬が赤い小さいホオアカと云うことからコホオアカと付けられたのでしょうね。

トリミングして少し大きくした写真を載せてみますね。下に載せたホオアカと比べてみて下さい。



次の写真は、頭の向きを変えてくれたので、後頭部が良く見えます。頭頂線もくっきり分かりやすいです。

この後、西の方向に飛び立って、チャンスはこの1回のみ。



久しぶりに途中で会ったAさんと談笑しながら、周辺を探してみたものの、その姿鳴見えず。

お昼になったので、このまま撤収!!

いったん帰ったものの、この1チャンスだけでは気が済まず、昼食後再び出かけてみましたが、やっぱり姿は見えず。

その日はこの1回きりだったようです。

翌々日の午後にも出かけてみましたが、その日も、朝早く僅か顔を出しただけとか・・・・・

隣にいた女性のバードウォッチャーさん曰く、「今日で3回目なのに、まだ一度も見てないんです!!」とのこと。


今回は、在庫から、夏羽のホオアカ(頬赤)の雄を載せておきます。比較してみて下さい。



頭頂線はないですね。





そして、お馴染みのホオジロ(頬白)の雄も・・・・・・ホオジロの雌だと紛らわしいかも知れませんね。



辺りにはアオジ(青鵐)も多くいましたよ。



暖かい日だったせいでしょうか。イタチも顔を出してくれました。






*何せ初見初撮りのコホオアカです。もし、間違ってたらご指摘くださいね。
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