さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

都会のオアシスで、オシドリ(鴛鴦)など

2016年01月31日 | 野鳥
今回は、新宿御苑の野鳥を紹介します。

いつもは撮影場所などは明記しないのですが、新宿御苑の鳥情報は、新宿御苑のHPでもオープンになってるので、今回はそのまま紹介しますね。

新宿門を入って、そのままオシドリ(鴛鴦)のいる池に向かいましたが、見渡しても、その姿は無し!!

池を間違ったのかと、池の周辺を一周して、また元の場所から探してみると・・・・

いました!! 対岸の木陰に雄が1羽。



先ほどはいなかったので、草薮の中に居たのでしょうか。 タイミングよく、大きく羽ばたいてくれました。



暫くすると、ぞろぞろと、やっぱり薮の中から・・・・・



みんなで賑やかな井戸端会議?? 女の子も2羽混じってますね。



HPによると、毎年冬になるとやってくるようで、この池の名物??

暫く待っても、なかなか池の真ん中には来てくれる気配は無くて、木陰の中を行ったり来たり。



以前にも書いたのですが、オシドリは雌雄の仲が良く、寄り添うようにして休むことで有名ですね。

オシドリの語源は、「大言海」にあるように「雌雄相愛(を)し」であるというのが定説だそうです。(「野鳥の名前」より)



この池には、帰り際の昼過ぎにも寄ってみましたが、姿は見えませんでした。林の中に入ってしまったんでしょうね。

オシドリの後は、もう一つの目的であるトモエガモ探しです。

途中の別の池の傍では、水を飲みに来たアカハラ(赤腹)を見つけました。(逆光補正をしたので、あまり色がでません。)



マガモ(真鴨)も結構たくさんいます。この池ではマガモ以外に、オオバン・カイツブリ・ホシハジロなどがいます。



林の中ではシロハラ(白腹)が上手い具合に枝の上に居ました。

腹が白いから「白腹」、上に載せたアカハラは、腹が赤いから「赤腹」。分かりやすいですね。



雄のようですが、この子の頭にはティアラのような白い班がありますね。



エナガ(柄長)も飛び回ってますが、暗い林の中では、なかなか上手くとらえることが出来ませんでした。



藪の中では、ウグイス(鶯)も・・・・・どちらも証拠写真程度しか撮れませんでした。



ルリビタキもいるようなので、しばらく探してみましたが、見つけることが出来ません。

不思議なのは、これだけの林があるのに、冬の定番ジョウビタキの気配が全くなかったですね。


・・・・・・・・・・続く!
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初めての新宿御苑

2016年01月29日 | 日記
1月22日、快晴!

日差しも温かいので、急に思いついて、「新宿御苑」に出かけてみる事にしました。

先日、ホロホロさんのブログを拝見して、野鳥観察もできる事を知り、一度行ってみようと思っていた矢先だったんです。

デジイチとミラーレスをバッグに入れたものの、意外と重い!!

自宅を午前9時過ぎに出て、埼京線で新宿駅へ・・・・・

新宿南口から10分ほど歩くと、「新宿御苑」新宿門に着きます。

この辺りは、仕事ではよく来ていたのですが、もちろん御苑に入るのは初めて。

入場料が200円。   安い!!



ここは、もともと、江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地だそうです。

1879年(明治12年)に新宿植物御苑が開設され、宮内省(現在の宮内庁)の管理するところとなり、戦後から一般に公開され、現在は環境省管轄になっています。

都内には、ここ以外にもたくさんの縁がありますが、新宿駅にも近く、外国の観光客や、近くの人の散歩コースとしても有名です。

園内から、NTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)が望めます。



こちらは、園内にいくつかある歴史建造物の「旧御涼亭」

昭和3年(1928年)に、昭和天皇のご成婚記念として建てられ、中国南方地方の建築様式を取り入れた、国内においても希少な本格的中国風建築だそうです。

梅の樹は、まだチラホラ咲いてるだけでしたね。



日本庭園では、タギョウショウの剪定が行われてました。

このタギョウショウの剪定は、この御苑の冬の風物詩だそうですよ。



このタギョウショウ、赤松(アカマツ)の園芸品種で、根元から枝が細かく分かれ、開いた傘のように丸い樹形が特徴だそうで、下から撮ってみると、こんな感じです。



芝生の広場からはこんな風景も・・・・・



次の大きな樹は、ダイオウショウ、やはり松の仲間で、北アメリカが原産だそうです。



「新宿門」から「大木戸門」に向かって歩いてみますが、咲いてる筈のフクジュソウは見当たらず、水仙は、もう盛りを過ぎてました。

途中、小さな樹ですが、「寒桜」が満開です。



偶然、メジロが3羽ほど、やって来てくれました。青空に映えて綺麗です。









結局午後1時過ぎまで、園内を散策。園内のあちこちに、枝垂れ桜の樹があり、春に、もう一度来てみたいですね。

もちろんBWもしてきましたよ。

目的だったオシドリやトモエガモの他に、マガモ・ホシハジロ・シロハラ・アカハラ・メジロ・ウグイス・エナガ・オオバン・ツグミなどなど・・・・

鳥たちにとっては、都会の中のオアシスなんでしょうね。

詳しくは次回載せる予定です。


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ユリカモメ(百合鴎)で一服

2016年01月26日 | 野鳥
たまにはI沼も覗いて見ようと、勇んで出かけたものの・・・・・・・

特に珍しい水鳥が居るでもなく、あのアメリカコガモもどこかに紛れてるのか、この日は確認できません。

久しぶりに、ユリカモメ(百合鴎)の群れがいて、のんびりと日光浴? 合わせて20羽ぐらいいるのでしょうか?

ユリカモメを「百合鴎」と漢字で書くのは江戸末期以降の事だそうで、「ササユリやテッポウユリのように、白い綺麗なカモメ」が語源だろうと云われてますが、
どう見ても百合のようには見えませんね。(「野鳥の名前」より引用)

この日は、特に収穫になりそうな獲物も見つからず、折角来たので、このユリカモメの飛び出しを狙うことにします。


さて、ユリカモメやサギなどの大型の鳥の飛び出しを撮るのはそんなに難しくはないのですが、タイミングを合わせるのにはちょっとしたコツが必要ですね。

(小さな鳥に関しては、まさに運次第??)

皆さんは、飛び出しの前兆を見極めるために、どんな事に気を付けておられるでしょうか?

次の写真は、ユリカモメが飛び立つ瞬間を撮ったものです。ちょっと斜め後ろからですが・・・・・











今回は、飛び出しのタイミングを合わせる為の、私なりのポイントをいくつか書いてみますね。

 ①因みによく云われる、糞をした後に飛び立つことが多い(特に小鳥の場合が多いみたいです)

 ②動き回ってる最中に、突然、立ち止まって、周囲を窺い始めたとき。(特に遠くを窺うような仕草の時が確立が大)

 ③群れでいる時、お互いに鳴き合いを始めた時は、一斉に飛び立つことが多い。(1羽の時でも、鳴いた直後に飛び立つことが多い)

 ④特に子供が近づいた時(子供の甲高い声に反応するためか??)

 ⑤猛禽類などが上空に現れた時

        などなど・・・・・・・

もちろん、鳥の種類や、群れの具合によって、それぞれ特徴があるので、一概には言えませんけど・・・・・

如何でしょうか? これ以外に、飛び出しの前兆を見極める方法があれば教えて下さいね。



さて、次の写真は、比較的撮りやすい、着地シーンです。











次は、着地直前の横からの写真ですが、これだけを見ると、阿波踊り???(笑)



横を見ると、ダイサギの傍で、コサギ同士がけんかの真っ最中。



今回も、平凡なI沼の光景でしたが、この日のように暖かい日は、のんびりこんな写真を楽しむのも一興!!

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京都伏見稲荷大社

2016年01月23日 | 旅行
毎年、秋に京都「黄檗」へ墓参りに行くのが恒例なのですが、2016年が、両親の13回忌なので、法事を兼ねて1月に行くことに・・・・

墓がJR奈良線の「黄檗」にあるため、今回は時間的な制約の中、「伏見稲荷大社」に寄ってみます。

実は、私自身、大阪に生まれ育ってながら、この「伏見稲荷」に来るのは初めてなんです。

墓参りを済ませて、同じ沿線のJR「稲荷駅」に着いたのは、陽も少し西に傾きかけた午後3時前。

荷物を駅のコインロッカーに預けて・・・・・



鳥居をくぐった先には「楼門」があり、たくさんの人が写真を撮ってます。

ほとんどが外国観光客の人たちですが、やはりアジア系の人が多いですね。

他国には無い神社文化をどのように感じてるのでしょうか。

もともと、ここ伏見稲荷大社は、外国観光客に人気のあるところで、2015年には、外国人観光客の人気スポットとして第1位になったとか・・・・

駅に近く、拝観料が不要で、閉門時間が無いことなどが人気の理由だそうです。

次の写真は、鳥居の先にある「楼門」です。

この建物は天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営とされ、神社の楼門の規模としては最も大きいものだそうです。



「お稲荷さん」として親しまれてる伏見稲荷大社ですが、全国に30000社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。

和銅年間(708~715年)(一説に和銅4年(711年)2月7日)、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受けて伊奈利山(稲荷山)の三つの峯にそれぞれの神を祀ったことに始まり、
秦氏にゆかり深い神社です。

稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とし、その稲荷山には信者から奉納された約1万基の鳥居があり、特に「千本鳥居」と呼ばれる所は狭い間隔で多数建てられ名所となっています。

鳥居を奉納する習わしは江戸時代に始まったそうですから、そんなに昔の話ではないですね。

本殿の奥に、その「千本鳥居」の入り口があります。



ここから頂上の「一ノ峰」(海抜233メートル)まで、延々と鳥居が続きます。

さて、ここから、女房殿と頂上の「一ノ峰」を目指して・・・・・いざ!出発!



狭くて少し幅の狭い鳥居が並ぶところは一方通行。



緩やかな上りが続きます。



上りの時は気づかなかったのですが、振り返ってみると、鳥居には奉納者の名前が刻まれてます。



昇り始めて20~30分くらいでしょうか?? まだ先は見えず、息があがってきます。

山中には、おびただしい「お塚」が群在し、参道には数千もの朱の鳥居が建ち並んでいます。



途中ですれ違う人に、聞いてみると・・・・・「まだまだ先ですよ!!まだ半分くらいかな?」



上り階段がかなり急になってきます。 登り始めて、すでに30分以上!

女房殿、曰く! 「腰痛がぶり返すとまずいからここで待ってて・・・・!!」

私は、その意見に従って、即、OK!!!、私は途中の茶店で一服!

時間的な制約があったので、女房殿だけ、さらに15分ほど登ってみたものの、結局時間内には「一ノ峰」までたどり着けなかったとのこと。

茶味の前に、これも「塚」でしょうか?、小さな鳥居が奉納されてます。



女房殿を待つ間に、茶店近くから望む京都市内。



ここから、JR「稲荷駅」まで、別の道を下山します。

そして、今度は、京阪「伏見稲荷駅」から、友人ご夫妻と待ち合わせをしてる守口へ・・・・・

(守口市は、私が生まれ育った町)

ほぼ1年ぶりの友人ご夫妻と、酒を飲みながらの談笑、あっという間に時間が経ってしまいました。


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公園の鳥ア・ラ・カ・ル・ト

2016年01月20日 | 野鳥
今回は公園を歩きながらの鳥ウォッチングです。

前にも書いたように、今冬はやたらヒドリガモが多く、I沼のヒドリガモの群れもそのまま居着いてます。

一方、このM公園の池も、定番のオナガガモ(尾長鴨)に混じって、例年になくヒドリガモ(緋鳥鴨)の数が多いです。

そんなヒドリガモから・・・・・

一番多いオナガガモの中に、ヒドリガモ、オオバン、バン、コガモたちが混じって、大賑わいです。



オナガガモやヒドリガモは、餌を求めて、よく陸に上がるのですが、犬連れの散歩に人たちが近くに来ると、こうして一斉に池に避難?





羽ばたくと、結構大きいですね。



そして、いつもより多いオオバン(大鷭)。 合わせて20羽くらいいるでしょうか。



気性の荒いオオバン同士の仲間喧嘩。 池のあちこちで、こんな姿が見れます。



見よ!この足! 体に比べても異様に大きい楓の葉のような足です。 スイレンなどの水草の上を歩けるように・・・・自然の知恵ですね。



さすがのカワウも、オナガガモやヒドリガモに圧倒されて、片隅で水浴びです。



ハクセキレイ(白鶺鴒)も仲間入り。 最近、スズメなどが減ってる一方で、ハクセキレイは少しずつ増えてるように感じます。



器用に水浴びをします。



すぐそばの樹にツグミ(鶫)がやってきます。 この子はちょっと小型ですが、お洒落な模様が良く目立ちます。



冷たい水もなんのその、枝から下りてきて水浴びを始めます。



公園のちょっとした何気ない鳥風景でしたが、こんなウォッチングも楽しいですよ。


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