ある日、近所のフェンスに咲くキバナコスモスにホシホウジャクとホシホウジャク4~5匹いるのを見つけました。
翌日、曇りで少し風が強い日でしたが、カメラ持参で再び訪れてみると・・・・
風に揺れるキバナコスモスに纏わりつくように飛び回っています。ホシホウジャクが2匹とオオスカシバ3匹。まずはオオスカシバ(大透翅)から。
風に揺れるキバナコスモスから蜜を吸うのにかなり苦労していて懸命の飛翔。これだけ近づいても逃げる様子はありません。
オオスカシバもホシホウジャクもスズメがの仲間。蛾の仲間なのに昼行性なのも面白いですね。2センチほどの口吻を伸ばして器用に蜜を吸います。
透明の翅を素早くはばたかせてホバリングしたり、直線的に飛ぶ姿はハチドリを思わせますよね。
蛾の仲間なのに、高速での飛行やホバリングなど優れた飛行能力を持っており、生理学や行動学のモデル生物として広く用いられているそうです。
正面からも・・・・
次はホシホウジャク(星蜂雀)です。こちらの方はフェンスの中側に居て、なかなか近くで撮らせてくれませんでした。
オオスカシバに比べて少し地味ですが、行動はほぼ同じ。
飛ぶと後翅のオレンジ色がよく目立ちます。
わずかに咲いてるキバナコスモスに、これだけの数のオオスカシバやホシホウジャクが集まってるのは久しぶりでした。