11月26日(晴れ)、久しぶりに、岩殿観音(正法寺)の大イチョウを見に行ってみました。
この日は早朝から濃い霧が立ち込め、上手くすると霧の中の幻想的なイチョウが撮れるかもと期待しながら自宅を出発。
しかし残念ながら、現地の到着する20分前頃から霧が晴れ始めます。
国道212号線、「こども動物自然公園交差点」を右に折れ、しばらくして左折、正法寺「仁王門」から延びる表参道に入ります。
600メートルほどの表参道、今は昔の面影はないですが、約50戸の門前町を形成していたとのこと。
「仁王門」横の小さな駐車場に車を止めて、「仁王門」から境内へ・・・・
「仁王門」:もともと、運慶の作といわれていましたが、江戸時代に焼失し、現在の仁王像は、文化年間(1808~1814年)に再建されたもの。
「巌殿山正法寺」の本堂は、この「仁王門」の横にあり、階段を登った先には、「観音堂」などがあります。
「巌殿山正法寺」は、718年(養老2年)に沙門逸海が岩殿山の岩窟に千手観音像を安置し、傍らに正法庵と号した草庵を結んだことに始まるのだとされてます。
真言宗智山派の寺院で、本堂には、阿弥陀如来さまが祀られており、主に回向法要を修するお堂です。
また、坂東三十三箇所の十番札所で、岩殿観音の名で知られています。
「観音堂」
常の勤行や祈願法要が修され、千手観音さまが祀られています。現在の観音堂は明治12年に移築されたものですが、江戸後期の建造と推測されてます。
境内右には、「百地蔵堂」(右)と「薬師堂」(左)があります。
「百地蔵堂」:弘法大師空海の作との伝がある地蔵菩薩さまが祀られています。その両脇には地蔵菩薩さまの像が並べられ、百のお地蔵さまが祀られています。
「薬師堂」:明治20年の春に信州善光寺三尊阿弥陀如来を分身安置され、薬師如来と十二神将、善光寺阿弥陀如来が祀られています。
境内を左の回り込むと、目的の大イチョウが目の前に見えます。時期的に少し早かったようで、所々まだ緑色の葉が残ってます。
推定樹齢は700年を越える大イチョウで、周囲は11mあり、埼玉県内でも最大級の大きさです。
江戸時代には養老木と呼ばれ、多くの女性に安産・子育守護の対象として信仰されました。
「観音堂」の前から見た大イチョウ。上の方は、だいぶ緑色の葉が残ってますが、見事な大木です。(こちら側から逆光)
この岩殿観音には、10年前ぶりで、その間大きな台風が何度も来てるにもかかわらず、大イチョウはびくともせず、健在でした。
久しぶりに、たくさんの写真を撮ってきましたので、何回かに分けて連載していきたいと思います。
(一部正法寺公式HPより引用)
この日は早朝から濃い霧が立ち込め、上手くすると霧の中の幻想的なイチョウが撮れるかもと期待しながら自宅を出発。
しかし残念ながら、現地の到着する20分前頃から霧が晴れ始めます。
国道212号線、「こども動物自然公園交差点」を右に折れ、しばらくして左折、正法寺「仁王門」から延びる表参道に入ります。
600メートルほどの表参道、今は昔の面影はないですが、約50戸の門前町を形成していたとのこと。
「仁王門」横の小さな駐車場に車を止めて、「仁王門」から境内へ・・・・
「仁王門」:もともと、運慶の作といわれていましたが、江戸時代に焼失し、現在の仁王像は、文化年間(1808~1814年)に再建されたもの。
「巌殿山正法寺」の本堂は、この「仁王門」の横にあり、階段を登った先には、「観音堂」などがあります。
「巌殿山正法寺」は、718年(養老2年)に沙門逸海が岩殿山の岩窟に千手観音像を安置し、傍らに正法庵と号した草庵を結んだことに始まるのだとされてます。
真言宗智山派の寺院で、本堂には、阿弥陀如来さまが祀られており、主に回向法要を修するお堂です。
また、坂東三十三箇所の十番札所で、岩殿観音の名で知られています。
「観音堂」
常の勤行や祈願法要が修され、千手観音さまが祀られています。現在の観音堂は明治12年に移築されたものですが、江戸後期の建造と推測されてます。
境内右には、「百地蔵堂」(右)と「薬師堂」(左)があります。
「百地蔵堂」:弘法大師空海の作との伝がある地蔵菩薩さまが祀られています。その両脇には地蔵菩薩さまの像が並べられ、百のお地蔵さまが祀られています。
「薬師堂」:明治20年の春に信州善光寺三尊阿弥陀如来を分身安置され、薬師如来と十二神将、善光寺阿弥陀如来が祀られています。
境内を左の回り込むと、目的の大イチョウが目の前に見えます。時期的に少し早かったようで、所々まだ緑色の葉が残ってます。
推定樹齢は700年を越える大イチョウで、周囲は11mあり、埼玉県内でも最大級の大きさです。
江戸時代には養老木と呼ばれ、多くの女性に安産・子育守護の対象として信仰されました。
イチョウの周囲を左から回り込んでみます。
「観音堂」の前から見た大イチョウ。上の方は、だいぶ緑色の葉が残ってますが、見事な大木です。(こちら側から逆光)
この岩殿観音には、10年前ぶりで、その間大きな台風が何度も来てるにもかかわらず、大イチョウはびくともせず、健在でした。
久しぶりに、たくさんの写真を撮ってきましたので、何回かに分けて連載していきたいと思います。
(一部正法寺公式HPより引用)