さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ハマシギも元気!!

2018年01月30日 | 野鳥
T沼ではハクチョウ以外にハマシギやツルシギなどが見れますが、今回もハマシギが元気に飛び回っています。
数も増えて、2グループが仲良く並んでいます。


一斉に起きだして、お食事タイム!! それぞれバラバラに食事を始めます。


結構深い所までやってくるんですね。みんな下を見て、チョコチョコと餌を探す様を見てると、楽しくなります。


そして、突然飛び始めたと思うと・・・・・ぐるっと旋回しながら、またもとの位置へ・・・・・こんな行動を何回か繰り返します。
カルガモの頭上すれすれを飛んで、カルガモもビックリ??





みんな集まって、またまた休憩タイム??


一斉に飛び立つのも、グループ単位です。 2つのグループが一斉に飛んでくれると迫力ありそうなのですが・・・・・

例年、たくさんのミコアイサがやってくるのですが、この日はどこを見渡しても、あのパンダ顔が見えません。
居たのは、数羽のお嬢さんだけ! どこへ行ったのか??





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T沼の白鳥たち2018

2018年01月26日 | 野鳥
今年もT沼の白鳥たちを見に行ってきましたよ。
昨年末、T公園のヤツガシラ、U市のアカハシハジロを見に行くつもりが、結局行けず。
新年早々にでも白鳥見物も兼ねてプチ遠征するつもりだったのですが、これまた野暮用で行けず。
結局動けたのは、1月10日。
その頃には、ヤツガシラも抜けたようで、アカハシハジロも???
仕方なく、T沼とG沼の白鳥見物だけになってしまいました。

ところが、このT沼についてみると・・・・・・・水が無い!!
沼の1/3ほどが渇水状態で、白鳥たちがいるのは、はるか向こう岸近くの浅瀬に見えるだけ。(オオハクチョウです)




近くにハマシギやツルシギは居たものの、肝心の白鳥の飛ぶ姿は見ることができませんでした。



仕方なく、T沼のすぐそばのG沼に移動。
G沼ではオオタカ狙いでしょうか?数人の鳥撮りさんがいるだけでしたが、こちらの方が白鳥の数が多そうです。
この周辺では毎年、オオハクチョウを中心にコハクチョウ・アメリカコハクチョウが見れますが、一番多いのはオオハクチョウ。




コハクチョウ達もオオハクチョウに混じって、元気そうでした。




オオハクチョウにしてもコハクチョウにしても、今シーズンはどことなく幼鳥の数が少ないように感じます。

そして、アメリカコハクチョウです。今シーズンも数は少ないですが、元気な姿を見せてくれました。(3~4羽??)




餌場では、相変わらず賑やかなオナガガモの群れが騒いでますが、例年に比べて、ちょっと寂しいT沼でした。
次回はツルシギなで、ここで出会った鳥たちを載せますね。




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トラフズクが少しだけ動いた!

2018年01月23日 | 野鳥
昨日の昼頃から積もり始めた雪が、街を白銀の世界に変えてしまったようです。20センチ以上積もってるでしょうか。
この調子では、通勤の人たちも大変そう!!
外にお出かけの方は気を付けてくださいね。

昨年末のトラフズク、続きを載せる予定していたのに、下書きのまま忘れてました。
雪が積もってるのに、ちょっと場違いですが、トラフズクが少しだけ動いてくれたシーンをいくつか載せてみました。
前回載せたものより、大きくトリミングして表情が分かるようにして見ました。(一部テレコン1.4装着)

こちらに「ガンを飛ばしてる??」・・・・・怖っ!(笑)



緊張した時はこのように体が細くなります。


羽づくろいを始めると、額の部分が第2の顔(?)に・・・・


そしてちょっと態勢が変わったので注意してると・・・・・大きな伸びを・・・・



ウツラウツラしながらも、時々、辺りが気になるのか、左を見たり、右を見たりします。




こんなトラフズク、近いうちにもう一度見に行きたいものです。
今度はどんな顔を見っせてくれるのか??? 全く同じだったりして・・・・


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カワアイサ(川秋沙)がやってきた

2018年01月20日 | 野鳥
1月9日午後、久しぶりにI沼の側を通ると…・・2~3人の鳥撮りさんが・・・・
車を止めて沼を覗いてみると・・・・・・カワアイサの雄が1羽。

翌日には抜けてしまう恐れがあったため、いったん自宅に帰ってカメラを取りに帰ってから、再びI沼に戻ります。


キンクロハジロが数羽いる周辺を行ったり来たり。
この沼でカワアイサを見かけたのは少なくとも私自身は初めてです。
近くの荒川あたりでときどき見かけることがあるようですが、そちらの方からやってきたのかもしれませんね。


カワアイサ(川秋沙)
日本では冬鳥として飛来します。(北海道では留鳥として繁殖することもある)
アイサという名前が付くカモの仲間で、日本で見れるのは、このカワアイサ以外にウミアイサ・ミコアイサ・コウライアイサの4種。
(以前はアイサ属として同じ属でしたが、今はミコアイサ属とウミアイサ属に分かれています)

カワウがすぐ近くに浮かび上がってきても、一向に気にする様子もありません


飛翔姿も期待したのですが、飛ぶ様子は無く、一度だけ、上手い具合にはばたいてくれました。





あまり動きがありませんが動画もどうぞ!!



日が西に傾き始めて、飛ぶコガモやハシビロガモも赤く染まりはじめます。



セグロカモメが大きな魚を咥えてます。



カワアイサも、その後いつまでいたのか分かりませんが、すぐに抜けてしまったようで、今は居ません。




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イカルチドリの足の形

2018年01月16日 | 野鳥
昨年末の在庫からです。
今シーズンのI沼、例年に比べて静かな状態が続いてますが、イカルチドリは元気でした。
この日は3羽が行ったり来たり、ゆっくり観察できました。



さて、このチドリの仲間の趾(足指)は他の鳥たちと、ちょっと違うんですよ。
通常、鳥の趾(足指)は4本(第1~4趾)ですが、種類によって、足の指の向きや数が異なっています。

もっとも一般的なのは、「三前趾足(さんぜんしそく)」と呼ばれれる形で、
第1趾が後ろ向きで他の3つの趾(第2趾、第3趾、第4趾)と向かい合ってるため、枝などに止まったりするのに適した形です。
鳥の6割以上がこの形で、通常よく見かける形です。

それではチドリの仲間はどうでしょうか???
上記の「三前趾足(さんぜんしそく)」から後ろ向きの第1趾がなく、指(?)が前向きにの3本だけしかないタイプ。
これを「三趾足(さんしそく)」と言い、このタイプは、鳥の中でも2番目に多いタイプだそうです。
主に地上性の鳥に見られ、歩いたり走ったりすることに適しています。もちろん枝などに止まるのは難しそうですね。

今回撮った写真の中から、足の部分を大きくトリミングしてみました。
分かりますか? ご覧の通り、後ろ向きの第1趾がありません。


歩き方も、左右の足を踏み違えて歩き、体を揺らして歩くように見えることから、「千鳥足」の語源になったとか・・・・(「鳥名源」より)
そんな歩き方を想像しながら見てみてくださいね。




水の中に入るのが嫌なのか、ちょっと一っ跳び!!



イカルチドリのいる先の杭の傍に何やらここでは見かけない鳥が2羽いました。
タシギのようですね。私は、この沼で見たのは初めてです。
暫く待っても増したが、ちょうど休憩タイムだったようで、動いてくれませんでした。




ちなみに、鳥の足指の形は、「三前趾足(さんぜんしそく)」「三趾足(さんしそく)」以外に何種類あるか???
我孫子市鳥の博物館発行の「鳥の形とくらし」によると・・・・

・二趾足(にしそく):ダチョウなどに見られるだ3趾と第4趾の2本のみ
・合趾足(ごうしそく):足の配置は三前趾足(さんぜんしそく)と同じですが、カワセミのように、第2・3・4趾が表皮でくっついて1本の趾のように見えます。
・変対趾足(へんたいそく):第1と第2趾が後ろ向きで第3と第4趾が前向き。キヌバネドリの仲間にだけ見られる形。
・対趾足(たいしそく):第1と第4趾が後ろ向きで第2、第3趾が前向き。インコの仲間などに見られる形。
・外対趾足(がいたいしそく):対趾足の第4趾(後趾)が水平になってるタイプで、樹に登るキツツキの仲間で見られます。
               樹の幹を登るときは「外対趾足」、枝に止まるときは「対趾足」の形に変化させることができるそうです。
・可変対趾足(かへんたいしそく):ミサゴやフクロウの仲間に見られる形で、第4趾が前向きにも後ろ向きにも動くタイプ。
                 足の指が自由に動くため、獲物を包み込むように握ることができるそうです。
・皆前趾足(かいぜんしそく):第1~第4趾まで、すべて前向きの形で、垂直な岩の壁面にしがみつくのに適していて、アマツバメの仲間などに見られます。
その他に、各タイプの中間型もあるようですから、それぞれの生態に適応した形をつくっているようで、不思議ですね。
鳥の体には、もっと不思議な仕組みがあるようですよ。


少し、頭が混乱してきたようなので、この辺で終わりますが、イカルチドリから相当脱線してしまいましたね。

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