さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

山椒はヒリリと辛い?(サンショウクイ)

2015年05月31日 | 野鳥
昨夜の地震にはビックリしました。

直下型地震ばかり気にしていたので、まさかこんな遠くの震源の地震が全国を揺らすなんて・・・・驚きです。

地震のメカニズムも複雑怪奇ですね。

「地震・雷・火事・親父!」なんて言いますが、やっぱり地震が一番怖いですね。

皆さん、大丈夫でしたか!!



さて、今回は久しぶりの、鳥写真です。


毎年恒例の遠征が出来なかったので、隣県までプチ遠征です。

目的は、サンショウクイ(山椒喰)です。

上手くいけば、オオルリやキビタキ・サンコウチョウ・カワガラスが見れればいいと、自宅を午前6時ごろ出発。

現地に着くと・・・・予想してた以上に樹の葉が生い茂り、暗い森の中を歩くようです。

渓谷の川沿いに歩くも、カワガラスの姿は無し、たまに聞こえるキビタキの声もはるか樹の上で姿は見えません。

気をとり直して、毎年サンショウクイが見られるポイントへ移動。

しかし、ここも暗い!!

でも、サンショウクイは期待通り出てくれました。  手持ちのため、ブレ写真の量産でしたが、その中からいくつか載せてみますね。



サンショウクイは、毎年載せてるので、詳細は省きますが、私が好きな野鳥の一つなんです。

大きさはモズよりわずか大きいくらいでしょうか、でもモズに比べて、体はずっとスマートで、黒い過眼線と白いお腹のコントラストが綺麗な鳥です。



鳴き声に特徴があって「ヒリリリ、ヒリリリ…」、鈴の音のようにも聞こえます。

この鳴き声から、山椒を食べて口の中がヒリヒリするように聞こえる事から、「山椒喰」と名付けられたとか・・・・

この説も正しいかどうか分かりませんが、妙に納得できますよね。



今度は背中側から撮ってみた写真です。

ご覧の通り、背は灰黒色です。



かなり近い所から撮った写真ですが、綺麗ですね。



次は、男の子と女の子を比較してみましょうか。

上手い具合に、同じようなポーズの写真が撮れました。

まずは雄です。



そして雌です。体の色がだいぶ薄いですね。分かりますか?



サンショウクイのポイントの傍で、キビタキの声が聞こえるので移動してみると・・・・・・

はるか遠くの樹にキビタキの雄がいます。

この距離では、デジスコの出番です。(今回デジスコ写真は、この1枚のみ)



暫く待ってると、別の個体が現われますが、茂った葉の間を探すのが大変!!

見上げたままの姿勢は、首に良くありませんね。肩も凝ります。



次の2枚はカップルでしょうか。いつも一緒にいました。





結局、サンショウクイとキビタキ以外で確認できたのは、ヒガラ・クロツグミ(声のみ)・コサメビタキ・ホトトギス(声のみ)・オオルリ(声のみ)・ウグイスなど・・・

でも、久しぶりの森林浴!気分爽快でした。


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スイレンの池にはキショウブ(黄菖蒲)も

2015年05月29日 | 
スイレンの咲く池の畔には、綺麗なキショウブも咲いています。

この日は朝が早すぎたため、スイレンは、まだみんな起きてませんが、朝日を浴びて綺麗でした。



この公園では、キショウブ(黄菖蒲)も毎年初夏になると、綺麗な花を咲かせます。

菖蒲(ショウブ)に似た葉を持ち、黄色い花を付けるので、キショウブの名がついてますが、アヤメの仲間。

このキショウブ、案外知られてないのは、帰化種で日本の風土に適応して野生化したものであること。

もともと、西アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化したものだそうです。

(そんな訳で、時代劇などで、このキショウブが咲いてる場面は、間違いだとか・・・・)



花びらには、雨の後の滴が・・・・・・・・



キショウブにも、すがすがしい朝日が射していました。



次の写真は、キショウブ3兄弟??

このキショウブ、綺麗な花で、華奢な感じがしますが、なかなか繁殖力が強く、環境省は「要注意外来生物」の一種としています。

また、日本自然保護協会、日本野鳥の会、世界自然保護基金では生態系に与える影響や侵略性が高いとしていますから、意外ですね。(ウィキペディアより)



スイレンの花にも朝日が射して輝いてます。(前回載せたスイレンと同じ場所ですが、違う日に撮ったものです。)



光線の具合によって、池の水面の色も微妙に変化します。






暫く鳥写真にご無沙汰してるので、今回のおまけは在庫から・・・・・

セグロカモメのちょっと面白い仕草です。

大きな死んだ魚(鯉?)を見つけたセグロカモメ、食欲をそそがれて手を付け始めたものの・・・・・いろいろ試すが食べることが出来ません。



さて、これからどうするか???思案中です。。



いろいろ試してみたものの結局、最終的には、どこかへ移動させるつもりなのか、器用に嘴で咥えて、引きずり始めます。



この間30分以上!!撮影者も根気がいります。

結局、数10分程後、同じ場所を通ると、まだ格闘していましたから、よほどこの魚に未練があるのでしょう。
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薔薇ミニ図鑑(?)パートⅡ

2015年05月26日 | 
5月24日(日)~26日(火)まで、毎年恒例の「妙高高原遠征」だったのですが、突如中止に!!

実は、前日から、腰に少し痛みが出ていて、気になっていたのですが、翌日早朝も、症状は変わらず。

持病の腰痛なので、そのまま強行しようとも思ったのですが、さすが、片道300キロ近い3.5時間の行程を考えると・・・・・

現地で悪化させても、宿泊先に迷惑がかかると思い、結局、今回は断念することにしました。

第1回のバラミニ図鑑も、遠征を考えて、予約投稿で更新していたのですが、そんな事情で、その間、ちょっと皆さんのブログにもご無沙汰してしまいました。

無理をしなかった効果か、お陰様で、腰痛もそれほど悪化せず、生活には支障ありません。



そんな訳で、今日から活動開始です。

今回は、前回の続きのミニ図鑑第2弾です。

ブライダルピンク(アメリカ:J&P 1967年作出) 純ピンク 



ブランピエール・ドゥ・ロンサール(フランス:メイアン 2005年作出) クリームホワイト 中心ソフトピンク~ホワイト



プリンセス・ドゥ・モナコ(フランス:メイアン 1981年作出) 白に縁がピンク



モナリザ(ドイツ:コルデス 1980年作出) ソフトオレンジ~ピンク



レオナルド・ダ・ビンチ(フランス:メイアン 1994年作出) 濃いローズピンク



栄光(日本:京成バラ園芸 1978年作出) 黄色~桃赤



女神(日本:京成バラ園芸 1980年作出) ピンク



夢香(日本:京成バラ園芸 2007年作出) 青味の入った桃色、中心は濃い桃色



プリンセス・ミチコ(イギリス:ディクソン 1966作出) 濃いオレンジ



マダム・ヴィオレ(日本 16年ぐらい前に開発された) 藤色の剣弁高芯咲き



バイオレットローズ(品種改良されてない古くからあり、花は年一回咲き、トゲも少なく育てやすい)



カクテル(フランス:メイアン 1957年作出) 赤で、中心が黄色



名前は分かりませんが、こんな綺麗なバラもありました。



以上、何種類か、公園の花札の情報を列記してみましたが、整理してるうちに、だんだん頭が混乱して、名前と花が一致してるか不安です。

取り敢えずは、この努力を認めて頂き、間違いがあれば、指摘してくださいね。



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薔薇ミニ図鑑??(与野公園)パートⅠ

2015年05月24日 | 
毎年綺麗なバラの花を咲かせる与野公園のバラ、今年も写真を撮りに行ってみました。

バラの花も種類が多すぎて、とても覚えることはできませんが、今回は、薔薇の写真というより、薔薇ミニ図鑑??

まずは与野公園の様子から・・・・



この公園では、毎年「ばらまつり」が行われますが、約3000株ほどのバラが、植えられています。

種類は、100種類とも、170種類とも言われてますが、定かではありません。





冒頭にも書いた通り、今回は、花札を確認しながら撮ってみました。

正確に照合しながら撮ったつもりだったのですが、本音を言うと、後でチェックしてみると…ちょっとあやふやなものもあります。

もし間違ってたら、遠慮なくご指摘くださいね。何せ、ど素人が撮ってきたものですから・・・・・



クリスチャンディオール(フランス:メイアン 1958年作出) 「明るい赤」



ジャルダン・ドゥ・フランス(フランス:メイアン 1998年作出) 「サーモンピンク」



ソリドール(フランス:メイアン 1985年作出) 「純黄」



バイオリーナ(ドイツ:タンタウ 2000年作出) 「ソフトピンク」



ハイディクロムローズ(ドイツ:タンタウ 2006年作出) 「バイオレットピンク」



ピエール・ドゥ・ロンサール(フランス:メイアン 1986年作出) 「緑を帯びた白で、中心が淡いピンク」??(勘違いかも??)



ビクトルユーゴ(フランス:メイアン 1978年作出) 「濃紅色の半剣弁咲き」



次回に続きます。



*今回は、コメント欄は閉じています。



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ケリ(鳧)2015

2015年05月22日 | 野鳥
今年も、1年ぶりにケリ(鳧)に会いに行ってきました。

今の時期は、ちょうど子育て中のため、気が立ってるケリ。

田圃に付くと・・・・・・・けたたましいケリの鳴き声が、田圃に響き渡ってます。

今年は、例年より、農道に近い所に営巣したようで、カラスなどだけでなく、人間が近くを歩くたびに威嚇の鳴き声を発してるようです。



少し離れたところにもう一羽います。(雌雄同色のため、どちらが雄か分かりませんが、警戒態勢から見ると、手前が雄??)



ケリの事については、過去何度か書いてますが・・・・・

チドリの仲間で、タゲリに近い留鳥です。

主に東北地方でよく見られたようですが、現在では中部地方、関西地方を中心とした近畿以北の本州にも、繁殖範囲が広がってるようです。

水田の中や畦などの地面に藁を敷いて営巣しますが、場所と時期によっては農作業に著しく影響されるため、せっかく作った巣も壊されることも多いようですね。



営巣中のケリの威嚇行動は、尋常なものではなく、カラスの営巣時期と同じように、何にでも突っかかっていきます。

次の写真も、威嚇行動の一つ!

少し離れた畦道にいたけりが、何かに反応して身構えながら、大きな声で威嚇し始めます。



そして、突然、スクランブル発進! 一目散に相手に向かって行きます。    何に向かって行ったと思いますか?

カラス?コサギ?アオサギ?・・・・・・・実は、ハクセキレイなんです。

近くで、動く物には、何にでも反応するみたいです。



次の写真は、ちょうど着陸態勢に入ったところです。

飛行機の車輪のように、長い足を下げて着地します。



着地はこんな風に・・・・背中のコントラストが綺麗です。



少し離れた田圃で、餌を捕ってくるようです。巣の近くへ戻ってきたけりの飛翔姿です。

特徴の一つ、赤橙色の目と黄色のアイリングが目立ちます。



この日は、ケリを刺激しないように、少し離れた樹の陰でスタンバイしていたのですが、近くを通る人に反応してスクランブル発進した時は、こちらの方にも威嚇してきます。



次の写真は、最接近してきた時のものです。頭上を鳴きながら通過していきます。



この時は、雛の姿は見えなかったのですが、Kさんによると、この数日前には、雛の姿が見えたとのこと。

もしかすると、天敵にでも襲われたのかも知れません。

どこか、草むらに隠れていてくれればいいのですが・・・・



今回のおまけは、ケリの合間に、暇に任せて撮ったクマバチ(?)のホバリングです。


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