横浜に用事があって出かけたついでに、横浜中華街でお昼をいただくことにしました。いつものパーキングに車を停めて中華街大通りに向かうと、すでに大勢の観光客で大賑わい。熱気に飲み込まれそうになりましたが
この日は飲茶にしようと決めていたので、あまり迷わず目に留まった 福臨閣 (ふくりんかく) さんに入ったところ、あっけなく待たずに席に着くことができました。お昼にはまだ早い時間だったのがよかったのかもしれません。
お客様がいなくなったところを見計らってパチリ。中華街らしい赤を基調にした華やかなお店も楽しいですが、こちらは精巧な細工を凝らした欄間や仕切り壁が美しく、クラシックな佇まいが落ち着けました。
福臨閣さんは広東料理のお店で、一般のお料理もたくさんあり、特にフカヒレが一押しのようでしたが、私たちは飲茶のメニューを見て、片っ端から選びました。人数が少ない時は、少しずついろいろなお料理が楽しめる飲茶はうれしいですね。
海鮮入りライスペーパー揚げ。見た目は春巻きに似ていますが、柔らかい皮の中に、魚介がごろごろ入ったコロッケ風の一品です。
海老蒸し餃子。飲茶でははずせない一品。薄皮に透けた海老のお色が美しく、ぷりっとした食感が楽しめました。
お茶はジャスミンティをいただきました。蓋を開けると、陶器の茶こしが入っていて、その茶こしを蓋の上にはずしていただきます。お茶はお湯を差して何杯でもおかわりできます。
カニ卵入り焼売。皮の薄黄緑色にカニ卵の赤が映え、おいしくいただきました。
夫の大好物の春巻き。巻き方の美しさ、パリッとした食感はプロならでは。
小籠包。れんげを持ってきていただいて、熱々のスープがこぼれないようにいただきました。
これも夫の大好物の叉焼まん。甘辛く味つけした叉焼は、肉まんとはひと味違うおいしさ。
これをご存知の方は、同世代でいらっしゃるかもしれません。夫と懐かしい~、まだあるんだね、と盛り上がりました。昔は呼出しボタンはついてなかったような... 進化しているんだね、と感心しました。
飲茶のお料理を一気に平らげた後、最後の〆に海鮮焼きそばをいただきました。小さな中華鍋に入っているのがかわいい。魚介もちゃんと2つづつ入っていて、けんかせずに?分けられました。^^
中華街では春節の飾りがまだ飾られていて、余韻を楽しむことができました。横浜中華街は、老舗が閉店する一方で、新しいお店が続々とできていて、栄枯盛衰を感じますが、何度訪れても楽しい場所です。