先週末、渡辺謙さんの来日ミュージカル「王様と私」(The King and I) を見に行きました。場所は東急シアターオーブです。
1951年にユル・ブリンナー＆デボラ・カーが初演した名作を、2015年にケリー・オハラさん＆渡辺謙さん主演でニューヨークのリンカーンセンターでリバイバル上演しました。今回はその来日公演で、謙さんの凱旋公演ともいうべきものです。
2015年に謙さんがミュージカルに初出演すると聞いた時には、驚きと感激で、こんな記事を書き残しています。いつか見たいと思っていた作品なので、今回の来日公演を楽しみにしていました。
謙さんが、ケリー・オハラさんの歌声を是非日本の観客に聴かせたいと願ったことから実現したという夢の競演。ケリー・オハラさんはブロードウェイの大女優で、「王様と私」で２度目のトニー賞を受賞しました。
今回の舞台でも他を圧倒するほどのすばらしい歌声で、感動して何度も涙ぐんでしまいました。謙さんとの息もぴったりで、やりとりがとても自然に感じられたのがよかったです。クライマックスともいうべき Shall We Dance? では、舞台が狭く感じるほどの躍動感あふれるポルカを堪能しました。
1860年代のシャム(現代のタイ)を舞台に、イギリスから王子たちの家庭教師として招かれたアンナと、何人もの妻を持ち、少々暴君なところもある王様とが、文化の違いを超えて互いを理解し、尊重するようになるという、クラシックミュージカルながら、今の時代にふさわしいストーリー。
列強から国を守るために、アンナの助言を受け入れて、民主化の道を模索していく王様。それと並行して描かれる、王の側室として隣国ビルマから贈られたタプティムと、恋人ルンタとの悲恋が物語に緊張感を与えています。子どもたちによる劇が「アンクルトムの小屋」というのも象徴的でした。
アンナの教育を受けた王子が、新しい時代を切り開こうとするラストに胸が熱くなりました。鳴りやまない拍手の中、３回もカーテンコールに応えてくださったお二人。いつまでも感動の余韻が残る、すばらしい舞台でした。
うわ～謙さんの王様をご覧になられたのですね～いいなぁ♪
私もいつか観たいと思いつつ、今回はちょうどバイト期間中で公演があるのもチェックしてなかったのでした。
お友達は謙さんの大きな声でまくしたてる英語は聞き取れなかったと話していたのですが、セレンさんなら大丈夫だったのではないでしょうか？
渡辺謙さんの「王様と私」の舞台、日本にきていたんですね！
うわ～、それは羨ましい。
さぞかし、素晴らしい舞台だった事と思います。
ＮＨＫの「Switchインタビュー達人達」で、以前、渡辺謙さんと山中伸弥教授の回を見た時、山中教授、ＮＹでの舞台を見た後に楽屋にいらっしゃって泣いてましたよ。
本当に見事な舞台だったのでしょうね。
春頃に来日公演のことを知って、楽しみにしていました。
ちょうど期末試験が終わって、千秋楽ぎりぎりに見に行けてよかったです☆
王様と私は、ユル・ブリンナーの映画を見たことがあって
ストーリーもよく知っているので大丈夫でしたよ。
でも、生の舞台はそれ以上にすばらしくて、感動的でした☆
ニューヨーク公演の時からいつか見たいと思っていたので
来日公演を見ることができてよかったです。
謙さんの王様も楽しみにしていましたが
ケリー・オハラさんの歌がとにかくすばらしかったです。
山中先生もNYでご覧になられたのですね。
謙さんが初めて、しかもNYでミュージカルにチャレンジされたということが、まずはすばらしいことですし
王様が異文化に出会って心を開き、成長していくストーリーでもあるので
同じ日本人として共感し、心に響く作品でした。
山中先生もきっとご自身を重ねられた部分があったのではと思います。
すばらしい舞台でした☆