今日、会派(せたがや政策会議)代表質問で明らかにしたこと=「かつて経験した
ことのない大変厳しい財政状況」「最悪のシナリオ」の実態。
それが、上の表です。
何を表しているかというと、
たとえば、平成23年度は「54億円の財源不足」だと言われていますが、実際はそれ
どころではないのです!
154億円の基金(貯金)を取り崩してもなお54億円が不足、という意味で、本当の
財源不足は208億円!なのです。
同じように、平成24年度も、26億円の不足、というのは正しくなくて、115億円の
基金の取り崩しがあるので、本当は141億円の財源不足。
世田谷区は財政が豊かだ、と思われがちですが、実はそうではない!ということを
おおば正明議員が、代表質問で明らかにしました。
基金(貯金)残高は23区で下から5番目。しかも、その基金をどんどん取り崩して
予算編成をおこなっている。だからこのままいったら3年後には55億年のマイナス。
つまり財政破綻…!!
こうした危機感が、管理職にさえ伝わっていないのではないか?…と。
区が何度も答弁の中で言っていた「政策検証委員会(世田谷版事業仕訳?)」に
期待して…云々、ですが、
その委員会での発言で「世田谷区は2400億円の予算規模だから80億円足りない
と言っったって大したことないんじゃないですか」というものがあったそうです。
そんな認識ではまずいだろうということで、今回、うちの会派では、「どれだけ大変
な状況か?」を明らかにしたのです。
その認識に立って検証していただきたい、と思うものであります。
最後に、今日の代表質問の名言!
危機管理のべからず集 ⇒ 「誤った情報」「甘い見積もり」「遅い意思決定」
世田谷区の幹部の皆様方にはぜひとも心してほしいと思います。
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