世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

「子どもの20ミリシーベルト撤回オンライン署名」にご協力を!

2011年05月13日 | 視察&勉強会
「子どもの20ミリシーベルト撤回オンライン署名」にご協力を!
…と、友人からの依頼がありました。
        ↓          ↓
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/20-4449.html 

私も、今回の、「年20ミリシーベルトを許容範囲とする」ことは絶対に
おかしい!!と感じていたので、皆さまにも署名活動をお知らせする
次第です。


署名の趣旨は以下のとおりです。

4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における
放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県
教育委員会や関係機関に通知した。この年20ミリシーベルトは、
屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当すると政府は示している。

3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止
している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の
約6倍に相当する線量を子どもに強要する、きわめて非人道的な決定
であり、私たちは強くこれに抗議する。

年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労働認定を受け
ている線量に匹敵する。

また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当する。

さらにこの基準は、大人よりはるかに高い子どもの感受性を考慮に
いれておらず、また、内部被曝を考慮していない。

現在、福島県によって県内の小・中学校等において実施された放射線
モニタリングによれば、「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト
/時以上)に相当する学校が75%以上存在する。さらに「個別被ばく
管理区域」(2.3マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が約20%
も存在し、きわめて危険な状況にある。

今回、日本政府が示した数値は、この危険な状況を子どもに強要する
とともに子どもの被曝量をおさえようという学校側の自主的な防護
措置を妨げることにもなる。

文科省は、20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)勧告
Pub.109およびICRP3月21日付声明の「非常事態収束後」の基準、
参考レベルの1-20ミリシーベルトに基づくとしているが、その上限を
採用することとなる。

21日現在、日本政府からは、本基準の決定プロセスに関しては、何一つ
具体的な情報が開示されていない。また、子どもの感受性や内部被曝が
考慮されなかった理由も説明されていない。文科省、原子力安全委員会
において、どのような協議が行われたのかは不明であり、極めてあいまい
な状況にある(注)。

私たちは、日本政府に対して、下記を要求する。

・子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準を撤回すること
・子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした専門家
の氏名を公表すること


(注)4月21日の政府交渉で、原子力安全委員会は正式な会議を開かずに、
子どもに年20ミリシーベルトを適用することを「差支えなし」としたこと
が明らかになった。

また、4月22日、5人の原子力安全委員の意見とりまとめについて議事録は
無かったと、福島瑞穂議員事務所に回答している。

(参考)
4月21日付ドイツシュピーゲル誌の20ミリシーベルト設定に関する記事
(「文部科学省、子どもたちに対してドイツの原発労働者と同様の被爆
限度基準を設定」)より、専門家のコメント

エドムント・レンクフェルダー(オットーハーグ放射線研究所)
「明らかにがん発症の確率が高まる。基準設定により政府は法的には
責任を逃れるが、道徳的には全くそうではない。」



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映画 『東京原発』 がYouTubeに!

2011年05月13日 | 政治&社会情勢
日本国民みんなに観てほしい映画『東京展発』、YouTubeにアップ
されていました! ⇒ こちら

※これは「01」ですが、最後の「08」までたどれます。

この映画は、7、8年前に創られたものだと思いますが、まるで、今回
の大震災・原発事故を予測していたかのようなリアリティがあります。

もう何年も前から、このような問題提起がなされていたのだ、ということ
がよくわかります。

映画の中で指摘されている問題点、数値もあって、とてもわかりやすい
です。


以下、公式サイトより

都知事暴走!都庁核爆発!? 首都壊滅!?
いま、日本滅亡へのカウントダウンが始まった!!

原子力発電の危険性、深刻な電力事情、低迷する経済、迷走する政治、
貧窮にあえぐ地方自治、そして未来を見失った若者たち…、現代日本
が今まさに抱えている様々な問題を満載し、日本映画史上まれに見る
痛烈なブラック・ユーモアとスリル満点で繰り広げられる極上の緊張感、

そして超豪華な演技派キャスト総出演による人間味溢れる一級の芝居
で贈る戦慄のパニック・サスペンス・エンタテインメント!

あまりに過激な内容と大胆な表現のため一般公開が危ぶまれていた
衝撃の問題作、身近にせまるリアルな恐怖と猛毒の笑いで日本列島を
震撼させるプルトニウム爆弾級のインパクトが遂にその全貌を現す!


皆さんもぜひ観てみてください。


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「東北のために祈ろう」白良浜でのイベント

2011年05月13日 | 政治&社会情勢
自殺対策に取り組んでいらっしゃる「NPO白浜レスキューネットワーク
理事長の藤藪庸一さんの呼びかけで、白良浜で「東北のために祈ろう」
というイベントを5月11日に開催したそうです。







なにか罪悪感のような何も出来ていない自分を思う気持ちを抱えている
方々、ぜひ一緒に祈りませんか。私はもちろん牧師ですからキリスト教
です。

でもこの際、宗教宗派を超えて、東北のために何かしたいという共通の
思いを「かたち」にしませんか。行動に起こしませんか。

…と呼びかけたそうです。

このプロジェクトの“想い”と、送っていただいた写真が素敵だったので
皆さまにご紹介させていただきました。


藤藪庸一さんは、『「自殺志願者」でも立ち直れる』という本を出版され
ています。(講談社 税別 1400円)
     
     

私は、「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」のメンバーで、
自殺を減らしたいという想いで活動していますが、

このメンバーで、2009年11月に、藤藪さんたちの取り組みを視察させて
いただいたことがあります。(報告はこちら


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