少し前になりますが、11月17日は、世田谷区立富士中学校
創立70周年記念式典でした。
日本人の多くが大好きだと思われる「富士山」🗻
その名前をつけた学校ですから、富士山がよく見える学校
なのだろうと思います。
参列していた生徒の皆さん、式典の間ずっと、凛とした
清々しい態度で来賓や校長先生の話を聞いていて、感心
しました。
前田浩校長先生はじめ、教職員、保護者、地域の皆さま
方が、生徒たちを見守る力が働いていることが伝わって
きました。
心に残ったのは、世田谷区立中学校・校長会・会長の中村豊
先生(用賀中学校)の来賓祝辞のお話の中にあった、富士中
の校長先生だった柏村重紀先生のことです。
以下に、中村先生のお話をご紹介します。
柏村先生は、平成14年度まで富士中の教頭(現在の副校長)
で、当時、荒れていた富士中をなんとか立て直そうと、改革
に取り組みました。
「学力の量と質の改善」を掲げ、今では、多くの学校が取り
入れている「少人数指導」や「土曜講習」、「放課後補習」、
「勉強合宿」などを生み出し、次々実施しました。
平成15年度は池尻中校長となり、学校統合をまとめあげ、
16年度に富士中校長として復帰されましたが、残念ながら
改革が軌道に乗ったある日、突然脳腫瘍で倒れ、平成19年
8日月18日にご逝去されました。
「富士中の生徒として、覚えておいてほしい先生がいます」
というこのお話は、私の心にも残っています。
そんな経緯があって、今の富士中があるんですね。
富士中学校、創立70周年、おめでとうございます。
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