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家族のため悪に手を出す『運び屋』The Mule 2018⭐️5

2019-04-04 07:55:26 | 映画から見える世の中の動き

@映画『運び屋』The Mule 2018

80年代のEarl Stone(クリント・イーストウッド)は受賞歴のある園芸家、だが、財政破滅に直面、家族と別居生活を余儀なくされる。必死にお金を儲ける為運び屋を引き受けるが、途中まで何を運んでいるのかさえ知らず、その後メキシコの麻薬カルテルコカインを運ぶ「ラバ」になっていたことを知る。彼の年齢、人種、汚名のない犯罪歴、および運転法の厳守のため、Earlはすぐに大量の麻薬に信頼され、多額の現金を受けることになる。「薬の運び屋」で稼いだお金で新しいトラックを買い、経済的問題を解決し、地元のVFWポストの改装と彼の孫娘の結婚式と教育のために支払う。 その間、麻薬取締局(DEA)のタスクフォースが摘発に動き出す。Earlは大規模なコカインの出荷の途中で、別居中の妻が重い病気であることを知り、看病に家に帰り、妻に過去の侘びを入れるが暫くして亡くなりショックを受けながらも遅れた荷物の運び屋に戻る。 輸送途中、遂に麻薬取締局に逮捕され、裁判で罪を認め刑務所へ。刑務所では妻が愛した花を育てることに専念する。 **人は窮地に追われると何でもする、誘惑から「悪の道」へも入り込む。日本の20年後は少子高齢化の絶頂期、高税率、高医療費となる。それは高齢者(年金生活者も含め)は年金だけでは完全に無理だと誰もが解っているはずなのに「穏やかで、争いを避ける人種」の日本人は何も政治改革を訴えない。自分の立場を保守する政治家にとってとってもやりやすい国民となっている・・・そろそろ資本主義・自由主義を見直すときかも。