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世界の不健康都市20選 コロナ禍で運動不足・肥満が増えた

2021-04-15 11:13:00 | 世界の不思議・出来事
「世界の不健康都市20選」コロナ禍でやはり運動不足で平均7kg肥ったと言う結果から選出された都市だ。因みに健康な都市はオランダ・アムステルダムだと言う。運動不足もあるがやはりファーストフードが原因なのかもしれない。
詳細記事は下記。

恩返しで心に決めたこと『雨女』

2021-04-15 08:37:15 | 人生を「生かす」には
人の恩は如何に返すのが良いのか。この「雨女」では身をもって家事奉公することで償おうとしたのである。現代、情の薄い社会では「恩」を恨みで返すのが当たり前のような、人を踏み台にしてでも這い上がれと言わんばかりの社会を生み出している様は寂しい限りだ。だから人の親切も恩義らしさも自然と消え失せた薄っぺらな人間社会になっているのかもしれない。
『雨女』沢田ふじ子
「牢屋敷炎上」
京都屋敷近くで火災が発生、牢にいた三十八人が解き放たれて翌日自主的に戻って来た者のうち二人が戻っていないことがわかる。するとその一人が世帯を持とうとしていた女に去られ、賭博で人を斬った輩で、その晩は病弱な母親が住む貧そな家で、人の役に立とうと看病した。その後長屋の住人に誤解され引っ張り出されるが、その家族の進言で減刑された。
(人に親切にしたことへの報い)
「京雪夜揃酬」
古手問屋の若主人は昔は道楽者だった。継いでからは一才真面目に仕事をしていた。ある時家の前に野菜とドテラが置いてあると、主人とその妻にいざこざが起き妻と子供が出家、三行半と手切金を要求される。ドテラを置いていった人物を調べると昔賭博で着る物全て一文なしを助けたことで恩返しをしていたことが判明する。(人助けから恩を貰う)
「幼いほとけ」
中の悪い兄弟が抱える土地利権に、用心棒に腕の立つ職人があろう事か辻斬を企むが逆に捉えられ座敷牢に入れらる。狙われた主人は指示した犯人を聞き出そうとするが聞き出せず、ある時その家族と遭遇、母と子二人、子供は母親から良い事をしていれば父が帰ってくると言われ荷押しを手伝い、老婆の下駄を直し、貰った駄賃で貧乏人を助けていた。それを知った主人は座敷牢の父を説得する。「世の中銭がないと人に小馬鹿にされ苦労します。けどあったらあったで、それを後に残して死ぬのも厄介どす。」(人の欲が深いと厄介で他人の心遣いも気にしない)
「冥府への道」
酷い殺害する盗賊が大金を奪う事件があり、京都の主要口が警護された。その中に大八車に樽を載せた貧そな輩が通ろうとしたが警護の質問に答えないので捕らえられる。その樽の中には亡くなった老婆が入れられ、海が眺められる遠方に埋めようと親思いのした事が逆に疑わられたのだ。
「蟒の夜」
盗賊の頭が井戸に隠した大金を持ち去ろうとした時見張りの奉行所侍が捕縛に取り掛かった。だが、大金は既に石ころに変わり見破られた事を悟った盗賊たちはてんでに逃げようとした。かろうじて頭は逃げ切ると大雨で一軒家で雨ごもりをしようと入る。すると、目の見えない娘が快く入れてくれ、病気の母を持ち目の見えなくとも内職をする姿に昔の自分の生い立ちを思い浮かべた。それで頭はお礼にと10両の金を置いて去った
「雨女」
ある大雨の夕刻、長屋の近くで一人の娘が倒れかかったのを見た几帳面な泥鰌入りの青年が見つけ、一人住まいの家で看病する。翌日から何処にもいく先がなく何も聴かず暫く置いて欲しいと願い出ると青年は快く引き受けた。娘は朝晩の食事の用意など掃除もしてくれて助かっていた。ある日、長屋の人とお風呂に出かけると娘が大事にしていた気がかりな布包みを開けてみると、昔父が宮大工として旅立った時の煙草と煙管が入っており仰天する。その訳を聞くと、その父が病気となり看病したのがこの娘の家で、その後亡くなるが大金はその家の遊女として買われた代金に変えたと言う事だった。その娘は家族としてその恩返しをしたいと遺品を持ちこの長屋を探していた。それを聞いた長屋の衆が青年に気の利く娘を嫁にもらえと言われてしまった

日本人の「教養不足」は何が問題か『人生を面白くする本物の教養』

2021-04-15 08:01:11 | 経営・リーダーシップに必要な事
これからの世代は「使える教養」が必須だ。それは「好奇心」から物事に対する自分自身の意見「考える力」を持ち「行動」することだろう。今までの「言いなりのまま」あるいは「おまかせ」時代から脱皮し、自分が考えた意見行動を取ることだと言うことだ。その付加価値は裏付け(数値・予測・検証)から実証行動することだ。
『過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである』アインシュタイン 
『人生を面白くする本物の教養』出口治明
教養とは人生における面白いことを増やすためのツールである。その核になるのは、「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の方法を明かす。
「教養」好奇心が強力なエンジンとなる
    ・面白いことを見つける=知識は手段・教養を目的とする
    ・「ボキャブラリー」=話題が豊富な人になる
    ・広く、ある程度深い素養=自分の意見を持つ事
    ・「考える力」教育から始まり物事に疑問を持つ
・日本の教養人
    ・「考える力」不足・考えるという教育より記憶教育を重視
    ・終身雇用・年功序列・定年など「考えなくてもいい環境」の労働慣行
    ・世界競争力の低下(低学歴)を招き人間的魅力も低い(皆同じ)
・これからの日本人に求めること
    ・「数字・ファクト・ロジック」を基本に考えを養う(イデオロギー感情論を排除)
    ・本質を見誤らないように「何かにたとえ」、「修飾語」を取り除く
    ・常に「常識を疑う」、情報知識は「習うより慣れる」を優先
・出口氏の教養術
    ・「本・人・旅」面白いことを探して本を読み実体験を旅で味あう
    ・「本」興味の湧いた分野には分厚い書物から点と面の理解を優先、特に古典歴史書
    ・「本」速読ではなく興味本位で読む努力、書評から選び、歴史書にある失敗を学ぶ
    ・「人」面白い人かどうかで選択、必要な人だけを優先して合う
    ・「旅」諸世界(70カ国)への旅・現地人との交流・現地特有な習慣・歴史を知る
    ・「旅」生きた情報を5感で感じとる「百聞は一見にしかず」
・「考える力」が必要なもの
    ・選挙・民主主義=北欧の選挙(支持しなければ白票で参加)
        日本の政治は「今まではおかませで政治家のやりたい放題でも世は回った」
        チャーチルの言葉:安易に政府や政治家を信じてはいけない
                    民主主義は決してベストではなくベターがせいぜいだ
    ・お金=「財産3分法」:手持ちの財布・将来への投資・いつでも換金できる預金
    ・税と社会保障=公的年金の破産は国家の破滅、その前に銀行が破滅する
        消費税抜きで社会保証は成り立たない現状    
        対策:少子化に歯止めが必須(フランス:シラク3原則を参考)
            最初の1年の育児(国が全面保証)給与、休暇、職場復帰保証(3年間)
        夫婦別姓:同姓が実施されたのは明治31年から、その前は夫婦別姓時代
「我が国国有」と言う言葉はEUでは通じない(歴史的背景)
・中国が不安定になると一番困るのは日本
    日本の貿易最大取引大国となっている
    共産党は経済成長をしなければ政権が持たない=豊かになることが最大の関心事
    中国人のハングリーさは日本人のハングサーとは段違い(学生の能力大差)
・英語を学ぶ
    TOEFL(120点満点)欧米大学へは110点以上=中国有名大学生
    共産党員になるには北京大学でトップ10位内が条件
    英語が国際語の中心(会話は度胸、恥を描いた分だけ上達する)
    「母国語」の重要性=てにをはを正しく使える人間は筋の通った思考ができる
    言われるままの時代から自分で考え行動する時代