@スティーブン・スピルバーグの思春期の家族との自伝映画。年少期に1本の映画との出合いでカメラに興味を持ち、「映画は夢」であり「夢を映画」で実現できることを確信し、「映画」を自分の人生にする青春期の映画。もちろん家族の協力と映画界の巨匠との「出逢い」は大きなきっかけだった、と言えるだろう。だが、青春期にあるイジメ、失恋、両親の離婚なども映画で公開したのはなぜなのか? 人の人生に全て絶好調と言う人はいないと言うことだろうか。
『フェイブルマンズ』The Fabelmans
1952年ニュージャージ州、サミー・ファベルマンは、両親と「地球上で最も偉大なショー」に連れて行ってもらった後、映画に夢中になる。カメラを手にしたサミーは、自宅で映画を撮り始め、協力的な母親を大いに喜ばせるが、家族の話を暴露していくことになる。