@名誉のある者は更なる名誉・名声を獲得しようと「悪知恵」を働かせ、邪魔者を一掃させる。この小説にある末端で動く者には最後まで誰を信用し、誰が信頼できるかを決めない限り結末が読めない。「疑うことから始める」と捜査関係では言われるが当たり前でも一般社会では難しい。
上巻「概要」フランス大統領が演説中に狙撃された。未遂に終わったが、一キロ以上の射程を狙えるスナイパーは世界にひと握り、かつてリーチャーが逮捕した米軍の元特殊部隊兵士もその一人。捜査に加わったリーチャーが、海を渡り真相を追うと、第二の暗殺事件が。
ーロンドンではG8が開催予定にあり、そこで主要国の代表(米国、ロシア、英国、ドイツ)を狙うと言う予測のもとリーチャーが連れCIAのナイスと動くが主要国にいる凄腕スナイパーを選び出し捉えることを試みた。するとリーチャーを狙ったとする射撃でロシアのパートナが絶滅、いよいろリーチャーの昔捉えたスナイパーが反抗に関連しているとロンドンに向かう。
ーロンドン市内の視察で偽警官2人に襲われたが無事乗り越えると、その偽警官の背後にはロンドンのギャング組織が絡んでいることがわかり慎重な動きをせざるを得なくなる。
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