@この映画が実話に基づくものであることに驚愕する。それは絶体絶命の危機に瀕した時の人間がこれほど長期にわたるサバイバルできるんだという事。奇跡が作り出した人間の「最後まで諦めるな」は正にこの事だろう。家族、恋人、子供に逢えず生還できなかった多くの仲間にご冥福を祈りたい。
『雪山の絆』2023年作
これは1972年、アンデスの山脈奥に45人を乗せた旅客機が墜落、29人(内16人が無事帰還)が瀕死の状態で奇跡的に助かった実話の人間ドラマ映画だ。アンデスの山奥、夜は氷点下となる地点に不時着、その後生き残った者は、雪を溶かし飲み水を作り、荷物で雪の上に目印を作り、6日目で食べれるものがなくなり、8日目から生死をかけた話し合いをする。生きる為に死体を食べるか、死を持つか。それは神に背き罪になるか、罪にならないのか、道徳的に人間の域を越える決定をする。9日目以降体力は衰え、尿はどす黒く、気力も衰え始めた。18日目の強烈な吹雪と雪崩に遭い2日間生き埋めになり36日目以降は生きる心地が失い始める。 61日目3人の有志が下山する。10日後村人に発見される。 71日もの長期サバイバルが終了し、救出された。
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