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正しい日本語の使い方『大人の教養ことば』

2024-03-16 17:58:32 | 人生を「生かす」には
自分の使っていた日本語が実は間違った使い方をしていた事が恥ずかしい。例として下記の言葉( )内は間違った使い方
役不足:役目が不相応に軽そう(私にはまだ役不足で頑張りたい、とは言わない)
割愛:愛着の気持ちを断ち切ること(テキストがずれているので容赦なく割愛するは言わない)
濡れ手で粟:労少なく得るところが多いこと(濡れ手に泡とは言わない)
寝覚が悪い:眠りから覚めて気分が悪い(目覚めが悪いとは言わない)
血と汗の結晶:苦労を重ねて得た成果(血と涙の結晶とは言わない)
汚名を雪ぐ:恨みを晴らす(汚名をはらすとは言わない)
新規蒔き直し:新しくやり直す(新規巻き返しとは言わない)
など、思わず正しいと思っていたことが間違っていたと知ることは大切だ。世間で慣習的に流されたまま使っていることでは誤解も生じる。
『大人の教養ことば』齋藤孝
「概要」言葉とは時代によって移り変わるものですが、社会人なら常識として、一般的な日本語の意味合いをおさえておきたいもの。本書では、間違えて使っている人が多い言葉から、使うと一目置かれるような素敵な言葉まで、大人として身につけたい95個の日本語を紹介します。
:後の( )括弧内は間違い・誤解
ー意味を勘違いしている語彙
・確信犯:政治的、思想的な犯罪に利用(炎上するような投稿ばかりの人はおそらく確信犯だ)
・姑息:その場しのぎの息をつく事(彼は買ったがそのやり口は姑息なものだった)
・敷居が高い:相手に不義理や面目がないこと(高級店だと自分には敷居が高い)
・役不足:役目が不相応に軽そう(私にはまだ役不足で頑張りたい)
・辛党:酒好き(タイやインドの辛い料理を指すものではない)
・強か(したたか):しっかりいる様
・俄然:にわかに・出し抜けな様
・ステレオタイプ:型にハマっていで新鮮味がないこと
・須く(すべからく):当然、本来ならば
・気が置けない:気楽で遠慮する必要がない
・割愛:愛着の気持ちを断ち切ること(テキストがずれているので容赦なく割愛する)
・小春日和:冬の初めの穏やかなこと(春ではない)
・琴線に触れる:感動、共鳴する(何気ない一言が琴線に触れ起こり出した)
・忸怩(じくじ):恥ずかしい様(犠牲になった人を見るにつけ忸怩たる思いだ)
ー本来の意味を知らない日本語
・初老:現代では60代を指す
・足を掬われる:思いがけない手段で失敗させられる(足元を掬われるとは違う)
・的を射る:うまく目標に当てる(的を得るとは違う)
・風の便り:どこからともなく伝割ってくる消息・噂など(風の噂とは言わない)
・極めつき:確かなものとして定評がある(極めつけとは言わない)
・肴:酒のつまみ(酒の肴とは言わない・肴だけで酒となる)
・濡れ手で粟:労少なく得るところが多いこと(濡れ手に泡とは言わない)
・寝覚が悪い:眠りから覚めて気分が悪い(目覚めが悪いとは言わない)
・間髪を容れず:即座に(間髪入れずとは言わない)
・血と汗の結晶:苦労を重ねて得た成果(血と涙の結晶とは言わない)
・延々と:途切れる事なく(永遠ととは言わない)
・汚名を雪ぐ:恨みを晴らす(汚名をはらすとは言わない)
・目端が利く:目先が利く(目鼻が利くとは言わない)
・舌先三寸:口先だけで巧みにあしらう(口先三寸とは言わない)
・新規蒔き直し:新しくやり直す(新規巻き返しとは言わない)
・取りつく島もない:取りすがるところが無い(取りつく暇も無いとは言わない)
・押しも押されもせぬ:他人に左右されない(押しも押されぬとは言わない)



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