虎影

昨11日のゴールデンタイムにチャンネルNECOでOAされたものの録画視聴です

一応2015年の＜シネマカリテコレクション＞で公開された映画だったようでして
主演が「昼顔」の斎藤工と言うことでカリテの姉妹館で姉にあたる武蔵野館で＜カリコレ＞後に一般公開もされました
いやあのスプラッターの監督西村善廣さんなのと、アクションも可能な斎藤工でのタッグの忍者映画なので
本当に期待してたんですよ私、70年代のスプラッター映画の復活を
でも違ってたけども楽しかったですよ映画としては

だってだってもう昭和のTVでやっていた数々のお子様時間帯の冒険活劇ドラマを
まんま平成の映画に持ち込んできていましたからねぇ
ってか忍者映画なのでつまるところは「仮面の忍者赤影」をやりたかったようですねぇ西村監督は
青影の鼻から手を開いての「だいじょーぶ」を持ってきてたり
ラストは大凧に乗っかって大空から「だいじょーぶ」でしたものねぇ
でバックに流れる虎影マーチは赤影のメロディラインに酷似しすぎでしょ

相変わらずの津田寛治さんとか、しいなえいひさんが怪演を見せてくれてます
びっくりしたのはお笑い芸人の鳥居みゆきさんが安定した演技だったことと
このブログのどこかにも書いてますが彼女の巨乳が強調されていたこと

このバストショットから顔までパンしますのでご本人の谷間に間違いございません
監督さんも気づかれてのそのような絵作りをと言うか、こういった衣装にされたのかと、

西村監督ですから一応四肢斬断とか首ちょんぱはあることはありますがこれが遠景だったり
血飛沫ならぬ紙吹雪だったりと昭和のTVですから家族揃って観賞可能な絵面になっており
映倫の指定も西村善廣作品としては屈辱のG指定です
と言うことで斎藤工ファンにも優しい優しい、敢えて彼を上半身裸にさせるシーンも用意するというサービス過剰ではあるけど
斎藤工に劇中で「ウンコ」連発させてますよね

劇中に出てくるイメージのパチンコ台もかなり古くてチューリップがセンターにしかなかったような
そんなところまで昭和の時代にこだわりを見せていたのかな
と言うことで私的に鳥居さんの胸の大きさ
斎藤工の奥さん役に芳賀優里亜と
意外だったのと安定調和だったもンも含めて血飛沫には不満が残るものの充分に楽しめた映画だった

ラストに続編ありきの演出で次回作の悪役として芸人さんであり映画監督さんもやられる坊主頭じゃない方が
ノンクレジットで出てこられましたが、果たして続編は作られるのでしょうか？
3年も経過してるのに続編出てこんし(汗

2015年製作、日本映画「忍者虎影」製作委員会作品
西村善廣脚本・監督作品
出演：斎藤工、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹、鳥居みゆき、島津健太郎、三元雅芸、清野菜名、水井真希、仁科貴

崖っぷちの妻たち 大沢昌美の場合 夫の部下と…

一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は、台風13号の前日、オホーツクの寒気が関東まで降りてきて
気候的に外出日和の時に都心の中古店で見つけたこの作品です

今年の3月だかに見た「崖っぷちの妻たち 田中るみの場合 夫の趣味が・・・」
って言うのの続編と言うか、松本亜璃沙、翔田千里、友田真希、倖田李梨、風間ゆみの5人のAV熟女女優さんが
それぞれ1エピソードを担当してるといった作品ですが
なんと原案・企画は倖田李梨さん
それに小渕アキラが脚本を書き上げ監督してる作品です

本作品は松本亜璃沙さん演じる大沢昌美と言う人妻のお話だったのね
子供を早く作れという夫の実家の要請に揺れる主人公のお話は主人の部下からの告白か子供が誰のこって言うオチまで読める底の浅さですが
誰のエピソードが最初なのかはわかりませんが一応タイトルロールのキャラクターのメインエピソードが語られているのですが
そこはエロチックOVですから5人ともそれぞれのエピドードにちなんでの(ってのも田中るみさんの家庭教師の先生との不倫濡れ場でしたので・・・)濡れ場が一応ちりばめられていまして
5人とも濡れ場あると言うことでピンク映画よりある意味エロっちいです

ある一地区の新興建て売り住宅地に住む実際にはお隣同士の主婦仲間が集まって
コミュニティを形成し相互に不倫とか夫婦生活での困った事柄を対処していく一貫したメインすとーリーを縦糸に
ああだのこうだの各主婦たちの性的なエピソードを横糸にして紡がれていく物語を
どの人を見ても山内大輔１話完結にもなっているという構成ですが

全部まとめてDVDのboxも売られてるようですが
2009年の作品ですので、中古で探すしかなく今でも2本しか入手できてませんが
血液型から本当に全部コンプリートしないと気持ちが悪いのも事実です

2009年製作、日本OV、イリュージョンエンターティンメント作品
小渕アキラ脚本・監督作品
出演：松本亜璃沙、翔田千里、友田真希、倖田李梨、風間ゆみ

殺人者の記憶法：新しい記憶

私は韓国映画は好きですが、エグみが強いので旬日を開けて見るようにしてるのですが
先に見た「殺人者の記憶法」の別ヴァージョンと言うことと
別エンディング映画、さらに10分も長いと言うことで
こっちも記憶が覚めてしまわんうちにと
禁を破って連続鑑賞

最初に言ってしまいますが、大筋としては勿論変わりませんが個人的には此方の方が好みの映画になっちょりました
特に惹句で謳ってる通りエンディングが大幅と言うか180度変更されてて
このエンディングなら実に納得です、スッキリしてたしね

ベッドに拘束されたビョンスを検事が尋問しているところから映画は始まり
所謂ビョンスの備忘録として書かれた日記をもとに聴取され
それにこたえるビョンスの証言元によって物語が進みます
ってことでオリジナルからはちょい割愛したりテジュがビョンスのことというか
17年前の連続殺人の調査をしていたりの部分が付け加えられたりしてますが

話の展開自体はオリジナルと同じながらも、
アン・ビョンマン所長と警察学校の生徒たちが”過去の連続殺人事件”の状況を聞くため
ビョンスのところに訪れたり、細部が微妙に違っていますが
実はこれも大きく変わったエンディングへの伏線であったりしますが

詳しいことを書くとネタばらしになりかねないのでこれだけ書いて起きますが
アイロンで殴られへこんだ頭部っていうのはこっちの映画では肝となっていましたが
オリジナルでは放置プレイでしたねぇ

あと気づいたことですが、韓国の映画館って上映中に携帯通話OKなんですかね
あと田舎町であるのでシネコンではないようですが、二館も映画館があるような
実にうらまやしい
17年前のたばこって吸えるのですかねぇ
韓国の警察官拳銃って1発目は空砲なのね、日本では空砲じゃないから
こないだみたいに犯人射殺できるのね

ジャケットの写真がニヤリと笑ってるんですね
このニヤリが実に曲者と言うか映画自体の違いだったのね・・・

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
ウォン・シニョン製作・監督作品
出演：ソル・ギョング、キム・ナムギル、キム・ソリョン、オ・ダルス、ファン・ソクチョン、キル・ヘヨン、イ・ビョンジュン、キム・ミンジェ