REVENGE リベンジ

ついこの7月にシネマート新宿で公開されたフランス映画ですが
一応今年のフランス映画祭にもエントリーされての公開だったようです
フランス映画なのに原題は英語の「REVENGE」 と言うことで
所謂私の大好きな”レイプリベンジ”映画です
さらに言わせてもらうとこういった大好物"レイプリベンジ"映画ですが
あえて言わせて貰うと実はみんなこういった映画を作ってるのは男性なんでして
男性目線で描かれた"レイプリベンジ"だったのですが
この映画女性監督が女性目線でレイプリベンジを描いているんです

ってもすごいですよ、もう血糊使い放題の大安売り
狩られる男も狩る女も真っ赤っかかっか、これでもかこれでもか
狩る方だって片耳吹っ飛ばされるし、クライマックスではもう
血糊に足を滑らせて、逆に銃床で頭を小突かれ血糊が視界を真っ赤に染める

さらに直視できんようなグロい描写が半端ない
ほんまにすきやねぇこの女性監督さんエグいグロい映画表現が
そのわりにはレイプリベンジものとしてはエロさが足りない
主演のマチルダ・ルッツはチラリとおっぱいもさらしてくれてるんやから
レイプシーンとか直接的なエロさがあっても良かったかなぁ
っていうのは男目線の思考やねぇ

どこから見ても軽薄で美しい女性ジェニファーは不倫相手のリチャードに誘われ
砂漠にある彼の別荘にやって来る。
２人だけのはずが、翌朝そこにリチャードの狩猟仲間スタンとディミトリも現われ
翌朝リチャードは狩猟の許可を貰いに出かけていないのをいいことに
舐めるようにジェニファーを見るスタンの視線に危険を感じたジェニファーだったが
昨夜、ダンスで挑発されたと思ったスタンはジェニファーに襲い掛かりレイプしてしまう。

やがて帰宅したリチャードが異様な雰囲気を感じスタンはジェニファーへのレイプを告白
帰る、訴えるの口論の挙げ句逃げ出したジェニファーを追う三人
崖っぷちで逃げ場を失ったジェニファーをなんとリチャードが口封じのために崖から突き落とす。

崖下の枯れ木に突き刺さって死んでしまうジェニファー
実は瀕死の重傷を負いながらもジェニファーは、息を吹き替えし
彼女の死体を取りに来た男たちは無くなってる死体を探して・・・

いやあんなに背後から突き抜けた枝って絶対に死んでるだろう
生き返りそのひのうちから彼女のリベンジが始まる・・・っていう嘘みたいなお話は
ここからもうジェニファーは女ランボーと化します
ナイフで傷口を切り裂き刺さってる枝を引き抜き、ビールの空き缶のアルミニウムを焼いて
傷口焼いて塞ぐと、ビール缶の絵柄の火傷跡とか・・・
女ランボーと化したジェニファーはリベンジ中はもう一言も台詞を吐かないンですねぇ

本当は一日1本エロチック作品を・・・の作品にとみる前は思ってましたが
実はレイプシーンがなんと音だけと言うことっていう変則技でしてあてが外れた

2017年製作、フランス映画
コラリー・ファルジャ脚本・監督作品
出演：マチルダ・ルッツ、ケヴィン・ヤンセンス、ヴァンサン・コロンブ、ギヨーム・ブシェード