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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

揺れる電車の中で 淫蕩の血が疼くとき

2019-06-22 23:59:23 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は最近廉価版で再発売されている「揺れる電車の中で」シリーズ作品ですが
これは亜紗美姐さんが出演されてるってことでいつ購入したかはわかんないけども
未見の山のなかに埋もれていたものを引っ張り出してきたものです
何となくシリーズタイトルの「揺れる電車の中で」って言うからピンク映画のど定番「痴漢電車」みたいな作品群だと思っていたのですが
確かに電車内での痴漢行為(犯罪ですから絶対に❎)は多少有るものも

普通にエロチックなOVだったんですねぇ
亜紗美演じる倉科万由里は人権弁護士の法律事務所に勤める司法研修生
万由里は自分の記憶の一部が欠けているのではと思える現象がたびたび起き悩んでいた
あるとき通勤電車に乗っていた万由里は、"もう一人の自分"が何者かに痴漢されている姿を見てしまったり
法律事務所の代表本橋弁護士を万由里自身が誘惑したにもかかわらず肉体関係を結んだことをわびられるものの彼女にはそんなことをしたかは記憶にない
引っ込み思案なふだんの万由里とはまったくの別人格がそこにはいたんですねぇ
ってことで実姉の旦那さんが精神科医でして、姉の薦めで診察してもらうようになり
姉夫婦と同居して診察中になんと義兄までをも万由里は誘惑してしまい
姉に現場を見られて・・・

このシリーズと「痴漢電車」の違いはこの作品が「揺れる電車の中で」の初見ですので
よくは知らないのですが、一応は先に書いたように一応は電車内での痴漢描写はあるものの
それはプロットとしての一部であって
この作品は、ヒロインのサイコ・サスペンスの要素が強いので、他作品の「揺れる電車の中で」はどうかわかんないのですが
敢えてこの「揺れる電車の中で」のシリーズでなくてもいいような気がしましたが

まあ、痴漢されている自分をもう一人の自分が見る、という多重人格の様相を取り入れるのシーンだけでこのシリーズは絶好だったのでしょうかねぇ

2006年の作品ですので亜紗美姐さんは弱冠二十歳って言う年齢だったようで
最近はなんか体質なんでしょうかむっちりとお肉が全体についてきてる亜紗美姐さんとは
格段と違って、程よいおっぱいが実に素敵です

さてこの大人しい万由里の亜紗美姐さんではなくて
別人格のが亜紗美姐さんがこのOVすべての濡れ場シーンを演じます
そうなんです電車内での痴漢行為でもなんとB地区露出してコリコリされていますです
と言うことで濡れ場でもやたらと乳房を揉まれまくっていましたが

なんだか見終わって一応は調べるんですがこの「揺れる電車の中で」シリーズは
ある意味ピンク映画館の三本立番線の埋め草として上映もされたりしてるんですね
知らなかったなぁ

結果として姉の口から多重人格の原因が語られる訳ですが
このようなシノップスはエロチックOVにはよくある題材で、
AV女優さんの幼稚園演技には辟易すること暫しなんですが
この作品での亜紗美姐さんは流石にちゃんと演じ分けていましたねぇ
2006年製作、日本OV、O・H・C作品
京谷唯志監督作品
出演:亜紗美、小川ちひろ、山口真理、内山太郎、天川真澄
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戒厳令の夜

2019-06-22 22:17:29 | 邦画
日本映画専門チャンネルでは、東映チャンネルとの共同企画で昨年鶴田浩二の特集をした(現在は若山富三郎特集をOA中)
鶴田浩二さんも若山富三郎さんも高倉健さんとは違い東映生え抜きの役者さんではなくて
鶴田さんは松竹を皮切りに東宝でも主演を張っておられた役者さんでして
今回の鶴田浩二特集企画は東映以外での鶴田浩二作品に限っての作品でチョイスされており

その関係からか、角川映画とか旧大映の徳間作品(現在は角川さんが全コンテンツを買い取ってる)等の作品を特集OAしてくれていて
VHSしかソフト化されてなくてDVDになっていない「黄金の犬」を5月に、そしてこの「戒厳令の夜」を今月OAしてくれているので実に助かる
「黄金の犬」ではちょっと書きたいこともあるのですが、こちらの作品を先にブログアップさせてもらうことに

未だデジタルなんて知らない時代ですから映画撮影用の35mmカメラやシネスコフィルムの重たいデッカイカメラではなくて
16mmのフィルムとそのカメラでは軽量と機動性があり、さらにスーパー16mmはなんと所謂16mmでありながら3:4比サイズではなく、シネスコと言うよりかは1:1.3のビスタサイズで撮影できて
さらに劇場での70mm画面にも対応できる優れものを使用した最初の作品ですか
と言うことで海外のロケでも活用されたようで
この作品でもフランス・コロンビアと海外ロケを敢行してますよねぇ

この映画は五木寛之さんの原作を元に映画化されたものだが、マイナーな独立プロダクションの制作でもあり、版権所有が明らかになってないようでDVD化されていないンでしょうか
ってことで鶴田浩二がクレジット第一ではありますが
伊藤孝雄が実質主演を勤め、なんとポスターにもデカデカとSBの白戸家のお母さん樋口可南子さんの映画デビュー作であり、なんとものすごくちっパイなお胸も披露されておられます
そして笑ったのはなんと長門勇さんがオカマの役で登場されます

鶴田浩二は九州に在所する大物の役で自衛隊レンジャー部隊の教官伊吹吾郎を手足として使ってる人物だが
なんとその他にさらに政財界に通じる大物大木実や伊藤雄之助などが敵側の人物で
最後には現役首相までをも謀殺してしまうような人物でしたねぇ

ってことで舞台は日本の九州、時代は70年代、ナチスのゲーリングが集めた美術品が戦時下密かにUーboatで日本に運ばれたって言う架空のお話をメインにして
架空の南米の国の画家の絵を日本で偶然発見して伊藤孝雄演じる主人公と
鶴田浩二演じる大物が私利私欲で隠匿してる美術品を公にしていくのですが・・・

銃撃戦あり、大物同士の腹の探り合いとか2時間16分の長尺の中で展開されていくのですが
結局はなんと言うか大物たちも死に
なんと伊藤、樋口両氏も最終的には架空の南米の国のクーデターによって命を落としてしまうと言う作品でした

ようやっと見られたと言う作品でしたが、娯楽映画としては良くできてはいましたが
ただそれだけの作品で
話が日本の暗部と言うこともあったりで
所謂映画としてのクライマックスのケレンがないのと
上下二巻の原作のダイジェスト感が強く、台詞的に説明台詞が多くてあんまり映画としての盛り上がりがなかったなぁ

東映の役者さんを多用していたのは山下天皇が監督されていたからか
独立プロと言うことで山下監督としてもキレの悪い映画でした

1980年製作、日本映画、夢幻工房ジャパド作品、東宝配給
山下耕作監督作品
出演:鶴田浩二、伊藤孝雄、樋口可南子、佐藤慶、伊吹吾郎、長門勇、殿山泰司、浜村純、大木実、伊藤雄之助、岩城滉一、常田富士男、東郷健、朝丘百合子、岡島艶子、桐原五月、江角英明、稲葉義男、青木義朗、幸田宗丸
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