MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ラブ&ソウル

2019-06-23 23:34:17 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は城定秀夫監督が韓国映画と共同で製作のエロチック作品
って言うのもこの作品以外にも結構あるんですよね
「マッドムービー 遊園地残酷迷宮」とか 「韓国に嫁いだ女」がありますが
この作品はそれよりは3年も前の作品

つい二日ほど前に「ラブ&ドール」って言う作品を見てたので
この作品自体「LOVE AND SOUL」だと見る前は思っていました先に書いたように韓国との合作映画ってことでこの作品は「LOVE AND SEOUL」だったのね

ってことで日本の弱小AV製作会社が韓国で現地男性をハンティングしてのAVロケを敢行って言うせっていでのドタバタエロチックコメディ、
韓国の資本が入っているのかなぁ、なんと城定監督にしては珍しく99分の尺もあるんですね
日本側のキャストには主演をこの当時は現役バリバリのAV女優の辰巳ゆいさんに
胡散臭い役をやらせたら天下一品の吉岡睦雄
韓国側は私にはよくわかんないけどもヨ・ミンジョンさんていう女優さんもクライマックスではちゃんと脱がれている

日本のアイドルに憧れてる韓国の少女と言うにはちょっと薹のたった女性が
ハリウッド仕込みのメイクを施すと大変身して、この子を主人公に"冬のスマタ"で
AVを作ろうとするなんともハチャメチャな展開です
韓国で日本のAVのクルーが映画と言ってAV撮影しちゃおうってのは「韓国に嫁いだ女」でも
使われていますし
この映画ともになんと脚本は貝原クリス亮が共同で脚本を書いているんですが
AVクルーが秘密に撮影しちゃおうって言うのは「桃木屋旅館騒動記」でも城定監督は使用してたような・・・

いつもなら70分前後でしっかりとまとめあげる城定監督ですが、韓国の資本の要求もあったりしての100分の尺の作品はエロさも薄いし人情コメディに流されて冗漫に長過ぎるような

AV女優のキムチ嫌い、おばあちゃんの日本人嫌い、AV好きの高校生2人、殺し屋に音楽プロデューサーとエピを入れすぎ
メイク係がお姉ちゃんの存在感がすごすぎでしたがこのお方もAV女優だったのね
ノンヌードでのこの存在感はただ者ではなかった

最近では辰巳ゆいさんもAVを卒業されピンク映画で活躍されてらっしゃいますが
最盛期のおっぱいは多少作り物臭いような・・・

このDVDのジャケットは実にいただけない
これじゃ私もDVDとしてはジャケ借りの対象にならない
昨年末の日本映画専門チャンネルでの深夜枠でのOAでなかったら録画もしてなかったかも

2012年製作、日本・韓国合作映画
城定秀夫脚本・監督作品
出演:ヨ・ミンジョン、辰巳ゆい、キム・ジテ、吉岡睦雄
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映画刀剣乱舞 -継承-

2019-06-23 21:21:41 | 邦画
私はゲームをしないし、漫画もアニメも本当にここんとこ見たことは希にしかないのですが
ある意味色んな情報を取り入れて世の中に遅れないようにと努力はしているつもりで
結構な情報を仕入れており
この「刀剣乱舞」もゲームから派生して舞台になって、所謂二次元ヲタクとは別に
なんでしょうか、
「テニスの王子様」と言う漫画からそれがミュージカルとして舞台化され
所謂女子に2.5次元ヲタク文化を生み出してるってことや

昭和から連綿として続いている「仮面ライダー」が平成になりなんとイケメンライダーによって
母親を刺激し劇場に子供と一緒にと言うか子供をダシにして母親がイケメンライダーに熱中させて稼いでいる東映さんのあざとい商売とかもちゃんと認識しているんですが

そんな女子層に新たにゲームから派生してライダーにも繋がるアクションを
所謂日本の古来のチャンバラ劇に特化させた"刀剣男子"と言うかイケメンを数人取り揃えて
舞台公演に女子を熱狂させ「刀剣乱舞」から"とうらぶ" って言う用語まで生んでいるようで

さてレンタル店で、このDVDを見つけて、一応は私の好きな剣戟映画だし
見て見る気になってレンタルしてきましたが
正直これほど面白いとは思いも寄らなかった
こんだけ見世物として面白くかつイケメン男子を集めての生で見られる舞台に2,5次元女子が集まるのも無理はないと感心させられた

だってねぇお話自体も実によくできてる
まずはイケメン剣士たちはなんと歴史上著名な刀剣や短剣そして槍の化身と言うことで
それぞれが刀剣時代の銘の名前で人格化されていて
2200年の世界から、歴史を変えようとする歴史修正者の歴史変更を阻止するためにタイムリープして戦うのが基本プロットです

この映画では天正10年の6月3日に本能寺で明智光秀に殺された織田信長を
歴史修正者が信長を助けることを阻止するお話なんですが・・・
実に物語としてはちょっとした過誤で信長は生きて本能寺を後にしてしまい
なんとか歴史を元に戻そうと言うのを基本プロットにして

本能寺を後にした信長は安土城に難を逃れ
歴史修正者を通して羽柴秀吉に連絡をとり
なんと秀吉は最初は信長の死を痛むものの、天下は自分の手にと明智光秀残党殲滅の名目で
なんと秀吉は信長を殺すために安土城に攻め込むといった
奇想天外の脚色が実に上手でした

それに"刀剣男子"と時間修正者との暗闘が絡まっていると言う実によくできてる映画だし
なんとも2.5次元女子が満足するようにこの映画にアクトレスは一人も登場させてないのも潔よかったし

私みたいな剣戟ファンでもそっちのアクションと歴史を歪曲させてのプロットでも十分に楽しめる作品でもあったりして101分の尺が短く感じた

2019年製作、日本映画、マーベラス作品、東宝配給
耶雲哉治監督作品
出演:鈴木拡樹、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀
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