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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

OL腐女子 妄想絶頂計画

2020-03-05 23:17:33 | ピンク映画
3月2日のCS衛星放送の深夜枠でOA された作品
OP•PICTURES+提供で、なんと私一押しではありませんが、ピンクからエロチック作品で脇役としてその存在感を遺憾なく発揮しており「岬の兄妹」で初主演された和田光沙さんが
ピンク映画でも初主演を果たした作品です。
 
最初よくわかんなかったんですよこの映画が和田光沙さんの
いわゆるR -18で公開されたピンク映画「花と淫獣 お尻でクラクラ」で主演されて
そのR -15作品としてテアトル新宿での2019で公開された「死にたくなるよと夜泣くタニシ」が
まさかこんなタイトルでTV公開されてるとは・・・
 
夜中軽いエロチック作品でもと気軽にHD録画を見たら、なんとこんなタイトルロールで始まるし和田光沙さんが主演だし
で、ちゃん姿勢を正して見ることに・・・
 
OPフェスでも、「死にたくなるよと夜泣くタニシ」って、なんちゅうタイトルと思ってましたが
映画見るまでこれが回分タイトルだとは思ってもいなかったし
劇中このタイトルがグルグル回るんですね
で他にも“ダチがいないガチだ”とか、処女だったヒロインがタニシを愛でてる坊主頭に剃って出演されてるなかみつせいじさんが“奈落まで腕枕な”と
もう回文の台詞が飛び交うだけでなく
実はピンクでは300万という予算制限あるのにアニメと実写の融合映画だったのね
 
そうなんですヒロインは、なんでか知らないけど職場で生きてるタニシを食してというか飲んでしまうと
地獄の閻魔様に使える蟯虫が・・・この蟯虫アニメです
声は野村貴裕さんですが
なんとアニメは『源氏物語』からのBLストーリーだけでなく『堤中納言物語』から“蟲愛づる姫君”のエピソードまで
もうこんなはちゃめちゃな映画っていうくらいの怪作
 
でピンク映画がピンク映画であるところの濡れ場ですが
これがピンクって呼べるのかっていうのは辛うじて三人に脱がせてるだけでエロくもなんともないし
ある意味こんな作品で必要?って思わせてくれつのは、監督さんの意図だったのかも知れない
 
和田光沙さんではの怪演、怪作の作品でした
いわゆるプログラムピクチャー的に量産していってるピンク映画でなければこう言った快(怪)作は生まれなかったんだろうな
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP•PICTURES作品
後藤大輔脚本・監督作品
出演:和田光沙、新村あかり、相澤ゆりな、月夜野な卍、野村貴裕、櫻井祐也、かみつせいじ
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ホテル・ムンバイ

2020-03-05 19:03:33 | 洋画
この映画は2008年11月26日夜、インド最大の都市ムンバイで、同時多発的に発生した10件のテロ立てこもり事件を元にして作られたフィクションで
この映画の何年か前に同じテロ事件を描いた「パレス・ダウン」というフランス映画を見ておりまして
その時は、フランス人の観光客の少女の視点を通してテロの恐怖を描いており
90分前後の映画だったと記憶しておりますが
 
そんな記憶から再び同じテロをインド映画として
テロ組織の人物側からと、ホテルマン、ホテル客であるイスラム教のインド人とアメリカ人の新婚夫婦とそのベビーシッターそしてロシアの大富豪のお客と言った人々の視点を通して
タージマハル・ホテルでの出来事を2時間15分の長尺映画として描いています
実際に起きた事件の持ってる緊張感が画面を通してかなり強靭に伝わってきます
徒手空拳のホテル客を容赦無く射殺していく、強い信念を持ったイスラムの若者たちにも
貧困と言った問題を抱えており
そこを利用して姿を見せずに冷静かつ冷酷に指令を与えていく首謀者って
ラストこの首謀者が未だ誰かわからないってテロップが流れるんですが・・・
 
こういうテロ事件では動いても、動かなくても身の危険って均等にあるんですね
テロリストはホテル信長一部屋一部屋を尋ね警察とか、救援とか偽ってドアを開けさせ情け容赦なく射殺していく
これは実際に怖いよね、どこにも隠れられないし
惨劇の舞台でもある、タージマハル・ホテルってやっぱ駅とか劇場とかレストランでの無差別殺戮よりも
五つ星ホテルってことで観光客自体もセレブが多いし、世界に与えるインパクトも強いんですかねぇ
そういうホテルだからこそ従業員自体にもしっかりとしたプライドみたいなものも強いんですね
 
さほど殺したり殺されたりっていうアクション映画みたいなシーンは避けているものの
事実が持ってる重みというものが、見てるこっちに伝わってくる作品でした
緊張感が途切れないので最後までダレルことなく見ていられますが
 
インドの最大都市ムンバイって言っても、警察に機動力と武力はないんですね
で軍隊が到着するまでの8時間は
テロ組織のやりたい放題だったんですね
 
2018年製作、オーストラリア・アメリカ・インド合作映画
アンソニー・マラス 監督作品   
出演:デヴ・パテル、 アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ
   
   
   
   
   
 
 
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