レンタル店で、一本しか導入されてないのに、誰にも借りてもらえずにポツンって佇んでいるムッソリーニの後ろ姿が寂しそうなんでレンタルしてきた
このジャケット観た途端に数年前に観た「帰ってきたヒトラー」を追い出してはいたんですが
観てる途中でムッソリーニが街の新聞スタンドで年代を探るシーンとか
テレビディレクターが自分の映像からムッソリーニを発見してTVで売れて行くっていうプロットってどこから見ても「帰ってきたヒトラー」ですので
この作品「帰ってきたヒトラー」のイタリア映画のリメイクだったんですね
同じ同盟国の独裁者ヒトラーをムッソリーニに変更しイタリアの現状に合わせてのリメイク作品だったわけで
大筋は変わんないんですが
現代イタリアが抱えてる経済とか、移民問題とか国情に合わせて組み込んでまして
そこいらには理解できるんですが
同じ同盟国の日本人ではあるんですが、何故かヒトラーに比べると
イマイチというかイマ百くらいムッソリーニに関して何にも知らないんで
ヒトラーより感情移入ができない作品でしたが
ヒトラーも激似の方が演じていられたようですが
よく知らない日本人ですが、どうやらムッソリーニを演じてるお方も激似な役者さんのようです
イタリア人には周知の人物なんですかねぇ
私は日本人ですけども東條英機さんに関してはほとんど何にも知らないんですが(汗
ヒトラー以上におしゃべりで人心を掌握して行く様は
ヒトラー以上におしゃべりで人心を掌握して行く様は
やっぱヒトカドの人物だったってことは理解できるように作られていました
一国をそのカリスマ性がで導いていった人物掌握術は相当なものですねぇ
「帰ってきたヒトラー」もそうだったようだと思いますが
一国をそのカリスマ性がで導いていった人物掌握術は相当なものですねぇ
「帰ってきたヒトラー」もそうだったようだと思いますが
ベシャリの巧みさで現代人の心を掴んでいく展開にだんだん笑えなくなっていって行く映画
そこに作者のメッセージが込められているんですね
2018年製作、イタリア映画
ルカ・ミニエーロ脚本・監督作品
出演:マッシモ・ポポリツィオ、フランク・ マターノ、ステファニア・ロッカ、ジョエレ・ディクス、エレオノーラ・ベルカミーノ、アリエッラ・レッジョ