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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ザ・ソウルメイト

2020-03-11 19:50:06 | 韓国映画
ようやっと今日になってレンタルできました、マ・ドンソク兄貴の新作映画
シネマート新宿の企画興行〈のむコレ〉で上映された一本だったんですね
 
そう見てるうちに設定が「ゴースト/ニューヨークの幻」みたいじゃんって
思いましたが、見終わって調べてみると、たくさんの映画ブロガーさんもそう思われたようですね
ま、あちらはラブ・ストーリーでしたが、この作品にはマブリードンソク兄貴が出演されてるんでラブストーリーが男女に特化したものだけでなく
親子の愛とさらにドンソク映画には欠かせない要素としてのアクションまでもと
もう目一杯のサービス映画ですが
 
欲張っちゃいけないわけで、あれもコレもと入れたおかげで
我らがドンソク兄貴のアクションが実に薄めな人情コメディになってしまって
ドンソクのアクションを期待しちゃうと目一杯外されます
っていうか前半のドンソクはジャケットの惹句にあるような
全く正義感0のむ人物として描かれます
バスの中で老人がヤクザ風の人物に絡まれていても見て見ぬふりしてやり過ごす人ですから
後半クライマックスとのギャップだと思っていたら
劇中彼が全てに目を瞑る理由が明かされるんですね

一方ゴーストになってしまうのは休日返上で市民に尽くす熱血警官テジン
しかし、相変わらずの韓国警察ですから、彼だけが実際には空回り
その空回りが高じてドンソクと犬猿の間柄みたいになって行く前半ですが
後半では二人が人間とゴーストとしてタッグを組み警察上層部が私利私欲の犯罪に立ち向かっていくお話です
二人がタッグを組むまでの長いことったら、ありゃしない
全尺97分でよかったなぁっていうくらlドンソクは動きません

ゴーストになってしまった警察官テジンの恋人役には「アトリエの春、昼下がりの裸婦」でオールヌードで鮮烈スクリーンデビューし、その艶技力をさらに「背徳の王宮」で発揮したイ・ユヨンさん、ノンヌードでは私個人的には「マリオネット 私が殺された日」に次いで二度目かな
結構な頻度で見ている韓国女優さんです
 
犯罪組織のボスとかその子分たちが警察官で、組織の運営にヤクザを使ってるっていうのは本当に韓国映画の定番になりつつあるんですが
韓国の司法って大丈夫かな?
って日本の検察官も3.11では福島原発が危ないって、市民そちぃのけで逃げ出したなんて法務大臣の発言もあったようで五十歩百歩かなぁ
ラストのオチは見え見えなんですが、あんなちっちゃい子に大人のっておっきさ大丈夫なんやろうか
第一適合検査してないしで、かなりなご都合主義ではあるんですが
それでもポロリとさせられます。
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
チョ・ウォニ監督作品
出演:マ・ドンソク、キム・ヨングァン、イ・ユヨン、チェ・グィファ、チュ・ジンモ、チェ・ユリ、ホ・ジェホ、コ・ギュピル
コメント (2)
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