MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

スタートアップ!

2021-04-02 23:27:58 | 韓国映画
今月のいっちゃん見たい作品んと言ったらこれをあげるというか
だってねぇマ・ドンソクがフライパン持って、ピンクのシャツ着て何とオカッパですからねぇ
これは強面のマ・ドンソクではない、彼につけられたもう一つの見た目のギャップであるマブリー・ドンソクを魅せてくれる作品だって思うじゃないですか・・・
ってか、マブリー・ドンソク見るのは初めてだし
ってこれまた丁度一本だけ導入なのに誰にも借りられずに残っていたのでそそくさとセットに組み入れて来ちゃいましたが・・・
 
って、何なんだこれってジャケット詐欺でしたよ
マブリーは、完全に脇役ですか、お若いパク・ジョンミン演じるテギル。そして、 チョン・へインが演じるテギルの友人サンピルの高校中退して
社会に出て行っちゃう二人が主人公だったのね
母親から進学進学とうるさく言われるテギルは、母一人、子一人の貧乏家庭で
丁度母親の存在が疎ましく思う年頃
そしてサンピルも母親を亡くし、認知症の祖母とか暮らしていて
金が欲しい二人
 
ソウルから家出して孤児でありボクシングをかじってる赤く髪を染めたヨム・ジョアンとの出会いから、ある食堂で世話になりマブリー・ドンソクと交流していく
さらにサンピルの方はソウルで金になるからか闇金の取り立て屋になって
社会の底辺に生きる人々を見て
そんな二人の少年の成長の物語にマブリーと、最終的にはマ・ドンソクのトレードマークでもある強面のリャンメンを魅せてくれるプロットですが
 
二人の若者主体で動くこれもある意味コメディ作品ではあるんですが・・・いやにあっちゃうよね、韓国だからねぇニジュウじゃなくてマブリー・ドンソクがTV見ながら一緒にTWICEの曲で踊るの姿が実に似合っていたなぁ
強面のアクションをあえて見せないクライマックスの演出と言い
やっぱ韓国映画って映画ってなにかを十分に知った上で作ってるよね
誰もがドンソクの強さを知ってるから、彼が血塗れて出てきただけでどんだけバイオレンスを演じてたきたかを脳内で補っちゃうわけでして・・・
 
そんなこんなで笑って泣いてのあっという間の102分でした
いやおテギルの母ちゃん役の人若いよね
ってテギル演じてたパク・ジョンミンって何と31歳だったなんて・・・
ほんでもって、赤髪のボクシング姉ちゃんよりも、テギルのお母ちゃんにロックオンされた作品でもある
 
2019年製作、韓国映画(日本公開作品)
チェ・ジョンヨル脚本・監督作品
出演:マ・ドンソク、パク・ジョンミン、チョン・ヘイン、ヨム・ジョンア、チェ・ソンウン、キム・ジョンス、ユン・ギョンホ
 
コメント (2)
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サイレント・トーキョー

2021-04-02 21:48:05 | 邦画
最初に思った感想は、今の日本映画ってこれが限界なのか
なんだかバカ騒ぎしてるうちに、映画が終わったって言う感じ
現代日本で爆弾テロが起きたらって言う作品なんだけども
確かに爆破シーンで人間が吹っ飛び吹っ飛ばされた人間の肉体が爆風で霧散していくCGは見事だったし
よくこんだけ残酷シーン、ってもグロさはありませんけども
CGの見事さは褒めてあげられるけども
先にも書いたように上っ面だけで映画を作ってるって言う感じがねぇ
 
素材は秦建日子さん原作の『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』っていう作品
残念ながらっていうか、最近目に来てるんで、DVD見るのに目を使うためとスマホでニュースとか芸能とかの情報入れるだけに目を使ってるんで
そう今日は夏目三久と有吉の結婚と田中邦衛さんの死亡が入ってきてたなぁ
ここんとこ本読まないからねぇ
ちょっと前に見た「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」っていう作品も
原作は犯人の動機を小説では深く掘り下げていて素晴らしいが、映画は上っ面だけをなぞってるって言うようなレヴューも見ましたが
 
小説ではなく限られた尺の中で展開していく映画という映像の世界観に
日本の映画人はそこに根本的な何かを詰め込めないんでしょうかねぇ
この作品も「ドクターデス・・・」同様に犯人のツイストがありはするものの
どこが上部だけなぞってる感がして・・・って“原作読まないお前が言うな”って云われたら身もふたもないんですが
 
渋谷に爆弾が・・・ってこんなにみんな集まってくると言う
まるでお祭り騒ぎ、渋谷のスクランブル交差点というかハチ公前はもうなんかが有ればみんながお祭り騒ぎする場所になってるようで
ってこの映画のために三億かけて微に入り細に入り落書きの一つさえ寸分違わずに
足利市の平地にグリーンバックの塀を建てて再現してるスクランブル交差点のオープンセットが作られて
映画撮影ように貸し出されてるっていうのを何かのTV番組で見てた記憶があるんですが
そこをレンタルして撮影されたようですね
レインボーブリッジの落下シーンはどっかの違う場所であとはモノホンの映像との合成とか
 
韓国だと多分映画戦略が国家戦略になってるから現場でロケできるようですから
まぁ国が関与して映画製作を補助してるからねぇ
日本は制約の中で作るという窮屈さ
っていうか撮影日数もタイトなんだし、雨降ったら終わりみたいな感じだよね
 
しかし、謎が謎を生むわけではないし、ツっこませてもらうと広瀬アリスが犯人わかったって刑事に届けて
次のシーンで何故に中村倫也が、あの喫茶店にいることが分かったのか
未だに分からないんですけど・・・
 
中身が濃そうな反戦というような内容なのに、この上っ面だけの薄い作品って
現状日本映画を表しているんでしょうねぇ
個人的には99分という尺が丁度塩梅よかった
 
2020年製作、日本映画、 Silent Tokyo Film Partners作品、東映配給
波多野貴文監督作品
出演:佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、毎熊克哉、加弥乃、白石聖、野間口徹、財前直見、鶴見辰吾
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とんかつDJアゲ太郎

2021-04-02 18:19:50 | 邦画
これは、積極的に日本映画を見て行こうっていう企画で
新作DVDの5本セットに組み入れてきた邦画です
いつも書いてますが、私は漫画もアニメも見ない人なので
この作品の原作がギャグ漫画であるっていうことは、見終わってからネット検索してわかった事でして
原作はギャグ漫画ってことらしいものの
映画的にはコメディ色は強いもののさほどギャグ満載の作品ではないし
どこが笑えるのか全く理解できない作品でしたが・・・
 
主人公のアゲ太郎が人気DJの伊勢谷友介の紹介で、胡散臭い川瀬陽太演じるプロモーターからDJデビューする時に
渋谷丸山町の町内会の二代目若店主たちが
アゲ太郎応援でタキシードに身を包んでクラブに登場してきたとこだけ
本当に一人でモニターを見てるんですが、完全にフイテしまったとこくらいでしょうか
 
あとは小ネタ的なとこはあるなぁって
でも不発というか、こんなんなくすぐりっぽくていいんだろうかって思ってただけでしたが
漫画は週刊誌連載だったようですから、これらのキャラクター一人一人に肉付けできているんで、くすぐりにもおかしさが生きてくるんでしょうが
そんなキャラを熟知してる観客に向けて放ってるっていう前提があるからコメディとして成立しているのか知れませんが
私みたいな完全トーシロだって映画見るわけだから、それらの小ネタは不発に終わるのは当たり前でして
上っ面しかわからない作品でしたねぇ
 
っていうか、丁度これを見る2、3日前に伊藤健太郎クンのは不起訴処分っていうニュースを見たばかりでしたが
示談金なんと1000万円でのは不起訴勝ち取りだったようですね
もう被害者の方が得されたような気がするんですが
ま、1000万で罪人というか前科つかないほうがいいのは当然ですが・・・
 
丸山町の若旦那軍団も、伊藤クンとか伊勢谷友介さんとか
登場人物はみんな善人なんですね
漫画ではとんかつ製作の音を表すことは無理ですから
ある意味アニメとか実写向きのクライマックスではあるんですが
まぁ、見てて飽きはしませんが、ちょっと私的に合わないと言うような日本映画ではありませんでしたが
 
個人的にはアゲ太郎のお母さんで片岡礼子さんが出演されたのは嬉しかったけど・・・
栗原類ってまだ芸能界で生きていたんですね
 
2020年製作、日本映画、映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会作品
二宮健脚本・監督作品
出演:北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子、ブラザー・トム、伊勢谷友介、DJ KOO、フワちゃん、パパイヤ鈴木、伊藤沙莉、内田朝陽、川瀬陽太、山谷花純、斉藤陽一郎、新田真剣佑
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