東映チャンネルでの連続OA「警視庁物語」の第七弾です
前作「警視庁物語 夜の野獣」から“東映スコープ”と銘打ったシネスコサイズになったものの、再び57分の短尺の作品になっていましたね
併映は分かりませんが、相変わらずのシスタムービー
この作品が見たくて劇場に足を運ぼうっても言う人はいないのかな
それなりに面白いんですがね
早朝の工事現場で、マンホールの蓋を開くと中から女性の絞殺死体が・・・
人足さんが機械使ってマンホールのが蓋を開けるんですがねぇ
人足さんが機械使ってマンホールのが蓋を開けるんですがねぇ
最初に言っておきますが犯人はたった一人です
このマンホールのが蓋をどうやって開けて死体を放り込んだのでしょうか
ってそう言ったことは不問で映画は進んでいくんですね
調べていくうちに、きちんとした身なりのが女性であることと
胃の中の未消化物とか、着衣とかでだんだん身元がわかってくる
今作では前作で犯人のチンピラだった大村文武が三番目クレジットで刑事に昇格していたのは
東映さんで「月光仮面」のが主役に抜擢されて、売り出そうって言う魂胆だったのかなぁ
したがって潜入捜査をしたがっていた波島進が退いているのはTV出演とのバッティングでしょうかねぇ
相変わらずお色気ある犯人と繋がる女性に小宮光枝さんが
もうほとんどレギュラー出演でしょうか
そん刑事以外でのレギュラー感に溢れた小沢栄太郎、加藤嘉とかけっこう捜査に関わる重要な役で出演されてるものの
今まであったエンドマークの前に現れる刑法の条文の記載がなくなりましたねぇ
今作では花澤徳衛さんの刑事が活躍していたような
勿論放り出したい大村文武も
ですが、彼の美貌が演技を伴わなかったのか、「月光仮面」以降全く売れなかったですね
これは、最初に犯人を登場させているんですね誰とは言いませんが
やっぱり日本映画とか見てると、役者の格とかあるんで
チラッて何気ないように映っただけで、”あ、こいつ犯人や“って見えてしまうのが残念ですよねぇ
特にこう言った犯罪捜査の地道に犯人に辿り付いていくと言う作品では珍しいでしょうねぇ
したがって見てるこっちはどう犯人に辿り着くかに興味を持っていくしならぁるをないのと
犯行動機を見つけるって言う作業になるかなぁ
中古ってこの時代“チュウブル”って言っていたのか
クライマックスで犯人を追い詰め逮捕するのが渋谷の東急文化会館(現ヒカリエ)前での真昼間ロケ
都電がこの時代この明治通りで発着していたんですねぇ
明治通りを縦横に跨いでの撮影でした
クルマ止めて当時は撮影できたようですね
ちなみに渋谷パンテオンでは「カウボーイ」って作品を上映していたようですね
捜査本部に飛び込んできて、そのまま傷を癒させていた野鳥を、犯人逮捕と同時に離してやるんですね
松本克平捜査一課長、神田隆の捜査本部長って固定になってるようですね
そしてタイトルに“七人のが追跡者”ってつけていたのはTBSドラマの影響かと思ってましたが
WIKIで調べたら「七人の刑事」年だったんですね
1958年製作、日本映画、東映作品
長谷川公之原案脚本、村山新治監督作品
出演:堀雄二、松本克平 、神田隆 、山本麟一 、花沢徳衛 、大村文武 、佐原広二 、片山滉 、小宮光江 、高木二朗 、小沢栄太郎 、山本緑 、菅井きん 、加藤嘉 、浦里はるみ
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