ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で公開された一本
<未体験ゾーン>では「バースト・マシンガール」のタイトルで公開されたものが
DVDリリースでこのタイトルに改変されたようです。
っていうのも「爆裂魔神少女 バーストマシンガール」って言う日本映画のDVDとあまりにかぶりすぎているからのDVDタイトルが変わったのかな
完全にこの作品と「片腕マシンガール」とかの作品を
もう完全にジャケットからしてパクった作品ですよね
ある意味私好みな作品でしたが、カナダ製作の映画がパクってくるとはねぇ
ガールスパンクロックのバンドが、ドサ周りでのナイトクラブでライブ中に
酔客と乱闘になり男どもを散々ノシまくっての帰り道
バンを追っかけて喜多ヘッドスキンのファンだって言った男の車に煽られて
煽り返してのカーバトルの結果、バンをバーストさせられたところに
パトカーがきて、修理工場に連れて行ってくれる親切さ
これがなんと仇になって、連れて行かれた廃工場で排気ガス嗅がされて気を失ってる間に右腕切断開除手術で、骨だけ残されて
ジャケ写のような武器をつけさせられて
なんと廃工場での闘技場で死をかけたバトルをさせられるお話
カナダ映画が日本映画をパクったような作品ですが
ジャパンガーリーアクションとは違いセーラー服ではなくて
グラディエーター衣装になってるだけですかねぇ
ちょいエロなグロ描写バッチリな作品となっておりまして
バトルでの殺し合いにムリクリ参加させらると言う設定自体無理があるし
現代社会で教祖様みたいなグルを中心に毎夜バトルロワイヤルを繰り広げるための戦闘士にさせたて4人いたバンドメンバーの一人は死亡しちゃうんですね
さらにもう一人死んで、っていうかなんとか拉致された時に辛うじてつながって電話していたカレシが救出に来るんですが
これが全く機能せずに単なる死亡要員でしかなのには笑うしかありませんが
皇帝と称するおっさんがなんとかもっともらしいことをにたまうものの
クライマックスではあっけなく死んじゃうんですねぇ
全体的にさほど面白い作品ではないんですが
殺しの場面で顔面顎から頭まで右手のチェーンソーでひっぺがすシーンとかグロ描写だけが秀逸な作品とは言えるものの
オチが読めるのがなんとも・・・
2020年製作、カナダ映画
アンドリュー・トーマス・ハント監督作品
出演:ジュリアン・リッチングス、ミシェル・アーギリス、エミリー・アラタロ、キリアナ・スタントン、チェルシー・ミュアヘッド