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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

黒下着の女 欲情の赤い蜜

2021-04-16 23:21:45 | ピンク映画
goo blogさんの規約に抵触し、自主的に削除した記事を
goo blogさんの規約に則った形で復刻していく企画です
きみと歩さんがきみの歩さんだったっコロでしょうか、この作品
2015年の作品です。ってことでピンク映画がフィルムからデジタル撮影機材に移行していく過度期の作品でしょうか
 
コールガール組織の内容から、濡れ場が多くいくらデジタル機材で撮影していても
R -15に再編集は無理なような作品
主人公というかヒロインであるきみと歩さん演じるリエは記憶喪失で
自称婚約者というヒロキという男と療養兼ねて生活している
リエの日常は河原の散歩くらいなものだったが、ある日派手な女を見つけて後をつけていき
サトミという女と出会い、自分が何者であるかを知らされる
 
なんと芸能プロダクションを隠蓑としたコールガール組織のNo.1リリーがリエの本当の姿であったのだった
そんな自分探しをしていく中で、リリーが死んでることがわかるが、リリーはサトミに言わせれば自分であるわけで、
じゃあ死んだのは誰だ?
ってことに、サスペンス作品になっているようでして
なんと死んだのは自分の愛する妹だったことと、どのいもうとを殺して自分と入れ替わらせたのが、ヒロキであることも・・・
 
そんなヒロキを演じてるのがなかみつせいじさん、リリーの客に竹本泰志に牧村耕次とベテラン陣がきみと歩さんとサトミ役の桜木郁をサポートする
さらに濡れ場もないワンシーンですが柳東史も出演してて
作品全体を締めてくれている
 
記憶喪失のヒロインの自分探しと妹の敵討ちのお話でした
感想を書くドラマたったこれだけのプロットを、ピンク映画ですから絡みシーンを多くして70分の尺に希釈してるものの
濡れ場に関しては実に濃密であり濡れ場のシーンの多いこと・・・
 
切り口の違う記事はコチラ

 
2015年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
関根和美脚本・監督作品
出演:きみの歩美、桜木郁、酒井あずさ、なかみつせいじ、牧村耕次、竹本泰志、柳東史
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HYDRA ヒドラ

2021-04-16 19:02:57 | 邦画
アクションコーディネーターというか、アクション監督の園村健介氏の初監督作品を、これまたアクション指導のできる俳優三元雅芸を主演に迎え、その敵役にスタントマンの川本直弘を据えて
もうアクションに特化した映画
2019年に出来上がり、ミニシアターで公開されて口コミで全国に浸透していった作品だったようで
ようやっとこの2月だか3月にパッケージ化された作品
ということで、クライマックスの三元、川本両氏の擬闘シーンは見応え十分と言っても過言ではないんですが
 
監督自身もそこを撮りたかったっていうことで、本もご自身が書かれたようですが
ちょっと映画の根幹というかこのクライマックスへの導入になるはずのドラマ部分が薄くて
っていうか、どこか絵空事すぎて、リアル感が全くない映画っちゃみもふたもないんですが
監督さんもドラマ部分は演出というよりか
 
メインを演じてる役者さんが普通は脇というか裏方さんですからねぇ
見所はアクションだけですから、主役としての華がないから
脇で演じてる野村宏伸さんとか、全くセリフが一つもないのにその存在感を発揮なく表現していた仁科貴さん、そして殺し屋で主人公を育てた田中要次さんと、敵対する殺し屋集団のボス田口トモロヲさんたちにお任せみたいな感じというか
演技部分でみんな持ってかれていってしまっていたようね
 
ってことで野村宏伸さんなんか実に楽しそうにヒヒオヤジ演じてたし
仁科さんは真面目に役になりきってたなぁ
いわゆる死体の掃除屋さん、風呂場で嬉しそうに解体して、人間の内臓をピラニア食わして嬉しそうだったなぁ
ピラニアっていうと思い浮かぶのが、仁科さんのお父さんの軍団だったっけなぁ
 
できれば銃器なしで終始して欲しかったけど、あれはあれでよかったのかもしれないけど
続編作れそうな終わりか他でしたものねぇ
しかし、どちらの組織にしてもそのバックボーンが全くわからんちゅうのもアレやねぇ
ってことで、何回も書きますがクライマックスでのアクションありきで
あとはそこに行くまでお話がどうにか繋がっていけてりゃいい
っていうような作品だった、
これも現代日本映画界が抱えてる低予算で作れっていう、一種の病みのなせる技だよね
国家が世界戦略の一環として映画にお金を出す韓国映画と格差は広がってる根本要因はここなんだけどね
 
 
2019年製作、日本映画、HYDRA film partners作品
園村健介監督作品
出演:三元雅芸、miu、永瀬匡、青柳尊哉、仁科貴、野村宏伸、川本直弘、後藤郁、田中要次、田口トモロヲ
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