MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

女王蜂(1958)

2023-03-01 22:57:04 | 邦画
新東宝がまだ一般映画を作っていた時代
新興ヤクザと金看板ヤクザとの対立を描く、そういわゆる東映が得意として一時代を築き上げた着流し仁侠映画が映画界を席巻する1963年の5年も前に
久保菜穂子さん主演で制作していたとはねぇ
そしてさらにシリーズ化されていくんですね
 
一応この時には手探りなのかモノクロスタンダード作品でしたが、この後監督は石井輝男になりカラーワイド作品に昇格しているってことは
この作品が当たったってことだったんでしょうね
金看板のヤクザの一人娘の粋なお姉さんのお竜さんに久保菜穂子
新興ヤクザの親分に天知茂さん
お竜さんの幼馴染みのマドロスに中山昭二と言った布陣
天知の情婦に三原葉子さん(シリーズ三作目から主役に昇格)と当時の新東宝ではある意味スターを並べた作品になるのかなぁ
 
プロットはさきに書いたような脚本でヤクザ映画の教科書みたいな作品ではあるんですが
お竜さんの得物は拳銃なんですね
っていうか堅気のマドロスさんがいくら恋するお竜さんを助けるっていうことで
麻薬密輸に手を出すかなぁって言うのもありますが
見てるというとなんか受け入れてしまうのも面白い
ただいわゆるクライマックス的な活劇的な要素がこの時代ですから
ガーリーアクションになってないとこが・・・
 
なんだろうね今時どうして新東宝の映画がこうしてリリースされるのかねぇ
まぁ当時を懐かしむ人がいるってことなのか
私にとってはありがたいことなんですがねぇ
 
1958年製作、日本映画、新東宝作品
田口哲監督作品
出演:久保菜穂子、中山昭二、大谷友彦、大空眞弓、小倉繁、天知茂、三原葉子、鈴木信二、城実穂、泉田洋志、大江満彦、川部修詩、高松政雄、国創典、江畑絢子、御木本伸介
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犯罪都市 THE ROUNDUP

2023-03-01 17:21:33 | 韓国映画
ちょっと前に米盤のBlu-rayで韓国映画を4本購入していたものの一本ですね
っていうかレンタルが枯れるのを見越して
この作品マ・ドンソクさんの作品でしたが、じっと我慢の大五郎でした
 
ってことで2017年製作の「犯罪都市」の正統続編ですから
マ・ドンソクさんのキャラを生かした暴走刑事のお話っていうことになっておりますから
きちんと日本でも劇場公開されてたおります。

 
今作では、なんと韓国だけにとどまらず、ドンソク演じるマ・ソクト刑事は、犯人引き渡しでベトナムに出張しており
製作費も潤沢ってことでベトナムロケもしっかりと行ってるアクション作品
前作同様暴力刑事ですからドンソクさんは腕力一本で104分の尺を保たせておりましたねぇ
 
この米盤ちょっとマイナーなメーカーなんでしょうか?英語吹き替えとドイツ語吹き替えの二種類の音声しかないもんで
音で聞く英語だけでちょっと詳細掴めんし、せめて韓国語音声で英語字幕だよねぇ
字面で意味が掴めるんですけどねぇ
でも不思議なもんで絵面だけでストーリーは完璧に掴めるんですね
細々した台詞の綾がわからんというだけでさほど問題なし
 
まぁ刑事魂って言う言うのはどこにいてもでしょうか、ベトナムでも犯罪が見過ごせないドンソクさんと
それを抑えるチョン・イルマン警部との掛け合いがコント風なのが意味不明だったけども・・・
日本公開のこの映画のHPでは惹句には“最強VS最狂”って煽っているんですが
こう言う映画って敵が強ければ強いほど面白くなるっていうのがセオリーですが
何せ最強マ・ドンソクですからねぇ
どう見てもラスボスがドンソク以上に強くないとねぇ
って言うことで確かにそう言う意味では敵は強いものの、クライマックスのバスの中でのタイマンはあの二の腕の太さからして最初っから結果が見えてるって言うのはねぇ
 
まぁ小悪党と銭に関してのオチも良かったし
車での追いかけっこのシーンがって韓国では片側4車線に車幅道路入れて上下10車線分ほどの道路があるんですね
あれなら何度でもUターンできるはな
追跡側はできんけどな
っていうか携帯みんなガラケイやんか
 
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
マ・ドンソク製作・出演作品、イ・サンヨン監督作品
出演:ソン・ソック、チェ・グィファ、パク・チファン、ホ・ドンウォン、ハジュン、チョン・ジェゴン、パク・ジヨン、ナム・ムンチョル、チョン・インギ
 
コメント (2)
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