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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡【合宿編】

2023-03-29 20:02:28 | 邦画
2021年の坂元監督の「最強殺し屋伝説国岡[完全版]」の続編です。
今作では前作が全体に最強殺し屋国岡をインタビュー形式で密着していた作品で、かなりな低予算っで作られたもののヒットして続編が作られたっていうことですよね
そして今作の予算も増えたのとを2021年のミスマガジンとのコラボとして受賞者の和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻󠄀優衣、大島璃乃、内藤花恋の6人の女の子を殺し屋志望の研修生として
なんと殺し屋合宿をしており、その講師として国岡先生が呼ばれれるものの・・・
そんな殺し屋キャンプの持ち主に板尾創路さんが楽しそうに脇を固める。
しかし殺し屋を志望する6人の少女が実にZ世代でして国岡先生もマァてこずることしかり
そんな様子をくだんの前作カメラマンがちゃんと記録として撮ってくれるというPOVと
普通の客観的な映画カメラと塩梅よくミックスされて
教える側教わる側との養成合宿の三日間のアオハル映画でもあります。

最初は6人の女の子達もバラバラで国岡先生の言うこともあまり聞かない連中でしたがそれがクライマックスに向かってストーリーも6人の女の子がしっかりまとまって来るという定番の作品
そこは阪元裕吾監督ですからしてバトルも派手だし清濁どちらもゲストの顔はほとんどが阪元組っていうか阪元一家の綿々総出演で、本作を面白く締め括ったくれております。

6人の女の子の殺し屋養成オーディションの場面から始まり、その時点では彼女ら変なやつばっかりで、見てるこっちも誰にも事故投影できない性格で、いざ合宿に行ってからもほとんどがヤル気見せないし国岡先生にも舐めた態度取る奴とかもいて、若干見ててイラつくんだけど、そこから徐々に彼女らの立ててるキャラが最終的に収斂していきそれが国岡先生のピンチで一つになるとこが・・・

父親が殺し屋でクソ真面目ニモ育てられたミリタリーみたいな女な子にちょっと私自身持ってかれていたしな・・・
 
今作は合宿って言うアオハル映画ですから主役はミスマガジンの6人
ってことで国岡さんの見せ場はクライマックスでの擬闘のみ
それもいっちゃんいいとこも6人のお姉ちゃん達に持ってかれていると言うことで
この6人でのスピンオフ作品も作られそうな予感もしないでもありますが・・・
阪元監督の女の子殺し屋さん映画には「ベイビーわるきゅーれ」もありまして、二作目も公開されておりますから同工異曲的な作品は無理かなぁ
 
タイトルの出し方がじつに良かった
 
この作品は5月25日にライツキューブからDVDリリースが予定されてたおりますが
私はチャンネルNECOでこの作品を一足お先に拾いました。
 
2022年製作、日本映画、「グリーンバレット」製作委員会作品
阪元裕吾脚本・監督作品
出演:和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻󠄀優衣、大島璃乃、内藤花恋、伊能昌幸、松本卓也、大坂健太、碕理人、中村龍介、板尾創路、沢口愛華
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ライズ・オブ・ザ・フットソルジャー オリジンズ

2023-03-29 05:05:44 | 洋画未公開
1970年代後半のロンドン、イングランド2部リーグのウエストハムのインターシティ・ファームと呼ばれた最凶のフーリガン集団の中で、最も恐れられていたリーダーのカールトン・リーチ。そんなカールトンの噂はナイトクラブまで広まり、用心棒としての仕事の依頼が舞い込む。持ち前の腕っぷしで力を存分に発揮し、ドラッグや麻薬取引など、どんな依頼も請け負うようになる、そして裏社会の大物トニーと出会い、次第に裏社会の深みにはまっていく姿を描いて本国イギリスで大ヒットした「ライズ・オブ・ザ・フットソルジャーシリーズ」
 
その第五弾の作品がなんと我らがライツキューブから単体で「ライズ・オブ・ザ・フットソルジャー オリジン」として
トニー・タッカーが裏社会だのし上がってきた様相を描いた作品がリリースされた
したがってジャケットのいわゆる真ん中でショットガンを持ってるのがカールトン・リッチー
本作では助演としてフリーガン時代からのの仕上がりをも描かれているいるものの
ジャケット右のおっさんであるトニー・タッカーが今作の主人公です
 
そんなトニーがフォークランド紛争から帰還してナイトクラブのオーナーで土地の有力者の孫の命を救ったことから、そのナイトクラブのいわゆる用心棒っていうかドアマンから
エセックスの裏社会で顔が知られるようになり、悪名高い殺し屋パット・テイトや地元のドラッグディーラー、クレイグ・ロルフと出会い、
用心棒と麻薬取引で名を上げ、ギャングのバーナード・オマホニーと組んでからは、麻薬と暴力の連鎖で名を挙げていく様を銃を使わずに拳一つでのし上がる様をこの映画は淡々と描いていくんですね
その成り上がっていく様は暴力的であり、映画のウリであってじつに小気味いい様相ではあるんですが
実際の人物であるがためにヒーローとはならずに
1995年のレッテンドンで起きたレンジローバー殺人事件に繋がっていくとこで映画は終わる・・・
 
劇中ではカールトン・リッチーの裏社会での成り上がりを並行して描いており
最終的にカールトンとトニーが手を結ぶ握手のシーンで終わらせていまして
この作品いちおう単体で見てもストーリー的には問題ありませんが
カールトン・リッチーの物語のいわば原点であるもう一人の主人公”トニー・タッカー・ストーリー“になってる関係でタイトルに“オリジンズ”がついていたようですね
 
イギリス人だとこの後のカールトンとトニーの裏社会での人生はわかるんでしょうが
何せ東洋の東の果ての私には彼らのこの後が知りたくなるんですがねぇ
まぁ仕方ないか
 
2021年製作、イギリス映画
ニック・ネバーン共同脚本・監督作品
出演:テリー・ストーン、ローランド・マヌーキアン、ジョージ・ルッソ、クレイグ・フェアブラス、キース・アレン、ヴィニー・ジョーンズ
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